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ボアテングにレッドカード

バイエルン、4-1で首位通過を決める

任務完遂! FCバイエルンは、FCバテ・ボリソフ戦を4-1で勝つべくして勝ち、チャンピオンズリーグ・グループステージ首位通過の目標を見事に達成した。グループFではFCBとヴァレンシアCFがそれぞれ勝ち点13で並んだが、両チームの直接対決で勝っていたバイエルンがグループ制覇を決めた。試合前から3位の座が確定していたボリソフ(勝ち点6)は、冬休み明けからヨーロッパリーグで続けて戦うことになるのに対して、グループ最下位のリール(勝ち点3)は、早々と欧州サッカーの国際大会から姿を消した。ドイツのレコルトマイスターの決勝トーナメント一回戦の対戦相手は、12月20日の抽選会で決まる。

チケット完売となった68,000人収容のアリアンツ・アレーナで、FCバイエルンに先制点をもたらしたのはマリオ・ゴメスだった。しかしチャンピオンズリーグでの自身通算25ゴール目を決めたゴメスの先制点(前半22分)を除けば、試合はほとんど見所のないままハーフタイムを迎えた。続く後半は、前半と打って違ってイベント盛りだくさんの展開を見せる。両チーム共に退場者を出し(後半6分ボアテング(一発レッド)、後半24分ポリアコフ(2枚目のイエロー))、バイエルンはトーマス・ミュラー(後半9分)、シェルダン・シャキリ(後半21分)、ダヴィド・アラバ(後半38分)のCL初ゴールで3点を追加、終了間際にはボリソフもイェゴル・フィリペンコ(後半44分)のゴールで1点返し、試合は4-1で幕を閉じた。

スターティングメンバー:
試合前から決勝トーナメント進出が確定していたFCBのユップ・ハインケス総監督は、メンバーを大きく入れ替えて、FCBの代表組にとってはここ6週間で13試合目となるボリソフ戦に臨んだ。4日前のドルトムント戦と比べると、バイエルンのスターティングメンバーには7名の選手が新たに名を連ねた。連続先発出場を果たしたのは、マヌエル・ノイアー、トニー・クロース、トーマス・ミュラーに加え、初めてチャンピオンズリーグでFCバイエルンのキャプテンを任されたバスティアン・シュヴァインシュタイガーの4名。これらのメンバーに新たにラフィーニャ、ダニエル・ファン・ボイテン、ジェローム・ボアテング、ディエゴ・コンテント、アナトリー・ティモシュチュク、シェルダン・シャキリ、ゴメスの7名が加わった。

試合経過:
ボリソフは、この試合も主にペナルティーエリア周辺を固め、初戦同様カウンター狙い一本でバイエルン戦に挑んできた。そのためバイエルンは、シャキリ、クロース、ゴメスを中心にボールを巧みに繋ぐも、なかなかゴールチャンスをつかめずにいた。しかしそんなバイエルンのセカンドチャンスからゴメスが先制点(前半22分)を奪うことに成功する。

試合の流れは得点後も変わらず、バイエルンはその後、クロースの振り向きざまのシュート一本を除き、チャンスらしいチャンスを作れずにいた。一方のボリソフは、FCBのペナルティーエリア内でボールに触れたのはわずかに一度、自陣を抜け出すことすらままならず、枠内シュートもコンツェヴォイ(前半11分)のミドル一本にとどまった。バイエルンは結局1-0でハーフタイムを迎えたが、ボール支配率70%、シュート数8対2、対人プレーでの勝率52%という前半戦のデータが物語るように、点差はさらに開いてもおかしくない内容だった。

後半開始早々、バイエルンにとってはいきなりショッキングな出来事が起こる。ボアテングの一発退場だ! しかしバイエルンはリズムを崩すどころか、フリーキックから最後はミュラーが押し込み(後半9分)、リードを2-0に広げてみせた。数的優位にたったバテは、一時的に攻撃の手を強めたものの、バイエルンはこれをも跳ね返す。シャキリのゴールで3-0。その直後に今度はポリアコフが2枚目のイエローカードで退場(後半24分)、試合は再び同数での戦いとなった。

終盤バイエルンは、リベリーの途中出場でさらに勢いづき、ボリソフは防戦一方となる。するとそのリベリーのコーナーキックからアラバ(後半38分)がゴールネットを揺らし4-0に。その後はバイエルンがギアーを2段階ほど落としたこともあり、ボリソフのフィリペンコ(後半44分)が1点返すことに成功したが、試合は4-1で幕を閉じた。