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2-0でニュルンベルクを下す

リベリーとロッベンのゴールで勝負あり

ダービー戦の軍配はFCバイエルンに上がった。土曜の午後にアリアンツ・アレーナで1.FCニュルンベルクと対戦した昨季王者は2-0(0-0)で勝利を収め、クラブ史上14度目となる開幕戦からの3連勝を達成。また、昨シーズンから数えて28試合連続リーグ戦負けなしというクラブ記録も打ち立てている。

この試合で公式戦デビューを飾ったマリオ・ゲッツェ擁するバイエルンはニュルンベルクの堅い守備に手こずるも、後半にはフランク・リベリー(69分)のゴールで先制。その後もアリエン・ロッベンが見事な突破から追加点(78分)を決めて見せ、最終的にはバイエルンが7万1000人の観客の前で勝利を収めている。

スターティングメンバー:

ゲッツェがニュルンベルク戦でバイエルン公式戦デビューを飾ることは予想されていたが、この日ゲッツェは先発出場。ほかにも新加入のチアゴも初めて先発メンバーに顔をそろえている。この両名が中盤前方に入り、左にはリベリー、右にはロッベン、1トップにはマリオ・マンジュキッチが起用された。トーマス・ミュラーとトニー・クロースはひとまずベンチ入りとなる。

また、守備陣の顔ぶれはフランクフルト戦と変わらず、ボランチを務めるバスティアン・シュヴァインシュタイガーの後ろにはフィリップ・ラーム、ジェローム・ボアテング、ダンテ、ダヴィド・アラバが入っている。もちろん、ゴールマウスを守るのはマヌエル・ノイアー。一方、ニュルンベルク監督のミヒャエル・ヴィージンガーは前節から3選手を入れ替えてきた。ペア・ニルソン、マルヴィン・プラッテンハルト、ティモシー・チャンドラーがそれぞれ清武弘嗣、ロベルト・マク、ベルカイ・ダバンリに代わって出場している。

試合展開:

この試合では、開始直後からFCバイエルンがニュルンベルクを圧倒。自陣に引きこもって守りを固めるニュルンベルクに対し、何とか先制しようと隙を狙うバイエルンという構図が続いた。ここで注目したいのが、攻撃を仕掛ける場合にはサイドバックのラームとアラバが中盤まで上がり、攻撃陣をサポートしているという点だ。また、シュヴァインシュタイガーはフランクフルト戦のときと同様、ボアテングとダンテの間まで下がっている。

しかし、優勢に試合を運んでいるにもかかわらずなかなか好機を作り出すことができない。ニュルンベルクの守備にほころびがないだけでなく、バイエルンの攻撃自体に勢いと精度が欠けているため得点が生まれず、15分にはダニエル・ギンツェックのシュートがクロスバーを直撃して冷や汗をかく場面も。

それでも、バイエルンが試合を支配しているという状況は変わらず。25分にはマンジュキッチがペナルティエリア内で倒されるが、主審はファウルではないと判断。その直後にはロッベンがニルソンに倒されてPKを得る(32分)。これでやっと先制なるかと思われたが、これはアラバがGKラファエル・シェーファーの正面に蹴ってしまいゴールに結びつかない(33分)。前半終了直前にはボアテングとロッベンにチャンスが訪れるものの(45分)、結局決めきることができずにハーフタイムへと突入する。

後半に入ってからも一方的な展開は変わることなく、特にマンジュキッチ(56、60分)が惜しいヘディングシュートを放っているほか、ゲッツェ(61分)や途中出場のミュラー(64分)も積極的にシュートを放ち、今度こそ先制は時間の問題という雰囲気となる。その予想通り、69分にはラームのクロスに合わせてリベリーが豪快なヘディングで先制。これでやっと呪縛が解けたかのように、その後ロッベンも見事な突破から2点目を叩き込んで2-0とすると、試合は結局そのまま終了。両ウィンガーの得点により、バイエルンが今シーズン開幕から3連勝としている。

前半ハイライト:

7分:リベリーがサイド寄りのポジションからゴール前にクロスを上げるが、シュヴァインシュタイガーは惜しくもボールに届かず。
15分:ダニエル・ギンツェックの強烈なシュートがクロスバー下側を直撃。
20分:リベリーが左サイドからゴール前に入り込み、右足でシュートを放つも、あと少しのところでゴール枠外に外れる。
25分:マンジュキッチがペナルティエリア内でエマヌエル・ポガテツに倒されるが、PKは得られず。
32分:ロッベンがペナルティエリア内でニルソンに倒され、今度はPKとなる。
33分:キッカーを務めるアラバがGKシェーファーの正面にボールを蹴ってしまい、先制ならず。
45分:ボアテングが25メートルの距離からシュートを放つが、これにはGKシェーファーがしっかりと対応。こぼれ球を拾ったマンジュキッチはオフサイドの判定に。
45分:ロッベンのループシュートがゴール上に外れる。

後半ハイライト:

56分:左サイドでリベリーとの連携からアラバがクロスを上げ、マンジュキッチがこれに頭で合わせるが、GKシェーファーがナイスセーブを見せる。
60分:再びマンジュキッチがヘディングシュートを放つが、再びシェーファーに阻まれる。
61分:ゲッツェがシェーファーと1対1になり鋭い角度からシュートするも、シェーファーのセーブに合う。
64分:リベリーからミュラーにボールがわたり、ミュラーが左足でゴール前10メートルの距離からシュートを放つが、これはゴールネットの外側に突き刺さる。
69分:先制点!ファームの完璧なクロスに頭で合わせたリベリーが、ゴール前7メートルの距離からボールをネットに突き刺して1-0とする。
78分:右サイドのロッベンが見事な単独突破で4人をかわし、鋭い角度からシュートを放つと、さすがのシェーファーもなす術がなく2-0に。

83分:アラバが途中交代のミュラーにパスを出すが、ミュラーのシュートはゴール枠を捉えることができない。
90分:アラバのクロスからロッベンがボレーシュートを放つが、ゴールネットの外側に突き刺さる。