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ブンデスリーガ連続無敗記録に並ぶ

バイエルン、敵地で激戦を制す

これまで、リーグ戦36試合連続無敗というとてつもない記録を保持していたのはハンブルガーSVだったが、この記録が30年ぶりに破られようとしている。土曜日の午後、ホッフェンハイムと対戦した三冠王者FCバイエルン・ミュンヘンは、アウェーで2-1としっかり勝利。この白星によってFCBは連続無敗記録を36に伸ばし、ハンブルガーSVの1983年の記録にとうとう肩を並べた。
 
この試合、34分に先制点を奪ったのはホッフェンハイム。DF二クラス・ズーレのゴールで1-0とリードを許すも、その後はリーグ戦8点目となるマンジュキッチ(39分)とリーグ戦4点目となるミュラーのゴール(75分)で、FCBが逆転に成功する。この勝利でリーグ首位の座を守り、次節アウグスブルク戦での連続無敗記録更新に期待が寄せられる。

スターティングメンバー

今季初めて、ハヴィ・マルティネスがスターティングメンバーに名を連ねた。マルティネスはそけい部の手術で戦列から離れていたが、ホッフェンハイム戦ではいきなり1ボランチに抜擢。代わりにフィリップ・ラームは右サイドバックでプレーした。そしてラフィーニャはベンチスタート。その他にもこの日は3つのポジション変更があった。前回の試合で負傷退場したトニー・クロースとロッベン、そしてファン・ボイテンに代わり、マリオ・ゲッツェ、マンジュキッチ、そして怪我から復帰したダンテが先発を果たした。

ホッフェンハイムは4-1と勝利したハノーファー戦とほぼ同じメンバーでこの試合に臨んだ。唯一の変更となったのは先発したフォラント。今シーズンずっとスタメンとして出場を果たしていた司令塔のオイゲン・ポランスキは、負傷により今日は欠場している。

試合経過

31,500人の観客が訪れた満員のスタジアムで行われたこの試合、開始15分は大きな動きがなく試合が進む。バイエルンは支配率で上回り相手陣内まで攻め込むも、ホッフェンハイムの集中した激しい守備を前に、パスの精度を欠き決定的チャンスを作り出せない。しかし試合が進むに連れてバイエルンが攻撃のペースを上げ始め、ホッフェンハイムがしどろもどろになり始める。そして一瞬の隙を突き、ミュラー(17分)とマルティネス(24分)がチャンスを掴むも、ゴールネットを揺らすことはできない。

バイエルンが優勢かと思われたが、最初にチャンスを生かしたのはホッフェンハイムだった。34分コーナーキックのハイボールをGKノイヤーがキャッチミス。ここに18歳のDFズーレが逃さずゴールへ押し込んだ。ショックを隠せないバイエルンとは対照的に、この得点で完全に勢いをつけた同チームはさらなる攻撃に転じる。37分にはフォラントに強烈なロングシュートを放たれるも、ノイアーが片手一本でなんとか外へはじく。とはいえバイエルンが大人しく黙っているわけがなく、徐々にまたペースを握り始め、39分にはマンジュキッチが1-1の同点ゴールを挙げた。

後半開始は均衡状態が続き、フィールド中盤で互角の攻防が繰り広げられていた。しかし60分が過ぎる頃、再び試合が動き出す。見事なダイレクトパスの連携からリベリーがシュートを放つなど得点の予感が過ぎるプレーを連続するバイエルン。ホッフェハイムはフォラントが攻撃の要となっていた。

75分には、バイエルンの選手たちが個の力で試合を決めにくる。シュヴァインシュタイガーとマルティネスがヴァイタルエリアでボールを奪取。そこからゴール前のリベリーがパスを受けると、ディフェンスの股を通す見事なラストパスでミュラーのゴールをお膳立て。ミュラーはキーパーとの1対1を冷静に決め、ついに逆転に成功した。その後は、交代して入ったクロースとラフィーニャを中心に再びボールをキープし、ミュラー(86分)とシュヴァインシュタイガー(88分)が駄目押しのゴールを狙うなど、勝利をさらに確実なもにしようという貪欲な心が伺えた。

前半ハイライト

16分:ラームがオーバーラップを見せ、さらに深い位置へ切れ込む。そして超至近距離からシュートを放つが、逆に近すぎ角度がなくキーパーにはじかれる。
17分:速攻からミュラーが枠内に強烈なシュート。しかしキーパーの好セーブでコーナーキックへ。
19分:左サイドから切り崩し、マイナスのグラウンダークロスにマンジュキッチが合わせるが、ゴールポスト右にそれてしまう。
22分:シュヴァインシュタイガーがロングシュートを試みるもゴールネットを揺らすことはできず。
24分:左サイドからのフリーキックにマルティネスが足で合わせるが枠を捉えられない。
32分:FCBがダイレクトパスでボールを繋ぎ、中央からリベリーがミドルシュート。しかしキーパー正面でゴールならず。
33分:ホッフェンハイム先制。コーナーのハイボールをノイヤーがキャッチミス。裏で待ち構えたDFズーレがゴールに叩き込んだ。
35分:ホッフェンハイム、スローインからペナルティーエリア内でフォラントがディフェンスを背負いながらトラップ。反転しシュートしたボールはゴールポスト右にそれる。
36分:フォラントの強烈なロングシュート。ノイヤーが片手でなんとかはじき出した。
39分:ペナルティーエリアのわずか外からリベリーのフリーキック。強烈なシュートがマンジュキッチに当たり、角度が変わってそのままゴールへ吸い込まれた。1-1に!

後半ハイライト

53分:左からリベリーのコーナーキックに頭で合わせたのはDFダンテ。しかしボールはバーを越えてしまう。
55分:ホッフェンハイム、正確な早いクロスにフォラントがダイレクトボレーで合わすが枠外へ飛んでいった。
68分:華麗なダイレクトパスから22mの位置で最後にシュートを放ったのはリベリー。しかし枠を捉えられず。
71分:右からゲッツェのアーリークロスにミュラーが頭で合わせるがバーを越えて得点ならず。
75分:FCBゴール!ペナルティーエリア内でシュヴァインシュタイガーがボールを奪い、マルティネス、リベリーとボールを繋げ、最後はミュラーが押し込み2-1と逆転に成功!
86分:素早いカウンターを見せたのはシュヴァインシュタイガー、ラフィーニャ、ミュラー。中でフリーで待ち構えるミュラーのヘディングはしかし枠の外へ。