presented by
Menu
CL前哨戦でゴール量産

5-2でブレーメンを下し、レアル戦に自信

レアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグを来週に控えたFCバイエルンは、前哨戦となるブンデスリーガ第32節のブレーメン戦で5-2(1-2)と快勝。今季27勝目を飾るとともに、リーグ戦ではブレーメンに7連勝と相性の良さを見せつけた。

7万1000人の観客が見守る中、完売のアリアンツ・アレーナでは後半に入ってからクラウディオ・ピサーロ(53、57分)が試合をひっくり返すと、さらにFCBが怒とうの攻撃を展開。その後もバスティアン・シュヴァインシュタイガー(61分)、アリエン・ロッベン(74分)がダメ押しの追加点を叩き込み、王者の風格を漂わせた。これには、前半テオドル・ゲブレ・セラシー(10分) とアーロン・ハント(36分)のゴールで1-2と健闘していたブレーメンもなすすべなく、最終的にバイエルンが5-2で大勝している。

スターティングメンバー

中3日でレアル・マドリードとのCL準決勝にはさまれる形となったブレーメン戦で、ペップ・グアルディオラ監督は大方の予想通り選手を入れ替えてきた。マドリードで行われたCLファーストレグとは異なり、ハヴィ・マルティネス、トーマス・ミュラー、マリオ・ゲッツェ、ピサーロ、ミッチェル・ヴァイザーが先発するとともに、ヴァイザーは4-2-3-1システムの右サイドバックを担当。マルティネスとシュヴァインシュタイガーがダブルボランチを務め、ピサーロがワントップに起用された。

一方、ブレーメンは先週末のブンデスリーガ戦とほぼ同じメンバーでこの試合に臨んだ。ただ、エリエロ・エリアに代わり、出場停止明けのズラトコ・ユヌゾヴィッチが先発に復帰となった。

試合経過

25日に亡くなったバルセロナ前監督のティト・ビラノバ氏の追悼後にキックオフとなったこの試合、序盤は先日のレアル戦のような展開でカウンター攻撃から先制点を許してしまう。ブレーメンの最初のシュートを沈めたのはゲブレ・セラシー(10分)。しかし、FCBはそれでも戸惑うことなく、およそ10分後にはフランク・リベリーのゴールで1-1に追いつく。

これで勢いに乗ったバイエルンは何度もブレーメンゴールへ押し寄せるが、中でもゴールラインぎりぎりのところでクリアされたピサーロのループシュート(35分)は決まっていてもおかしくないものだった。だが、そのわずか1分後には再びブレーメンがカウンター攻撃から追加点を決め(36分)、バイエルンはビハインドに陥ったままハーフタイムを迎えることとなる。データからはそれでも、シュート本数9:5本、1対1の勝率53%、ボール支配率75%とFCBが前半ブレーメンを圧倒していたことが見て取れる。

後半からはラームが途中出場し、これとともにバイエルンが前半の鬱憤を晴らすかのようにブレーメンゴールに襲い掛かり、迷いのないリズミカルなプレーで守備陣を翻弄。追加点が生まれるのは時間の問題となった。そして、ピサーロが2ゴールを挙げると(53、57分 / 自身28度目)、シュヴァインシュタイガー(61分)がさらに1点を追加し、FCBが4-2と逆転に成功。ホームのファンも「スーパー・バイエルン」を大合唱して大喜びした。

バイエルンはその後も攻撃の手をまったくゆるめず、ブレーメンは守備一辺倒に。マルティネス(58分)とピサーロ(64分)にも追加点のチャンスが訪れるが、実際にそれを活かすことができたのは途中出場のロッベンだった(74分)。それからも試合終了のホイッスルがなるまでブレーメンゴールを脅かし続けたバイエルンだったが、ミュラーのシュートはゴールバーにはじかれる(84分)などして結局それ以上ゴールを奪うことはできず、試合は5-2のまま終了した。

前半のハイライト

10分:0-1!ブレーメンがこの試合最初のカウンター攻撃から先制。マキアディのパスに合わせてゴール前に走りこんだゲブレ・セラシーがノイアーをかわしてゴールを決める。
19分:ピサーロが放ったフラットなミドルシュートがファーポースト外側に外れる。
20分:1-1!ピサーロからボールをもらったリベリーがGKヴォルフの股の下を抜くシュートでネットを揺らし、同点に!
29分:ボアテングのミドルシュートをGKヴォルフがパンチングでクリア。
35分:もう少しでFCBに追加点というシーン。ブレーメンのペナルティエリア内でピサーロが見事なループシュートを放つものの、ゴールライン手間でMFフリッツにクリアされてしまう。
36分:1-2!再びカウンター攻撃からブレーメンが追加点。ディ・サントのロングボールを受けたハントがペナルティエリア内でボアテングをかわし、ゴールのファーポスト側にボールを沈めてブレーメンがリードを奪う。

後半のハイライト

53分:2-2!リベリーのコーナーキックを受けたミュラーがゴール前にパスを出し、ファーポスト側に構えていたピサーロがこれを足で押し込んで同点に!
57分:3-2!再びピサーロがゴール前でボールを押し込んで追加点!ただ、今度はアラバのスローインから。
58分:ミュラーとの連係プレーから、ゴール前12メートルのところでフリーになったマルティネスがシュートを放つも、GKヴォルフのファインセーブに阻まれる。
61分:4-2!シュヴァインシュタイガーのヘディング炸裂!ラームのクロスにしっかり合わせて追加点。
64分:もう少しで5-2という場面!リベリーのロングシュートがGKヴォルフに阻まれると、こぼれ球をミュラーが拾ってマンジュキッチに向かってクロスを上げるが、マンジュキッチのヘディングはゴール上にそれてしまう。
72分:バルクフレーデのロングシュートにノイアーがしっかり対応。
74分:5-2!途中出場したばかりのロッベンが初めてボールに触り、フラットなシュートでさらに追加点。
84分:ロッベンのコーナーキックにミュラーが頭で合わせるが、ボールはゴール上に外れてしまう。