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ハノーファーで4-0

FCB、2位との勝ち点差を広げて首位独走

FCバイエルンは、ドイツマイスターに向けてまた一歩前進した。FCBを追いかけるドルトムントとレヴァークーゼンの2チームが、昨日土曜のリーグ戦を落としたなか、FCBは本日日曜、アウェイでのハノーファー96戦で4-0(前半2-0)と快勝、ブンデスリーガ連勝記録を14に伸ばし、2位との勝ち点差を19に広げた。

前半25分、ハノーファーで先制点を決めたのは、トーマス・ミュラーだった。バイエルンは、出だしから集中したプレーを見せ、前半中にティアゴのゴール(前半34分)でリードを2点に広げると、後半も勢いはとどまることを知らず、ミュラー(後半14分)が右足で今季ブンデスリーガ通算10ゴール目を決め、さらにマリオ・マンジュキッチ(後半21分)が頭で1点追加し、バスティアン・シュヴァインシュタイガーのスタメン復帰戦を大量得点勝利で飾った。

スターティングメンバー

FCアーセナルとの大一番から中3日、グアルディオラ監督はスター選手数名に休養を命じた。マヌエル・ノイアー、アリエン・ロッベン、トニ・クロース、ダンテはベンチに下がり、代わりにトム・シュタルケが今季の先発デビューをはたした。また、昨年11月のチャンピオンズリーグのヴィクトリア・プルゼニュ戦から、ケガに悩まされていた副将のシュヴァインシュタイガーも、この試合でスターティングメンバーに返り咲いた。

シュタルケが守るゴールの前では、ラフィーニャ、ハヴィ・マルティネス、ジェローム・ボアテングとダヴィド・アラバがフォーバックを組み、フィリップ・ラームとシュヴァインシュタイガーはダブルボランチとしてプレー。前線ではミュラー、ティアゴ、マリオ・ゲッツェとマンジュキッチが攻撃を組み立てた。

試合経過

49,000人のサポーターがつめかけたチケット完売のHDIアレーナ(ハノーファーのホームスタジアム)で、FCバイエルンは開始直後から主導権を握る。もっとも本格的に勢いが増したのは、20分ほどが経過してからだった。それまではハノーファーも、バイエルンにミスがあればすかさずカウンターに転じ、前半15分には、ルドニェフスがビッグチャンスをつかむ場面も見られた。この最大のピンチは、シュタルケがファインセーブで凌いだが、FCBの攻撃には突破力が欠けていた。

だがそれも、シュヴァインシュタイガーとラフィーニャの奇麗なコンビネーションから、ミュラーがヘディングで先制点を奪うまでのこと。その後のハノーファーは、もはやなす術なし。FCBは、シュヴァインシュタイガーのキラーパスを、この夏チームに加わったばかりのティアゴが決め、自身今季通算2ゴール目でリードを広げた。前半の統計データでは、FCBがボール支配率で70%をたたき出し、シュート数でも8対3とハノーファーを大きく上回った。

負けたくないハノーファーは、後半開始とともに勝負に出たが、シュタルケからゴールを奪うにはいたらず、シュタルケはデビュー戦を無失点で乗り切った。一方のバイエルンは、王者にふさわしい決定力を発揮。マンジュキッチのヒールパスをミュラーが落ち着いて沈めて3-0とすると、後半21分にはラフィーニャがこの日2本目の最高のアシストでマンジュキッチの4点目を演出した。こうしてブンデスリーガ第23節は、FCBの堂々たる勝利で幕を閉じた。

ハイライト(前半)

11分:ボアテングが攻撃参加。バイエルンのセンターバックは、コーナーフラッグ付近でライトラルを抜き去り、角度のないところから低いシュートを放ったが、ハノーファーの守護神、ツィーラーに阻まれる。
13分:ゴール手前30メートルからのフリーキックをアラバが得意の左足で狙っていったが、ハノーファーゴールを1メートルほど外す。
15分:フシュティのスルーパスから抜け出したルドニェフスが、シュタルケと1対1になったが、バイエルンのゴールキーパーを抜き去ることはできず。
25分:シュヴァインシュタイガーのナイスパスから、右サイドでフリーになったラフィーニャが、中央のミュラーにセンタリング。これをフリーのミュラーがゴール手前7メートルから頭で沈めて先制点。
31分:ゴール手前18メートルからマンジュキッチが狙っていくも、ツィーラーのスーパーセーブに阻まれる。
32分:再びツィーラーがスーパーセーブを披露。今度はゴール手前18メートルからのミュラーのシュートを止めた。
34分:シュヴァインシュタイガーのディフェンスの裏を取るキラーパスで、ティアゴにチャンス到来。スペイン代表のティアゴは、これを胸でワントラップし、落ち着いて左足でゴールネットを揺らした。

ハイライト(後半)

5分:FCB守備陣がボールを奪われる。ルドニェフスが素早い切り替えからチャンスを作ったが、ミドルシュートはクロスバーの遥か上へ。
10分:ディウフがヘディングで狙っていくも、シュタルケが横っ飛びでセービング。
12分:またしてもハノーファーにチャンス到来。今度はシュミーデバッハのパスからフシュティが抜け出すも、シュタルケの壁を越えられない。
14分:左サイド、アラバのクロスをマンジュキッチが技ありヒールで流し、走り込んできたミュラーがフリーで追加点。
16分: プリブのシュートがフシュティの頭にあたり、危険なコースに変わったが、ぎりぎりのところで枠の外へ。
19分:右サイド、ラームのクロスにマンジュキッチが見応えのあるサイドボレーで合わせたが、シュートはゴールの2メートルほど右へ逸れる。
21分:4-0! ラフィーニャの教科書通りのセンタリングにファーポスト付近でマンジュキッチが頭で合わせてゴール。
23分:アラバのクロスにペナルティーエリアのコーナー地点でロッベンがボレーシュートを合わせるも、シュートはツィーラーのゴールを外す。
37分:シュルツがゴール手前20メートルからミドルを放つも、シュタルケがっちりセービング。