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終了間際に2-1

FCB、レーヴァークーゼンでも勝利

FCバイエルンは後季開幕9連勝を飾り、ブンデスリーガで2位との勝ち点差20を維持することに成功した。ミュンヘンは、3位のバイエル04レーヴァークーゼンとのアウェイゲームで終了間際に2-1とし、敵地では今季通算12勝目となる白星を掴んだ。

1位と3位の頂上決戦は、チケット完売のバイアレーナに集まった30,210人の観客の目の前で、前半と後半では全く違う展開を見せた。前半はFCBが主導権を握り、マリオ・ゴメス(前半37分)のゴールで先制するも、後半はレーヴァークーゼンが負けじと反撃、ズィーモン・ロルフェス(後半30分)のゴールで試合を振り出しに戻した。しかし、そのまま引き分けで終わるかと思われた終了間際、勝利の女神はFCバイエルンに微笑んだ。シュヴァインシュタイガーの放ったフリーキックが、フィリップ・ヴォルシャイトに当たってオウンゴール(後半42分)。頂上決戦は、バイエルンの2-1の勝利で幕を閉じた。

スターティングメンバー:
ユップ・ハインケス監督は、アーセナル戦からメンバーをがらりと入れ替えるという宣言通り、5名の新たな選手を先発起用した。キャプテンのフィリップ・ラーム、トーマス・ミュラー、マリオ・マンジュキッチに加え、最終練習の後に左膝に炎症を起こしたトニー・クロースは、ラインランド地方への遠征自体を見送り、ミュンヘンに残り回復に専念した。スターティングイレブンから外れた最後の一人はダニエル・ファン・ボイテンで、控えとしてベンチに座った。

彼らに代わり新たに先発したのはラフィーニャ、ジェローム・ボアテング、シェルダン・シャキリ、マリオ・ゴメス、バスティアン・シュヴァインシュタイガーの5名。シュヴァインシュタイガーは、実に2年ぶりに(2011年2月以来)トップ下のポジションで出場し、この試合のキャプテンを務めた。ベンチには期待の若手、ピエール=エミール・ホイビェルクの姿もあり、若干17歳にして初のブンデスリーガメンバー入りを果たした。フランク・リベリー(足首の靱帯を負傷)、ホルガー・バドシュトゥーバー(前十字靱帯断裂)は、引き続き負傷欠場となった。

一方レーヴァークーゼンは、ブンデスリーガでの前節から2つのポジションを変更。累積出場停止処分を受けていたフィリップ・ヴォルシャイトがセンターバックの位置に復帰し、 ゼバスティアン・ベーニシュが、ヒーピアとレヴァンドフスキの両雄率いるレーヴァークーゼンの左サイドバックを務めた。

試合経過:
レーヴァークーゼンは、FCBが今季これまでに喫した唯一の敗北となっている前季の対戦時と同様、FCBに主導権を握らせる戦法に打って出た。ホームの《ヴェルクスエルフ》(「工場のイレブン」を意味するレーヴァークーゼンの愛称)は、11人全員が自陣に引いてまずは相手を無得点に抑えることに集中した。ミュンヘンは、このレーヴァークーゼンの堅い守備をなかなか崩すことはできず、最初に掴んだビッグチャンスもセットプレー(前半29分)によるものだった。

しかし、レーヴァークーゼンが積極性を増して、 マヌエル・ノイアーが守るゴールに前半では唯一となったシュート(前半36分)を放った直後に試合は動き出す。バイエルンは、カウンターから最後にはゴメスが冷徹に先制点を奪い、1-0のリードでハーフタイムを迎えた。ボール支配率62%、1対1の場面での勝率54%、クロス数10対6、シュート数9対6とバイエルンは、データ上も相手を上回っていた。

後半に入ると今度はバイエルンの守る時間が増えた。レーヴァークーゼンは積極的に攻め上がったが、FCB守備陣を脅かすまでには至らない。だがバイエルンも攻撃の度にイージーミスを繰り返し、なかなか勢いに乗れずにいた。迎えた後半30分、コーナーキックからロルフェスがヘディングを決め、レーヴァークーゼンは1-1と試合を振り出しに戻すのに成功した。

そのわずか2分後には早くもピサーロが再びリードを広げる絶好機を掴むが、活かせずに終わる。互角のまま迎えた終盤、バイエルンは一気にギアチェンジ、怒濤の攻撃を見せると終了間際に決勝点を奪い、後季開幕9連勝を決めた。