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ハンブルク戦は9-2!

FCB、ゴールラッシュで大勝利

30日(土)夜、FCバイエルンはアリアンツ・アレーナではじめて9ゴールを奪う快挙を成し遂げた。ユップ・ハインケス監督率いるFCBは、ハンブルガーSVを9-2(前半5-0)で粉砕、アリアンツ・アレーナに集まった71,000人の観客を魅了した。FCBは、ブンデスリーガ史上4番目となる大量得点勝利で後季開幕10連勝を達成し、クラブ史上23回目となるドイツマイスターに向けて更なる一歩を踏み出した。

2位のボルシア・ドルトムントが本日午後行なわれた対VfBシュトゥットガルト戦を制していたため、優勝こそ次節に持ち越されたものの、これでバイエルンの優勝が決まるまでの勝ち点のマジックナンバーは、残り7試合で5点となった。FCBは、シェルダン・シャキリの先制点(前半5分)で勢いに乗ると、バスティアン・シュヴァインシュタイガー(前半19分)、クラウディオ・ピサーロ(前半30分、45分)、アリエン・ロッベン(前半33分)と前半だけで5点のリードを奪った。後半は、ピサーロがさらに2点を追加し(後半8分、23分)、一人で4ゴールを決める大活躍を見せると、ロッベン(後半9分)も自身2ゴール目を決め、得点差を広げた。ハンブルクは、ジェフリー・ブルマ(後半30分)のゴールで1点返すも、途中出場のフランク・リベリー(後半31分)に直ぐさまゴールを奪い返されてしまう。試合終了間際にハンブルクのハイコー・ヴェスターマンが再び1点奪ったものの、最後はバイエルンが9-2と大勝利を飾った。

スターティングメンバー:
ハインケスは、クロアチア代表で2試合連続フル出場を果たしたマリオ・マンジュキッチに休養を与え、代わりにピサーロをスタメン起用。ピサーロにとっては、これがブンデスリーガ今季3度目の先発出場となった。さらにハインケスはハンブルク戦で、フランク・リベリーとトーマス・ミュラーを休ませるためにシャキリとロッベンを始めから起用、左サイドバックのポジションには急遽ルイス・グスタヴォを先発出場させた。ブラジル人のグスタヴォは、今季初めて左サイドバックを務めることになった。

最終練習で軽い打撲をしたダヴィド・アラバの出場を大事をとり見送ったことと合わせ、普段左サイドバックの控えを務めているディエゴ・コンテントが妻の出産に立ち会うことになった関係で、ハインケスは仕方なくグスタヴォを抜擢したというわけだ。ダニエル・ファン・ボイテンに代えてジェローム・ボアテングを加えた今回のハンブルク戦でのFCBの布陣は、前節のレーヴァークーゼン戦から3つのポジションで変更されたことになる。

試合経過:
ハンブルグは、立ち上がり20分間は決して悪くはなかった。ドイツ北部の港町からやってきたチームは、バイエルンを自陣のゴールから遠ざけ、ボール支配率でも互角に渡り合っていた。だが今宵のバイエルンは、何よりも恐ろしいほどの決定力を発揮した。ミュンヘンは、スイス人のシャキリ(前半5分)がファーストチャンスをいきなり叩き込み、今季ブンデスリーガ自身通算2ゴール目となる得点で先制。

その後数分間は特筆すべきチャンスは訪れなかったが、迎えた前半19分、シュヴァインシュタイガーのヘディングゴールでバイエルンの攻撃に火がついた。FCBは、ピサーロ(前半30分、45分)、ロッベン(前半33分)と3点を追加。ピサーロ(前半21分)、ハヴィ・マルティネス(前半24分)、ロッベン(前半30分、44分)と、他にも決定的なチャンスを外していたにもかかわらず、信じられない5点差を付けて前半を折り返すと、アリアンツ・アレーナはすっかりお祭り騒ぎとなった。FCBが5点差をつけてハーフタイムを迎えたのは実に1年ぶりのことで、昨年のホッフェンハイム戦では後に7-1で勝利を飾っている。

後半に入ってもバイエルンのゴールラッシュは留まるところを知らず、観客はもはや分刻みに座席から飛び上がり、ほぼ立ちっぱなしでの試合観戦となった。そんな中ロッベンの7点目(後半9分)も見応えがあったが、この日ベストゴールをあげるとしたら、後半8分にピサーロがヒールで決めた6点目で決まりだろう。その後もゴールが決まり続けただけに、見る側としては、最後は試合終了のホイッスルが惜しまれるくらいのものすごい試合となった。

ハイライト:
前半5分:絶好のスタート! クロースからフリーでボールを受けたスイス代表のシャキリがゴール手前22メートルからそのまま決めて1-0。
前半7分:アリエン・ロッベンのフリーキックにピサーロが頭で合わせたが、レネ・アードラーの好セーブに阻まれた。
前半17分:ソン・フンミンがゴール手前20メートルから狙っていくも、マヌエル・ノイアーに止められる。
前半18分:シャキリとピサーロがすばらしいコンビネーションプレーを見せたが、最後は中央のロッベンに一歩合わず。
前半19分:コーナーキックのチャンスを得たバイエルンが早いリスタートを見せ、シュヴァインシュタイガーがニアポストでシャキリのクロスに頭で合わせて2-0。
前半21分:ピサーロが角度の無いところから狙っていったが、ファーポストをわずかに外す。
前半24分:ロッベンのフリーキックにマルティネスがヘディングで合わせたものの、アードラーを破るには至らず。
前半30分:ピサーロからラストパスを受けたロッベンがアードラーを抜去ったかのように見えたが、ハンブルクの守護神は腕を目一杯伸ばしてオランダ代表ロッベンのシュートを弾いてみせた。
前半30分:ついに3点目! ロッベンのコーナーキックをマルティネスが後ろに逸らし、ゴールエリア付近で待ち構えていたピサーロが詰めてリードを広げた。
前半33分:またしてもゴール。ロッベンからパスを受けたピサーロがヒールで再びロッベンへと落とし、ロッベンがこれをゴール手前10メートルからすばらしいコースに蹴り込んで4-0!
前半44分:ピサーロからクロース、シュヴァインシュタイガーとすばらしいカウンター攻撃を見せたFCBだったが、ロッベンの右足で放ったシュートは枠の外。
前半45分:信じられない! シャキリのカーブシュートはポストに弾かるのも、ピサーロがこぼれ球を決めてごっつぁんゴールでリードを5-0と広げる。