presented by
Menu
CL準決勝、第一戦

0ー1!FCBがベルナベウで惜敗

世界最高峰の舞台、チャンピオンズリーグ準決勝1stレグで水曜日の晩、FCバイエルンはレアルマドリードと対戦し0ー1で敗北を喫した。しかし、来週の火曜日に控えるアリアンツ・アレーナでの2ndレグで、5年間で4度目となる決勝進出を成し遂げるチャンスはまだ十分に残されている。

80,925人の観客が訪れたベルナベウで試合を支配していたのはFCバイエルンだった。しかし、高いボール支配率にも関わらず決定的なチャンスを作り出せない。一方マドリードは賢く素早いカウンターを仕掛けてきて、19分にはカリム・ベンゼマが決勝ゴールを挙げた。試合終盤(84分)には同点のチャンスを手にするバイエルンだが、レアル主将イケル・カシージャスのファインセーブにより阻まれている。

スターティングメンバー

ふくらはぎの筋肉硬化により2試合欠場し、出場が危ぶまれていたマヌエル・ノイアーだが、この日には間に合い先発出場。ノイアーの他にも4つのポジション変更投じてきた指揮官グアルディオラは、ラフィーニャ、ダヴィド・アラバ、トニ・クロース、マリオ・マンジュキッチをスターティングメンバーに戻し、代わりにマルティネス、ピサーロ、ゲッツェ、ホイビュルクを外した。

システムとしてはフィリップ・ラームが1ボランチ。その横にはバスティアン・シュヴァインシュタイガー(右)とトニ・クロース(左)が入り、試合の組み立て役を務めた。ウイングにはフランク・リベリーとアリエン・ロッベン。そして1トップにはマンジュキッチが起用された。

レアルマドリードサイドはクリスティアーノ・ロナウド(太ももの問題)とギャレス・ベイル(胃腸の問題)の出場が疑問視されていたが、キックオフ1時間前の先発発表の際はロナウドが戦列に名を連ね、ベイルが一先ずベンチスタートだということがわかった。レアルのシステムはバイエルンと似ており、中盤にイスコ(左)、シャビ・アロンソ(真ん中)、ルカ・モドリッチ(右)。サイドにロナウド(左)とディ・マリア(右)、そしてトップをベンゼマが務めた。

試合経過

試合立ち上がりから今シーズンCLの他の試合で見せていた強さを引き出すバイエルンは、ボールをコントロールし相手陣内に攻め込んだ。14分にはロッベンが前半一番の見せ場を作り出す。この時間帯ではFCBのボール支配率が86%を叩き出し、レアルはほとんど自陣から出ることすらできなかった。だが、試合は突然動いた。初めてレアルマドリードが反撃に移り、超速攻カウンターから1チャンスでゴールをものにした(19分ベンゼマ)。

失点後は、再び自分たちのペースを取り戻すまで10分ほど時間を要したバイエルン。その間にレアルはあと一歩で追加点という危険なシーンを作り出される(20、23、26分)。その後、FCBは再びリズムを整えコンビネーションプレーから相手ゴールに襲いかかるが、レアルGKイケル・カシージャスを脅かす程のチャンスを演出することができない。何度もシュートまでは持っていくことができたのだが、レアルの厚いディフェンスの壁にブロックされてしまう。

マドリードは早い攻守の切り替えから速攻を繰り出し、41分にはディ・マリアに2点目を決められかけるが、間一髪ピンチを凌いでハーフタイムへ突入した。しかし、前半の統計データはシュート本数9:6、クロス本数16:4、コーナーキック9:1、ボール支配率79%とバイエルンが優勢だったことを物語っている。

後半からはマドリードが少し勢いを増し、互角の戦いを見せる。47分と68分にはロナウドがバイエルゴールに襲いかかる。レアルが変わらず鉄壁を築いている一方、バイエルンの守備陣にはミスが目立ち、自分たちのボールロストからピンチを招くようなシーンも何度か見られた。

グアルディオラは試合を動かそうとハヴィ・マルティネス(66分)、マリオ・ゲッツェ(72分)、トーマス・ミュラー(74分)を投入する。そして81分、途中交代したミュラーにゴール前で絶好機が訪れるがディフェンスにぎりぎりのところでクリアされる。その直後84分にはゲッツェもシュートチャンスを手にするが、同選手のボレーシュート守護神カシージャスに抑えられた。その後も試合終了のホイッスルが鳴るまでバイエルンは同点に追いつこうと奮闘するが、この日はマドリードのゴールネットを揺らすことができなかった。

前半ハイライト

14分:エリア外中央からロッベンがミドルシュート。ディフェンスに当たりコーナーへ。
14分:コーナーからシュヴァインシュタイガーのヘディング。GKが難なくキャッチ。
18分:マンジュキッチが落としたところにクロースがボレー。しかし、ディフェンスがブロック。
19分:レアルがカウンターから先制点。左サイドからのコエントランのクロスに最後はベンゼマが押し込み01
20分:ロナウドのヘディング。ノイアーがキャッチ。
23分:再びカウンター。ディ・マリアが18mの位置からシュートを放つ。ノイアーがキャッチ。
25分:右コーナーキックからダンテがヘッド。しかしキーパー正面。
26分:再びレアルのカウンター。左サイドからのベンゼマのパスに最後はクリスティアーノ・ロナウドがフリーでシュート。しかし枠外。
39分:グランダーのパスにロッベンが反応。鋭いシュートはディフェンスにブロックされる。
41分:左サイドからのクロスをファーのディ・マリアがフリーでトラップしてそのままボレー。だが、ボールはバーを大きく越えた。

後半ハイライト

47分:アラバの一瞬の隙を突いたロナウドがそのままシュート。ノイアーが弾いてピンチを防いだ。
58分:18mの位置からのクロースのシュート。バーの上。
62分:バイエルンのカウンター。ロッベンが中央をドリブル突破しそのまま放つが、キーパーに抑えられる。
68分:クリスティアーノが左足で強烈なシュート。ノイアーが弾き出す。
81分:中央を崩しかかるバイエルン。ミュラーがエリアのわずか外からミドルシュートを試みるも枠を捕えることができない。
84分:ミュラーのクロスをゲッツェが強烈なボレー。しかし、カシージャスに間一髪弾かれる。
87分:途中交代したベイルが右サイドを切り裂くがゴールラインを割る。
90+1分:マンジュキッチの落としたところにミュラーが中央でボレーを放つが、あと一歩のところでクリアされる。