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広州恒大相手に3-0

FCB、クラブワールドカップ決勝進出

FCバイエルンは、今年5つ目のタイトルまで、あと一勝! 17日(火)、バイエルンはモロッコのアガディールで行われたクラブワールドカップ準決勝で、アジア王者の広州恒大に3-0(前半2-0)で快勝、21日(土)マラケシュで行われる決勝戦に駒を進めた。決勝戦では、明日水曜行われる準決勝第二試合、ラジャ・カサブランカ(モロッコ)とアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)の試合の勝者と対戦する。

FCBは、序盤大健闘を見せたマルセロ・リッピ率いる広州恒大をなかなか崩せずにいた。だが27,311人が集まったアガディール・スタジアムで、バイエルンは試合の経過に伴い圧を増して行き、フランク・リベリー(前半40分)とマリオ・マンジュキッチ(前半44分)のゴールで2点を奪い、前半戦を折り返した。迎えた後半、FCBはいきなりマリオ・ゲッツェのゴール(後半2分)で3点目を奪い、その後も数多くのチャンスを作り出したが、ポストとクロスバーに合計5回も嫌われ、3-0のまま試合を終えた。

スターティングメンバー

グアルディオラは、アガディールでの準決勝にダニエル・ファン・ボイテンをジェローム・ボアテングのパートナーとしてセンターバックのポジションで先発させた。さらにサイドバックにはラフィーニャとアラバを起用、フィリップ・ラームはワンボランチを務めた。攻撃的4枚にはゲッツェ、ティアゴ、トニ・クロース、リベリーを配置し、ワントップではマンジュキッチがプレーした。トーマス・ミュラー、ハヴィ・マルティネスはベンチスタートとなった。

試合経過

アジア王者のマルセロ・リッピ監督は、試合前に「バイエルンのようなチームと対戦できることは、サッカー選手にとり最高の楽しみの一つである」と語った。彼の言葉通り、広州恒大の選手たちは守備的な布陣をとりながらも、果敢なプレーで試合を楽しんでいた。ボール支配率では言うまでもなくFCBが遥かに上回ったが、リッピ率いる広州恒大も幾度か良いカウンター攻撃を見せた。また、広州恒大の選手たちが高い身体能力を武器にゴール前を固めていたため、決定的なチャンスはなかなか生まれなかった。

しかし、15分ほど経過したころから、バイエルンの攻撃は、精度とスピードをグンとまし、ゴールに直結したプレーで広州恒大の守備陣を翻弄しはじめた。もっともティアゴ(前半16分)のシュートはポストに阻まれ、クロース(前半25分)はクロスバーに嫌われるなど、先制点はなかなか決まらなかった。

待望の先制点が生まれたのは前半40分。リベリーが左足で放った強烈なシュートが、広州恒大ゴールキーパーの曽誠をすり抜け、ゴールネットを揺らした。バイエルンは、その後も攻撃の手を緩めることはなく、マンジュキッチが一瞬で追加点(前半44分)を奪うことに成功。さらに後半開始早々、今度はゲッツェ(後半2分)が3点目を奪い、FCBの高いボール支配率が結果にも現れはじめた。

欧州チャンピオンのバイエルン・ミュンヘンは、その後も危なげない試合展開で広州恒大を支配。アジア王者も果敢に対抗するものの、バイエルンの流れるようなパス回しを眺めるだけで精一杯な時間帯がほとんどをしめた。FCBは、この日最も目立っていたリベリー(後半21分)とゲッツェ(後半22分、42分)を中心に、さらに得点機をつかんだが、いずれもポストとクロスバーに阻まれ、また途中出場のシェルダン・シャキリも追加点を奪うことはできず、試合は結局3-0のまま幕を閉じたが、バイエルンのスター選手たちには、ドイツからわざわざ足を運んだバイエルンファンと、モロッコ人ファンから盛大な拍手が贈られた。

ハイライト(前半)

3分:ラームがゴール手前20メートルからボレーシュートを放つが、クロスバーの遥かに上。
16分:ラームのセンタリングを中央のティアゴが胸でトラップして右足で狙うも、ゴール手前6メートルから放たれたシュートはポストに嫌われる。
21分:ゴール手前22メートルからリベリーが直接フリーキックを蹴ったが、ゴールの2メートル上。
25分:ティアゴとクロースが良いコンビネーションを見せる! 最後はドイツ代表のクロースが左足を振り抜いたが、シュートはクロスバーの下を叩き、ゴールの外へ。アンラッキーなシーンが続く。
25分:リベリーがペナルティーエリアすぐ外から右足で狙っていくが、曽誠がスーパーセーブを見せる。
39分:コーナーキックのこぼれ球をボアテングが左足で狙ったが、ゴール手前20メートルからのシュートは枠をわずかに外す。
40分:ラームが右サイドからセンタリング、中央のマンジュキッチとティアゴは決めきれず。だがこぼれ球を拾ったリベリーが、角度のないところからファーポストぎりぎりのコースに決めて1-0!
44分:マンジュキッチが振り向きざまにシュートを放つも、曽誠が決死のダイブでボールに飛びついた。
44分:右サイドで抜け出したティアゴが、中央でフリーのマンジュキッチにラストパス。これをクロアチア代表マンジュキッチ、ゴール手前5メートルから頭で地面に叩き付け、ゴールネットを揺らす ― 2-0!

ハイライト(後半)

2分:ムリキがラームを抜き去ったかのようにも見えたが、バイエルンの主将は素晴らしいスライディングタックルでピンチを救う。
2分:またしてもゴール! ゴール手前20メートルからゲッツェが思い切って放ったシュートが、ディフェンダーに当たり軽くコースを変えてファーポストぎりぎりの所に吸い込まれて3-0に!
15分:ゲッツェがペナルティーエリアのすぐ外からシュート。ゴールキーパーの曽誠、これもナイスセーブを見せる。
21分:リベリーが左サイドでマーカーを抜去り左足を振り抜いたが、シュートはクロスバーに弾かれた。
22分:リベリーのパスからゲッツェがフリーになるも、放たれたシュートに曽誠が反応、ポスト直撃。
30分:シャキリがゴール手前18メートルから狙っていくが、惜しくもゴールの右。
33分:良いポジションでゲッツェがシュートチャンスをつかんだが、シュートは精度を欠き、ゴールの1メートル左へ逸れた。
34分:シャキリが自慢の左足でキャノンシュートを放ったが、サイドネットへ。
42分:ゲッツェ、惜しくも4点目ならず。至近距離からのシュートに曽誠が見事な反応を見せ、ボールはクロスバーに弾かれる。これが5度目のポスト/クロスバー直撃弾。