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ヴァレンシア戦は1-1

FCB、CL決勝トーナメント進出

FCバイエルンはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出を果たした。ドイツのレコルトマイスターは、勝ち点で並ぶヴァレンシアCFとのアウェイ戦を1-1(前半0-0)の引き分けで終え、同グループFのもう一試合でLOSCリールがバテ・ボリソフを2-0で下したため、1試合を残してグループステージ突破を決めた。さらにユップ・ハインケス率いるFCBは、直接対決では1勝1分けとヴァレンシアを上回るため、12月5日に行なわれるボリソフとのグループステージ最終戦を制することができれば、グループFの1位通過が確定する。

カンプ・デ・メスタージャ(ヴァレンシアのホームスタジアム)で行なわれたこの試合では、アントニオ・バラガンが一発レッド(前半33分)で退場し10人でのプレーを余儀なくされていたヴァレンシアが、前半を0-0のまま折り返して迎えた後半32分にソフィアン・フェグリのゴールで先制した。しかしそのわずか数分後、バイエルンはトーマス・ミュラーが試合の流れからも妥当といえる同点弾(後半37分)を奪い、決勝トーナメント進出を果たした。


スターティングメンバー:
ハインケスは、ここ数試合でもそうだったように、今回のヴァレンシア戦でもスターティングメンバーを入れ替えてきた。1-1の引き分けに終わったニュルンベルク戦に対して5名の選手を入れ替えたハインケスは、 ラフィーニャ、シェルダン・シャキリ、アナトリー・ティモシュチュクを下げて予想通りキャプテンのフィリップ・ラーム、フランク・リベリー、ハヴィエル・マルティネスをスタメン復帰させた。

またグループステージ前節のLOSCリール戦でハットトリックを決めていたクラウディオ・ピサーロをマリオ・マンジュキッチに代え、ダンテとタッグを組む2人目のセンターバックとしてはダニエル・ファン・ボイテンに代えてホルガー・バドシュトゥーバーをスタメン起用するサプライズまで用意されていた。

試合経過:
序盤は両チーム共にボリソフで行なわれたグループFのもう一試合の結果に影響されることなく攻撃的なサッカーを展開したが、決定的なチャンスを作るには至らず。15分が経過したあたりから、FCBはポゼッションで相手を上回り始めたが、ホームのヴァレンシアもこれに鋭い攻撃で応戦した。

両者の攻撃はリスクを最小限に抑えてのものだった上に、前線でのラストパスに精度を欠いていたため、コーナーキックからダンテが見せたヘディング(前半18分)とフェグリのシュート(前半32分)を除きビッグチャンスは生まれなかった。バラガンがレッドカード(前半33分)による一発退場で数的優位に立ったFCバイエルンは、その後さらに圧を増していったが、それでもピサーロのミドルシュート(前半39分)一本に留まった。

一方ヴァレンシアは、数的不利にもかかわらず、ソルダード、バネガ、フェグリの攻撃的トリオがその高い技術を存分に発揮し、ときにはバイエルンゴールを脅かすシーンすら見られたが、ゴールネットを揺らすには至らず、0-0のまま前半を終えた。