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勝ち点差を13に広げる

チアゴの劇的決勝弾で2-1!

水曜日の晩に行われたのは、昨年クラブW杯のために延期されていた一戦のFCバイエルンミュンヘン対VfBシュトゥットガルト。試合は2-1でバイエルンが逆転勝利を収め、2位レヴァークーゼンとの勝ち点差を13と広げることに成功した。

60,499人という超満員の中で行われたこの試合、最初にチャンスを手にしたのはシュトゥットガルトだった。オフサイドポジションにいたはずの味方のパスを受けたFWイビセヴィッチが先制点を挙げる(29分)。しかし後半に入り、途中交代したクラウディオ・ピサーロが見事にシュトゥットガルトのネットを揺らし、1-1の同点に追いつく。そして試合終了間際、怒涛の攻撃を見せるバイエルンは、ロスタイムにチアゴの見事なジャンピングボレーシュートで逆転勝利に成功した(90+3分)。

スターティングメンバー

水曜日の晩は、前節のメンヒェングラードバッハ戦と全く同じ布陣でチームをピッチに送り出した指揮官グアルディオラ。だが、それもフランク・リベリーとアリエン・ロッベン(両者とも筋肉の問題)の両ウイングの欠場が決まっている以上、同指揮官のオプションは非常に限られたものだったのだろう。前節出場したロッベンの代わりに、今回はマリオ・マンジュキッチが同行した。

VfB指揮官のトーマス・シュナイダーは、2-1でマインツに敗れた前節から2つのポジションで選手を入れ替えてきた。前節出場したアレクサンドル・マキシム(ベンチ)とクリスティアン・ゲントナー(大腿筋の負傷)に代わり、ティモ・ヴェルナーとラニ・ケディラを先発起用した。

試合経過

FCバイエルンは試合開始直後からゲームを支配するが、前半8分ヴェルナーに決定的チャンスが訪れるなど、攻撃的なシュトゥットガルトに危険な場面を作られていた。その後もキレのある動きで相手の守備の穴を探るFCBだったが、11分のシャキリのループシュートと16分のリュディガーのあわよくばオウンゴールというチャンス以外は、フィニッシュまで持ち込めずにいた。

そして前半29分、まさかの先制点を奪われる展開がバイエルンを待っていた。オフサイドポジションにいた見方のパスを、FWイビセヴィッチが冷静に決め1-0。シュトゥットガルトの運動量と巧みなコンビネーションプレーが生んだ先制点となった。当然、反撃を見せる三冠王者だが、39分、40分、44分と3度のチャンスを活かしきることができず、昨年の10月以来となる、リードされた状態での折り返しを迎えることとなった。

後半の立ち上がりも、前半と同じようにバイエルンのペースで始まった。同点にしたいバイエルンの気持ちとは裏腹に、またもやシュトゥットガルトにビッグチャンスが訪れる。54分には怒涛の攻撃を見せられ、最後にはノイアーの頭上を越えて再び失点かと思われたが、ボアテングがゴールラインすれすれのところで大きくクリアし、ピンチを逃れた。その直後、指揮官グアルディオラが最初の交代カードを切る。マンジュキッチとピサーロを同時に入れ、2トップで攻撃スタイルに切り替えた。そこからさらにFCBの攻撃は加速し、76分、ついに同点に追いつくことに成功する。左サイドからのチアゴのフリーキックをピサーロが押し込み、スコアを振り出しに戻した。そして同点弾をアシストしたチアゴの活躍はそこでは終わらなかった。後半ロスタイム、フリーのラフィーニャが精確なクロスを放り込み、中で待ち構えていたのはMFチアゴ。この決定的な場面で、ジャンピングボレーという難易度の高いシュートを見事シュトゥットガルトのゴール右隅へ叩き込み、チームを逆転勝利に導いた。

前半のハイライト

2分:立ち上がりからFCBが主導権を握った。ペナルティーエリア内でシャキリが仕掛け、チャージングを受ける。しかし、主審はこれをノーファールと判定し、試合は続行した。
8分:ゴール前でこぼれたボールをヴェルナーが至近距離から力強くシュート。しかし、力が入りすぎボールはバーの遥か上へ飛んで行った。
11分:クロースがシュートしたボールがディフェンスに当たりゴール前にこぼれる。そこにいたシャキリがループを試みるも、やや強すぎてバーを越えてしまう。
12分:ヴェルナーがクロスをフリーでヘディング。ジャストミートしたボールは、ラフィーニャの手に当たったが、ハンドの判定はなく、プレーが続行された。
29分:オフサイドポジションにいた見方のトラップを受けたイビセヴィッチがフリーでシュート。1-0でVfBが先制に成功。
39分:左サイドでドリブルするゲッツェがマイナスの方向にパス。ペナルティーエリアの外からクロースがダイレクトでシュートを狙うが、左に大きくずれる。
39分:サイドチェンジで揺さぶるバイエルン。右サイドのラフィーニャがヘディングで中へ落としたところを、チアゴが胸トラップからのロングシュート。GKウルライヒのファインセーブでCKへ。
44分:中央でドリブルを仕掛けるシャキリ。自分で持ち込みシュートを放つもゴール左。

後半のハイライト

46分:ラーフィーニャのイージーミスを逃さないイビセヴィッチ。幸いシュートは枠を捉えず。53分:アラバが中にボールを入れ、ミュラーが落としクロースがシュート。ボールが浮いてしまい、バーの遥か上。
54分:シュトゥットガルトの危険なカウンター。DFボアテングがライン上でクリアし、ピンチを逃れる。
61分:ゲッツェの個人技でディフェンスをかわし、ピサーロへ繋ぐ。ピサーロはトラップしてシュートを放つがキーパー正面。
71分:ピサーロとのワンツーで抜け出したチアゴが至近距離からフリーでシュートを放つも、枠を捉えることができない。
74分:ゲッツェの強烈なシュートはディフェンスに弾かれる。こぼれたボールをミュラーが再び狙うが、GKウルライヒが左足一本で防ぎゴールならず。
76分:バイエルンが同点ゴール!!チアゴのフリーキックに合わせたのは完全にフリーで待ち構えていたピサーロ。頭と肩で押し込み、1-1
81分:ヴェルナーが16mの位置から強烈なシュートを放つも、GKノイアーががっちりキャッチ。
87分:マンジュキッチがバイタルエリアでディフェンスを2人個人技でかわし、シュートを試みるも、再びGKウルライヒがファインセーブ。
90+3分:スーパーゴール!!右からラフィーニャが精確なクロスを放り込む。中でフリーで待つチアゴが華麗なジャンピングボレーでゴールマウスの左隅へ叩き込んだ!