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今期最多得点勝利

圧倒的な力でプルゼニュにチャンスを与えず

昨今の王者FCバイエルンミュンヘンは、CL決勝トーナメント進出に向けてまた一つ駒を進めた。チェコリーグ王者のFCヴィクトリア・プルゼニュを相手に5-0(2-0)と圧倒的な力の差を見せて、勝利を収めた。この勝利で同チームは、3試合で合計勝点9を獲得し変わらずグループDの首位を走る。一方では、CSKAモスクワに2-1で勝利を挙げたマンチェスターCが勝点6で2位につけている。

68,000人という超満員のアリアンツ・アレーナで観客が見守る中、先制に成功したのはバイエルン。ロッベンが倒され獲得したPKをフランク・リベリーが落ち着いて決め、1-0。さらに37分、ダヴィド・アラバが追加点を決めて2-0とリードを広げる。後半戦に突入しても攻撃の手を緩めない同チームは、61分に再びリベリー、63分シュヴァインシュタイガー、途中出場のゲッツェがロスタイムにゴールを挙げ、今シーズン最多ゴール数で勝利を飾った。

スターティングメンバー

4-1で勝利したBLマインツ戦のスターティングメンバーから3人の選手を入れ替えてきた指揮官ペップ・グアルディオラ。ダンテ(怪我)、ジェローム・ボアテング(累積)、トーマス・ミュラーに代わり、ファン・ボイテン、アラバ、そして怪我から復帰したリベリーが先発出場を果たした。さらに、マインツ戦でも先発したディエゴ・コンテントも左CBとしてスタメンで起用された。

試合経過

予想通りアウェイ戦を迎える昨季のチェコリーグ王者プルゼニュは立ち上がりから守勢を見せる。一方バイエルンは、ボールをキープしながら早いパス回しで攻撃のリズムを作り、序盤から多数のチャンスを作り出す。2分にアラバ、4分にクロースとマンジュキッチ、さらに6分にロッベンが絶好機を得るが得点にはならず。

その後もバイエルンがゲームを支配する時間帯が続き、プルゼニュは一向に攻撃に転じることができない。これだけの支配率でチャンスを量産するバイエルンがネットを揺らすのは時間の問題であった。25分、ペナルティーエリア内でドリブルを仕掛けたロッベンがPKを獲得。そのPKをリベリーが冷静に沈め、1-0と先制に成功する。さらに37分、左サイドバックのアラバが中央に切れ込みシュートしたボールがゴールネットに突き刺さり2-0。

グアルディオラ率いるFCBは後半に入り、決定的なシュート数は若干減ったものの、圧倒的な支配率でゲームをコントロール。そして61分バイエルンが再びリードに成功する。完全なる個の力を見せ付けたリベリー。個人技で相手DFをかわしキーパーとの1対1を確実に決めて3-0。その2分後(63分)途中出場したばかりのゲッツェのアシストでMFシュヴァインシュタイガーが追加点を挙げ4-0。

4ゴール目の後、少しペースを落とし始めたFCBだが、プルゼニュは一向にシュートチャンスを得られない。試合終了間際、能力の高さを証明するようにゲッツェが5点目を決め、5-0。シュート数35:1、コーナーキック10:2、ボール支配率77%と、とてつもない数字がFCBの圧勝を物語っている。ドイツ王者とチェコ王者のレベルの違いが明確に現れた試合となった。

前半ハイライト

2分:22メートルの位置からアラバのフリーキック。GKコザーチがはじいたところをディフェンスが必死のクリア。
6分:ラフィーニャの鋭いクロスにマンジュキッチが頭で折り返し、ロッベンが飛び込むが、ポストのわずか右にそれる。
23分:ロッベンがペナルティーエリア内でドリブルを仕掛け、DFヒュブニクに倒されPK獲得。
25分:フランク・リベリーがこのチャンスを逃さずゴールを決め、1-0と先制。
27分:リベリーからのスルーパスにマンジュキッチが反応。しかしGKコザーチのファインプレーでコーナーキックに。
29分:ロッベンのコーナーキックをファン・ボイテンがフリーでヘッド。しかしまたもやGKコザーチにはじかれてしまう。
37分:オーストリア代表のアラバが、約16mの位置で利き足とは反対の右足でゴールし2-0
39分:クロスにロッベンが頭で合わせるがゴールならず。GKコザーチがファインセーブを見せた。
43分:クロースが強烈なミドルシュートを放つが、GKコザーチが指先ではじきコーナキックになる。

後半ハイライト

55分:シュヴァインシュタイガーのミドルシュートは惜しくも枠の外。得点チャンスを逃してしまう。
61分:ディフェンス2人を個人技でかわし、キーパーの頭上を越えるループシュートで3-0とする。
63分:交代したばかりのゲッツェのアシストでシュヴァインシュタイガーが得点。4-0
67分:FCBのカウンター。角度のない位置からゲッツェがふわりと浮かしてゴールを狙うが、バーをかすめて枠の外へ。
85分:トーマス・ミュラーが絶好機を得るがゴールネットを揺らすことがきでず。
90分:ロッベンからの長いクロスを完璧のトラップで押さえ、そのままゴールネットに突き刺し5-0