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0-4でレアルに敗北

FCバイエルン、CL準決勝で敗退

チャンピオンズリーグ3年連続決勝進出の夢が途絶えた。敵地で行われた第1戦では0-1で敗れていたバイエルン。しかし、準決勝第2戦はさらなる点差をつけられ0-4で敗北を喫した。2年連続決勝進出を果たしていたFCBのベスト4敗退が決定した一方、過去10度のタイトル制覇という歴史を持つレアルマドリードが、5月24日のリズボンでのCL決勝進出を果たした。

独創的なコレオグラフィーを作り出した68,000人のファンによる大声援が、試合立ち上がりのバイエルンの背中を後押ししていた。しかし、レアルDFセルヒオ・ラモスが2度のヘディングゴール(16、20分)で早々にバイエルンの希望を断ち切る。さらに34分にはクリスティアーノ・ロナウドに駄目押しの3点目を叩き込まれ前半を折り返した。後半に入りより攻勢に出るバイエルンだが、1点が遠い。そして89分、ロナウドが再びバイエルンのゴールネットを揺らし、準決勝2ndレグは幕を閉じた。

スターティングメンバー

1stレグからメンバーをどう変えてくるかは誰にも明かされていなかったが、試合開始1時間前にようやくそれが発表された。なんと、バイエルンの中でCLでの最多得点を保持するトーマス・ミュラーが戦列に名を連ねた。ミュラーと共に攻撃陣を形成したのはフランク・リベリー、アリエン・ロッベン、マリオ・マンジュキッチ。

同じく先発したトニ・クロースは、バスティアン・シュヴァインシュタイガーの横でややディフェンシブにポジションをとった。第1戦ではボランチとして出場していた主将フィリップ・ラームは今回右サイドバックを務め、その他の最終ラインは初戦と同様ジェローム・ボアテング、ダンテ、アラバが出場。代わりにラフィーニャがベンチスタートとなり、GKはマヌエル・ノイアーが務めた。

レアルマドリード指揮官カルロ・アンチェロッティもポジション変更は一つのみで、1stレグは風邪により後半途中からの出場を余儀なくしていたギャレス・ベイルが右サイドとして先発。今季の夏に加入したばかりのイスコが代わりにベンチスタートとなった。

試合経過

マドリードでの試合と同じような立ち上がりを見せたバイエルン。闘志、積極性、支配力がひしひしと伝わってくるプレーを見せていたが、決定的なチャンスを作り出すには至らない。そして、いきなり衝撃がバイエルンを襲った。16分、コーナーからラモスがゴールネットを揺らし、レアルに先制点をもたらす。そしてそのわずか4分後、再びセットプレーからラモスが頭でバイエルンゴールをこじ開け、追加点を許してしまう。

ショックを隠せないバイエルンに対し、さらに追い打ちをかけるレアルマドリード。34分にはロナウドがまさに模範的なカウンターから3点目を決める。暫定王者のバイエルンだが、前線ではほとんど危険な場面を作ることができない。唯一リベリー(25分)とアラバ(42分)のシュートが惜しいシーンとなった。

後半は、ハヴィ・マルティネスが投入された後からやや安定したプレーをし始め、そこからとにかく反撃を試みるバイエルン。57分ロッベンが左ポスト脇に惜しいシュートを放ち、60分にはリベリーが個人技からシュートに持ち込んでGKイケル・カシージャスを動かす。76分にも途中交代したマリオ・ゲッツェが華麗なボールタッチからボレーを放つが、わずかにバーを越えてしまう。だが、ラモスとペペを中心に築かれたレアルの牙城は全体的にとても安定していた。

その後レアルも何度かカウンターを仕掛け、89分にはバロンドール受賞者のロナウドが20m位置からフリーキックを決めて0-4としている。

前半ハイライト:

9分:ノイアーの不十分なクリアをベイルが無人のゴールへ直接狙うが大きくバーを越えた。
16分:レアルが先制!右コーナキックからファーサイドのセルヒオ・ラモスが強烈なヘッドでネットを揺らした。
20
分:レアルが追加点。右サイドからフリーキックをペペが後ろへそらし、そこへ飛び込んだセルヒオ・ラモスがダイビングヘッドで叩き込んだ。0-2
25分:バイエルン今日初のシュート。エリア内右からリベリーがシュートを放つがポスト左にそれる。
27分:再びレアルのカウンター。ロナウドがドリブルからシュートへ持って行くが枠外。
34分:まさかの3失点目。速攻で抜け出したベイルが左に走り込むロナウドにパス。ロナウドがそのままそれを押し込み0-3
37分:ノイアーがクリアのために飛び出すが、そのクリアボールをロナウドに拾われそのまま狙われる。しかし、シュートは枠外へ飛びピンチを逃れる。
42分:アラバがロングシュートを放ち、DFに当たってコースが変わったボールはポストのわずか左にそれる。

後半ハイライト:

57分:エリア外中央から左足で巻いたシュートを放つロッベン。しかし、惜しくも枠外。
60分:リベリーが中央から個人技で仕掛け、フィニッシュまで持って行くが、カシージャスががっちりキャッチ。
64分:クロースがロングシュートを試みるが、カシージャスが難なくセービング。
65分:レアルにチャンス。中央の混戦状態からシュートを放たれるがDFがブロックしクリア。
76分:ゲッツェがエリア内で細かいタッチからボレーシュートへ持っていくが、枠を捉え切ることができない。
78分:エリア外中央からミドルシュートを放つクロース。鋭い弾道だったがバーを越えてしまう。
89分:レアルに4点目!エリア外中央からのフリーキック。飛んだ壁の下を狙ったロナウドのシュートはそのままゴールマウスに吸い込まれた。