presented by
Menu
マンチェスター・シティーに対し2-1

ミュラー、マンジュキッチのゴールでアウディーカップ優勝

本日水曜夜、FCバイエルン・ミュンヘンは、今回で3回目のアウディーカップで2度目の優勝を飾った。FCBは、強豪チームを招いて主催したプレシーズントーナメントのアウディーカップで、マンチェスター・シティーFCとの決勝戦を2-1(前半0-0)で勝利し、5日(月)のDFBポカール(ドイツカップ)一回戦で正式に幕開けする今年のブンデスリーガシーズンに向けはずみを付けた。

FCバイエルンは、68,000人が集まったチケット完売のアリアンツ・アレーナで、立ち上がりから素晴らしいサッカーを披露した。しかし、ゴールを奪えず0-0のまま迎えた後半、逆に昨年のプレミアリーグで準優勝したマンチェスター・シティーFCのアルヴァロ・ネグレドに先制点を許してしまう(後半16分)。だがミュンヘンは、すぐにショックから立ち直ると、トーマス・ミュラーが相手ディフェンダーのハンドにより獲得したPKを落ち着いて沈めて同点に追いつき(後半21分)、さらにマリオ・マンジュキッチのヘディングゴールで逆転に成功した。FCBは、その後も攻め続け、後半36分にはポストに嫌われる惜しい場面もあり、最終的には2-1のまま決勝戦を制し、アウディーカップを最高の形で終えることができた。本大会のMVPには、トーマス・ミュラーが選ばれた。

スターティングメンバー:
ペップ・グアルディオラは、昨夜のサンパウロ戦(2-0)からポジションを二つ入れ替えて今宵の決勝戦に臨んだ。ラフィーニャとクラウディオ・ピサーロに代わり、先発したのはティアゴとトーマス・ミュラー。ティアゴは、4枚の攻撃的ミッドフィールダーの右から二つ目のポジションにつき、ミュラーはワントップを任された。本日29歳の誕生日を迎えたバスティアン・シュヴァインシュタイガーは、再びワンボランチを務め、フィリップ・ラームは、最も得意とする右サイドバックのポジションに戻った。

一方マンチェスター・シティーは、5-3で制したACミランとの準決勝から8つのポジションを入れ替えてきた。マヌエル・ペレグリーニ監督率いるシティーは、正ゴールキーパーのジョー・ハート、エディン・ジェコ、ダヴィド・シルヴァらの主力を温存してバイエルン戦に臨んだ。

試合経過:
サポーターに温かく迎えられたバイエルンは、試合開始早々リズムを掴んだ。FCBは早いパス回しでボールを動かし、攻撃的な選手がどんどんポジションを入れ替えることで、マンチェスター・シティーのディフェンスラインを翻弄した。だがバイエルンは、決定機(前半2分、9分、29分)を作るたびにシティーのゴールキーパー、コステル・パンティリモンに阻まれてしまう。

今夜のゲームでひと際目立っていたのは、FCBのボールを失った後のプレッシャーの早さだった。バイエルンは、ボールを奪われてもすぐにまた相手陣内でボールを奪い返してしまうため、前半のマンチェスター・シティーはなかなか自陣から抜け出す術を見出せなかった。それでも前半32分、45分と2度のビックチャンスを掴み、先制点を匂わせたところなどは 、さすがにプレミアリーグの強豪。前半は結局どちらも掴んだチャンスを決めきれず、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。

後半に入ると、FCバイエルンはバランスを若干崩してしまう。マンチェスター・シティーがヘスス・ナヴァスの投入と同時に、サミル・ナスリのポジションをトップ下に変更したのが功を奏した。ナスリは、ディフェンスラインと中盤の間のスペースで巧くボールを受け、シティーの攻撃の起点となり、後半4分、9分のビックチャンスを演出した。FCBは、この2度のピンチをマヌエル・ノイアーの好セーブで切り抜けたが、後半16分には遂にネグレドに先制点を許してしまう。

しかし、選手を続々と入れ替えたFCBは、そのわずか5分後にミュラーが相手ディフェンダーのハンドにより得たPK(後半21分)を落ち着いて決め、試合を振り出しに戻すと、再び試合の主導権を握り返すことに成功した。そして迎えた後半27分、今度は途中出場のマンジュキッチがファーストチャンスをしっかりとものにし、逆転に成功。マンジュキッチはさらに9分後、後一歩で自身2ゴール目を決めるところだったが、彼のシュートは惜しくもポストに嫌われた。試合終了間際には、マンチェスター・シティーに今一度同点に追いつく絶好のチャンスが訪れたが、これもノイアーがファインセーブ(後半43分)を見せ、バイエルンが2-1でシティーを下しアウディーカップ2013の頂点に立った。