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見応えのある試合

FCB、アーヘンでのチャリティーマッチを5-2で制す

ありがとうFCバイエルン! 現在財務危機に陥っている伝統クラブ、アレマニア・アーヘンに支援を求められたドイツのレコルトマイスターは、救いの手を差し伸べた。FCバイエルンは、本日日曜、ドイツ3部リーグに所属するアーヘンのホームスタジアムに乗り込みチャリティーマッチを行なった。ユップ・ハインケス率いるFCBは、アーヘンのティミー・ティーレ(前半14分)とカイ・シュヴェルトフェーガー(後半11分)に2点を許したが、マリオ・ゴメス(前半28分、後半34分)、ジェローム・ボアテング(前半41分)、アリエン・ロッベン(後半29分、32分)とゴールを重ね、90分間を通して見応えのあった試合を最後には5-2(前半2-1)と順当に勝利した。

2-0で制したグロイター・フュルトとの後季開幕戦の翌日ということもあり、ハインケスはフュルト戦での出場時間が少なかった者から順にチームを構成、フィリップ・ラーム、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、トーマス・ミュラー、フランク・リベリー、ハヴィ・マルティネス、マリオ・マンジュキッチの6名は、ミュンヘンに残にリカバリートレーニングに専念するよう命じられた。また、風邪気味のクラウディオ・ピサーロと出場停止処分を受けているルイス・グスタヴォも、アーヘン戦は欠場した。

そういうわけでマヌエル・ノイアーに代わってゴールを守ったのはトム・シュタルケ。フォーバックは右からラフィーニャ、ボアテング、ダンテ、ディエゴ・コンテントで構成され、中盤は守備的な2枚にアナトリー・ティモシュチュクとエムレ・カンを配置し、さらにアリエン・ロッベン、ピエール=エミール・ボイビェルク、シェルダン・シャキリの攻撃的な3枚を起用、ゴメスがワントップを努めた。

氷点下の中キックオフを迎えたこの試合は、序盤から双方にチャンスが訪れる見応えのある展開を見せた。31,600人の観客が集まったアーヘンの《ティヴォリ》(アーヘンのホームスタジアム)でホームチームにファーストチャンスをもたらしたのは日本人の村上範和だったが、右足を振り抜いたシュートはシュタルケがセービング、ポストに弾かれゴールラインを割った。その後主導権を握ったのはバイエルンだったが、前半14分、堅守速攻にかける3部リーグ18位のアーヘンのカウンターの餌食となる。万人の予想を覆し、アーヘンは素早いカウンター攻撃から抜け出したティーレがシュタルケの頭上を越える奇麗なループシュートで先制点を奪って見せた。

ゴメスとボアテングのゴールで逆転

ティーレはその後も立て続けに追加点を奪うチャンスを掴んだが(前半15分、20分)、リードを広げることはできず。一方のバイエルンはロッベン(前半17分)とゴメス(前半27分)が好機を作るも精度を欠き、同点のチャンスを逃してしまう。しかし前半28分、そのゴメスに再びチャンスが訪れると、今度はペナルティーエリアのすぐ外から地を這うシュートでゴールネットを揺らし、試合を1-1の振り出しに戻した。

だがアーヘンは、勢いを失うどころか怖いもの知らずの積極的なプレーで次々とチャンスを作っていく。ライパーツ(前半29分)はFCBゴールキーパーのシュタルケに阻まれ、ケフキルのチャンス(前半31分)はラフィーニャがライン上でなんとかクリアー。アーヘンサイドではキーパー、フレッケンがロッベンのシュート(前半35分)を一度は止めたものの、ボアテングの至近距離からのヘディングシュート(前半41分)の前にはなす術無し。バイエルンが2-1と逆転してハーフタイムを迎えた。

ロッベン、やる気満々

アーヘンがメンバーを大幅に入れ替えたこともあり、後半戦は幾らかペースダウンした展開となった。しかしダンテに代わり途中出場したダニエル・ファン・ボイテンのヘディングシュート(後半7分)が惜しくも外れると、すかさず攻め上がるアーヘンのシュヴェルトフェーガー(後半7分)が右サイドからシュートをバイエルンゴールに突き刺し2-2の同点に追いついた。

だがその後のFCBは、後半半ばにトニー・クロースとダヴィド・アラバを投入、アーヘンをほとんどボールに触れさせず、やる気満々のロッベンを中心に相手を支配し続けた。そのロッベンも最初のチャンス2本は活かしきれなかったが、その後立て続けにゴールを奪い(後半29分、32分)、一人で試合を決定づけた。さらに2分後(後半34分)、今度はゴメスが自身2ゴール目を決め、チャリティーマッチはバイエルンの5-2の勝利で幕を閉じた。

アレマニア・アーヘン – FCバイエルン 2-5(前半1-2)

FCバイエルン:
 シュタルケ – ラフィーニャ、ボアテング、ダンテ(後半1分ファン・ボイテン)、コンテント – ティモシュチュク、カン(後半23分クロース)– ロッベン、ホイビェルク(後半23分アラバ)、シャキリ(後半41分イェリシッチ)– ゴメス
控えメンバー: ノイアー

主審: ザッシャ・シュテーゲマン(ニーダーカッセル)
観客数: 31,600人(完売)
ゴール: 1-0ティーレ(前半14分)、1-1ゴメス(前半28分)、1-2ボアテング(前半41分)、2-2シュヴェルトフェーガー(後半11分)、2-3ロッベン(後半29分)、2-4ロッベン(後半32分)、2-5ゴメス(後半34分)