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フライブルクで2-0

FCB、フライブルク戦でも勢い止まらず

FCバイエルンのブンデスリーガでの快進撃は続く! ユップ・ハインケス監督率いるバイエルンは、28日(水)夜に行なわれたブンデスリーガ第14節、リーグ6位のフライブルクとのアウェイ戦を2-0(前半1-0)で制し、今季12勝目を飾った。バイエルンを追うドルトムント、シャルケ、フランクフルトの3者が揃って27日(火)の試合で勝ち点を取りこぼしたために、FCバイエルンは3試合を残し《ヘルプスト・マイスター》(リーグ前期を1位で折り返すチームに与えられる「秋の王者」を意味する称号)を決めた。第14節を終え新たに2位に浮上したバイエル・レヴァークーゼンとの勝ち点差は10にも上る。

バイエルン優勢で進められたこの一戦、FCBは相手のハンドにより獲得したPKをトーマス・ミュラー(前半12分)が決め先制。その数分後にはフライブルクセンターバックのファル・デイアニェーがシェルダン・シャキリを倒し、フローリアン・マイヤー主審は迷わずレッドカードの判定。バイエルンは数的優位を活かし、後半34分には途中出場のアナトリー・ティモシュチュクが自身今季初となるゴールでリードを2-0に広げ、危なげない勝利を収めた。

スターティングメンバー:
ユップ・ハインケス監督は、主力を大きく入れ替えた初めてのメンバー構成でこの試合に臨んだ。バスティアン・シュヴァインシュタイガーをメンバーから外した理由についてハインケスはこう語った。
「バスティアンはここ数週間全ての試合に出場し、ものすごい運動量をこなしてきた。たまには休養も必要だ」
ハヴィエル・マルティネスの隣でシュヴァインシュタイガーに代わってボランチを務めたのはトニー・クロース。普段クロースがプレーしていたトップ下のポジションではシャキリが先発した。

さらにハインケスはちょっとしたサプライズを用意していた。マリオ・ゴメスの今季初スタメンだ。長い負傷期間を乗り越えたドイツ代表のゴメスは、チャンピオンズリーグ(1アシスト)とブンデスリーガ(1ゴール)で猛アピール。ブンデスリーガ得点ランキング首位を走るマリオ・マンジュキッチとクラウディオ・ピサーロを抑えてスターティングイレブンに名を連ねた。ピサーロは、ゴメスに代わって後半13分より途中出場を果たした。

試合経過:
フライブルクは雨、低い気温の中キックオフを迎えたこの試合は静かな立ち上がりを見せ、両チーム共に相手の出方をうかがうばかりで、24,000人の観客がゴールシーンを目の当たりにすることはなかった。ところがいきなり試合は動く。フライブルクのオリヴァー・ゾルクがペナルティーエリア内でマイヤー主審にハンドを取られ、バイエルンがPKを獲得。これをミュラー(前半12分)が決め先制。ミュラーはブンデスリーガ自身初のPKで今季通算ゴール数を8に伸ばした。

しかしフライブルクの悪夢はまだ終わってはいなかった 。前半18分には最後尾のディアニェーがシャキリを倒し、マイヤー主審に一発レッドの判定を下される。数的優位に立ったバイエルンは試合を完璧に支配し、フライブルクは前半一度もマヌエル・ノイアーが守るゴールを脅かすには至らず。一方のミュンヘンは、ゴメス(前半42分)、ダンテ(前半45分)とそれぞれリードを広げるチャンスを掴んだが、後者はクロスバーに阻まれるなど、得点機を活かせずに終わる。

後半に入るとバイエルンはさらに一方的に試合を進めるも、幾度となく訪れたチャンスを活かしきれず、長時間にわたりスリル満点の勝負が繰り広げられた。 後半18分、フライブルクのマックス・クルーゼにあと一歩で同点に追いつかれたシーンでは、バイエルンサポーターの心臓が止まりかけたに違いない。

だがそんなハラハラドキドキもティモシュチュクの一発で完璧に吹き飛ばされた。ラームからパスを受けたウクライナ代表のティモシュチュクは、まるでストライカーのような冷静さで見事に追加点を奪い、《ブライスガウアー》(地域に因んだフライブルクの愛称)にとどめを刺した。残りの時間、FCBはボールと相手を走らせ3日後に控えるボルシア・ドルトムントとの頂上決戦に向け、体力を温存させた。