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マンジュキッチ、フュルト戦で2得点

2-0! FCB、後季開幕戦を制す

FCバイエルンは、後季開幕戦となった対SpVggグロイター・フュルト戦に2-0(前半1-0)で勝つべくして勝ち、見事なスタートダッシュを決めた。今季14勝目を挙げたヘルプスト・マイスター(「秋の王者」を意味する、前季を首位で折り返したチームに与えられる称号)は、フランクフルトを3-1で下した2位のバイエル04レーヴァークーゼンとの勝ち点差9を維持することに成功した。

氷点下の中冷凍庫と化したミュンヘンのアリアンツ・アレーナでマリオ・マンジュキッチは、今季初となる《ドッペルパック》(1試合に2得点を決めること)を決め(前半26分、後半16分)観客の心を温めた。バイエルンは、この日良い所無しに終わったリーグ最下位のフュルトを好き勝手支配してみせたものの、そのプレーが輝きを放つことは最後までなかった。

スターティングメンバー:
ユップ・ハインケス監督は、今年初の公式戦ではサプライズなし、予想通りプレシーズンマッチの4試合中3試合と全く同じイレブンを芝上に送り出した。すなわちワントップには マリオ・マンジュキッチ、センターバックにはダニエル・ファン・ボイテンを起用。ブンデスリーガの冬休み前の最後の試合のスタメンと比べても、入れ替わったのはダニエル・ファン・ボイテン(ジェローム・ボアテングに代わり出場)ただ一人となった。

フュルトの布陣は4-5-1、元バイエルンのシュテファン・フュルストナーも先発出場、もう一人の元バイエルン、ゴールキーパーのマックス・グリューンはベンチスタートとなった。この試合出場停止を受けていたキャプテンのメルギム・マヴライに代わり、センターバックを任されたのはラッセ・ゾービヒだった。

試合経過:
1位対最下位 ― その力の差は試合展開にもそのまま反映され、後季開幕戦はまるでFCバイエルンの独り相撲となった。しかしヘルプスト・マイスターは、全員でゴール前を固めたフュルト相手になかなか突破口を見出せない。ファーストチャンスが生まれたのは相手のミスからで(前半11分)、その後のチャンスもセットプレーからによるものだった(前半12分、24分)。

前半26分、バイエルンをプレッシャーから解放したのはマンジュキッチだった。マルティネス、ミュラーと早いコンビネーションプレーから最後はマンジュキッチが決め、バイエルンに先制点をもたらした。失点後混乱していたフュルトディフェンスを相手に、FCBは立て続けにリードを広げるチャンス(前半35分)を掴んだが活かしきれず、全てに関して相手を上回った(ボール支配率78%、シュート数16対1、コーナーキック数9対0)バイエルンの1-0でのリードで試合はハーフタイムを迎えた。

後半に入っても力関係が入れ替わることはなく、アウェイのフュルトは唯一のチャンスらしいチャンス(後半9分)を除けば、自陣から出ることすらままならなかった。後半16分、再びマンジュキッチがこの日2ゴール目を決め、試合を実質的に決定づけた。

ハインケスは、アリエン・ロッベンとシェルダン・シャキリ(後半25分)を投入し、チームを今一度勢いづけようと試みたが、その後大きなチャンスが生まれることはなく、終盤にマリオ・ゴメスが途中出場 (後半40分)したものの、試合は2-0のまま幕を閉じた。

ハイライト:
前半9分:リベリーがゴール手前17メートルからカーブシュートを放ったが、枠の外。
前半11分:相手陣内でボールを奪ったラームからスルーパスを受けたリベリーが角度の無いところから狙っていったが、ディフェンダーに当たったボールはサイドネットへ。
前半12分:続くコーナーキックからのマルティネスのヘディングは、飛びし出したヘーズルの横をすり抜けるも、惜しくも枠の外。
前半21分:ダンテにチャンス到来! フリーキックのこぼれ球をペナルティーエリア内で拾ったダンテが狙っていったがブロックされる。
前半24分:ヘーゼルがマンジュキッチのチャンスを潰す! コーナーキックからファーポストでフリーになったクロアチア人のマンジュキッチが至近距離からシュートを放ったが、ヘーズルのスーパーセーブに阻まれる!
前半26分:1-0! すばらしいコンビネーションから最後はマンジュキッチ! マルティネスからペナルティーエリアの右側でパスを受けたミュラーが中央で待ち受けるマンジュキッチにラストパス。ボールはシュートに反応したヘーズルの腕をすり抜け1-0。
前半35分:リードを広げる絶好のチャンスが訪れた! リベリーのエンドラインからのマイナスのボールをミュラーが狙っていったが、クロスバーのわずかに上。
前半35分:再び2-0とするビッグチャンス! 今度は右サイドのミュラーからボールを受けたマンジュキッチがゴール手前5メートルから狙っていったが、シュートはゴールの枠から逸れる。
前半40分:アラバのフリーキックが相手に当たりループ気味になったが、ヘーズルがっちりキャッチ。

後半8分:リベリーが左サイドを一気に駆け上がり、 グランダーのクロスを上げた。これにゴール手前5メートルでシュヴァインシュタイガーが滑り込んだが後一歩間に合わず。
後半9分:フュルトが初めてのチャンスらしいチャンスを掴み、後一歩で同点というシーン。左サイドのシュティーバーがフリーでゴールエリアにパスを送ったが、ダンテが決死のスライディングで阻止!
後半16分:シュヴァインシュタイガーがペナルティーエリアのすぐ外、左側からニアポスト目掛けてすばらしいフリーキックを放ったが、ヘーズルが指先でボールをクロスバーの上へと弾いた!
後半16分:2-0! 続くクロースのコーナーキックにマンジュキッチがヘディングを叩き付け、ファーポストぎりぎりのところでゴールネットを揺らした。
後半32分:マヌエル・ノイアーの初セーブ! アゼミの角度のないところからの低いシュートをノイアーがっちりキャッチ。
後半44分:ロッベンがゴール手前18メートルからループシュートを狙うもヘーズルに読まれて失敗。

FCバイエルン – SpVggグロイター・フュルト2-0(前半1-0)

FCバイエルン:
 ノイアー – ラーム、ファン・ボイテン、ダンテ、アラバ – マルティネス、シュヴァインシュタイガー – ミュラー(後半25分ロッベン)、クロース(後半25分シャキリ)、リベリー – マンジュキッチ(後半40分ゴメス)
控えメンバー: シュタルケ、ボアテング、ラフィーニャ、ティモシュチュク

SpVggグロイター・フュルト: ヘーズル – ツィンマーマン、クライネ、ゾービヒ、ラーマン – ペツォス、ペコヴィッチ、フュルストナー – サラレル(後半42分クラウス)、シュティーバー(後半45分パク)– ネーテ(後半12分アゼミ)

主審: マルクス・シュミット(シュトゥットガルト)
観客数: 71,000人(完売)
ゴール: 1-0マンジュキッチ(前半26分)、2-0マンジュキッチ(後半16分)
イエローカード: マルティネス / ラーマン