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ハンブルクで3-0

FCB、ブンデスリーガ首位の座を固める

3日(土)夜、FCバイエルンはアウェー5戦目となった対ハンブルガーSV戦を制し、今季敵地ではいまだ負けなしだ。ユップ・ハインケス監督率いるFCBはハンブルガーSV相手に3-0(前半1-0)で勝つべくして勝ち、後続チームを再び引き離すことに成功した。ブンデスリーガ第10節を終え、FCバイエルンは2位のシャルケ、3位のフランクフルトに勝ち点7差をつけ、ブンデスリーガ首位の座を固めた。

前半39分、シュヴァインシュタイガーがダイビングヘッドでおよそ6年ぶりとなったハンブルグでの勝利への布石を打つと、迎えた後半3分にはトーマス・ミュラー、8分にはトニー・クロースとドイツ代表組が見応えのある技有りゴールで、後半立ち上がり早々試合を決定付けた。

スターティングメンバー:
カイザースラウテルン相手のDFBポカール戦に対し、ハインケスはチームを9つのポジションで入れ替えてきた。10月31日(水)のポカール戦に続き先発出場したのはダヴィド・アラバと今季これまで全試合フル出場を果たしているジェローム・ボアテングの2名のみ。

もっともブンデスリーガの前節、対レヴァークーゼン戦のスターティングメンバーを基準にしたら、変更はわずかに1名のみ。負傷中のホルガー・バドシュトゥーバーに代わり、ケガから復帰したフランク・リベリーがスタメンに名を連ねた。フランス代表リベリーは左サイドアタッカーを務め、アラバが今シーズン初めて左サイドバックとしてプレー。週半ばのポカール戦で2ゴールを決めていたアリエン・ロッベンは、風邪気味のため控えに回り、ハインケスはスペイン代表ハヴィエル・マルティネス、アナトリー・ティモシュチュク、ラフィーニャの3名を途中起用した。

ハンブルガーSVのトルステン・フィンク監督は、普段ワントップを務めるアルチョムス・ルドネフスに代わってミッドフィールダーのトーマス・リンコンを起用する守備的な布陣を組んだ。しかし後半には作戦変更、これまでチーム2位の得点力を誇っているルドネフスを投入。ファン・デル・ファールトを中心に攻撃を組み立てる策に出た。

試合経過:
ハンブルクはチーム力で上回るFCB相手にしつこくへばりつき、気持ちの入ったプレーで対抗した。そのためレコルトマイスターは、なかなかハンブルクの守備をこじ開けることができずにいた。しかし25分が経過した頃からバイエルンの攻撃は鋭さを増し、マリオ・マンジュキッチ(前半25分)とリベリー(前半26分)に立て続けに好機が訪れる。

ハンブルクはカウンター攻撃にかけ、前半12分にはファン・デル・ファールトがビッグチャンスを作ったが、それ以外ではFCBの安定したディフェンスを崩す術を見出せない。緊迫した状況を打開したのはシュヴァインシュタイガーだった。シュヴァインシュタイガーは、前半終了間際にクロースのすばらしいアシストから自身今季通算4ゴール目となる先制点(前半39分)を奪い、バイエルンが1点リードでハーフタイムを迎えた。

後半開始早々、バイエルンはまるでトランス状態に陥ったかのような猛攻を仕掛ける。マンジュキッチ(後半2分)は追加点のチャンスを活かしきれなかったが、その直後にミュラー(後半3分)がネットを揺らし2-0。自身通算8ゴール目となったミュラーのゴールは、エンドラインぎりぎりの所からの見事な技有りゴールだった。攻め続けるバイエルンは4分後、今度はクロースが今季4ゴール目を決めハンブルクを3-0で突き放した。

バイエルンは、その後完全にショック状態に陥ったハンブルクを好き勝手に支配し、さらに点差を広げようと攻撃を続けた。守備面でもバイエルンは相手に付け入る隙すら与えず、守護神ノイアーの見せ場はゼロ。試合は結局3-0のまま幕を閉じ、バイエルンが3点を加算し勝ち点を27に伸ばした。