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シュヴァインシュタイガー退場

FCB、敵地でドローに持ち込む

火曜日の夜、昨季プレミア王者のマンチェスターUと敵地のオールド・トラフォードで対戦したFCバイエルン。試合はマンチェスターに先制される嫌な展開となったが、なんとか1点返して1-1の引き分けに終わっている。全ては8日後にホームで行われる2ndレグに託された。

75,000人の観客に囲まれながら試合開始の笛が鳴った。立ち上がりからバイエルンが確実に試合の主導権を握り相手ゴールに襲い掛かるが、なかなかゴールを奪えない。そんな中、最初にチャンスを活かしたのはマンUだった。58分、ヴィディッチがコーナーから頭でネットを揺らす。しかし、68分にはバスティアン・シュヴァインシュタイガーが叩き込み同点に持ち込んだ。次戦での不安材料となるのは、今日2枚のイエローカードをもらって退場したシュヴァインシュタイガーと累積警告によるハヴィ・マルティネスの欠場だろう。

スターティングメンバー

グアルディオラはマンチェスターU戦で今シーズン初めてとなる先発メンバーを送り込んだ。GKはマヌエル・ノイアー。4バックにラフィーニャ、ジェローム・ボアテング、ハヴィ・マルティネス、ダヴィド・アラバ。ボランチにフィリップ・ラームとシュヴァインシュタイガーを起用し、攻撃的MFにアリエン・ロッベン、トニ・クロース、フランク・リベリー。そして1トップはミュラーが務めた。

デイヴィット・モイーズはプレミア前節のアストン・ヴィラ戦から5つのポジションを変更してきた。リオ・ファーディナンド、アントニオ・ヴァレンシア、ダニー・ウェルベック、マイケル・キャリックそして40歳のベテラン、ライアン・ギグスを先発に起用。後半からは元ドルトムント所属の香川真司が投入された。

試合経過

「穴を探す」。前半はまさにこの言葉がうってつけとなる内容の45分間だった。ボール支配率80%と驚きの数字を叩き出したバイエルンミュンヘンは、完全にボールをコントロールし、相手を自陣の奥深くまで押し込んで反撃を許さない。FCBがショートパスで繋ぐ一方、ユナイテッドはお決まりのロングボールを前線に放り込むというオールドスタイルでゲームを組み立てることしかできなかった。

ボールキープは非常に良かったものの、バイエルンに欠けていたのはユナイテッドの厚いディフェンスの牙城を崩す最後のアイデアだった。決定的なチャンスを作れずにいる中、31分にはロッベンが枠を捉えたシュートを放つもGKデ・ヘアに防がれる。そうこうしているうちにビッグチャンスを手にしたのはマンUサイドだった。38分、ボアテングを置き去りにしたヴェルベックがキーパーと1対1に持ち込む。しかし、守護神ノイアーがこの勝負を制してなんとかピンチを凌いだ。

マンチェスターは後半から香川真司を投入し攻撃態勢に入る。モイーズのこの判断が奏功したのか、ルーニーのコーナーキックからCBのヴィディッチに頭で押し込まれ先制点を許してしまう。変わらずボールは支配し続けるバイエルンはこのショックから立ち直るのに少し時間を要し、その後マンジュキッチをピッチに送り込む。

そして、その途中交代したばかりのマンジュキッチが貴重な同点弾を演出した。ファーサイドに飛んだクロスをマンジュキッチが落として、最後にシュヴァインシュタイガーがドロップキックでネットを揺らし1-1。ディフェンス面では気をつけなければいけない部分もあるが、それでも2ndレグをホームで迎えるバイエルンにとっては申し分ない敵地での引き分けとなった。1-1のまま迎えた終盤にはシュヴァインシュタイガーがその日2回目の警告を受けて退場している。

前半ハイライト:

4分:右サイドからウェルベックがゴールネットを揺らすが、ハイキックでファールの判定。
8分:ロッベンが左サイドから仕掛ける。中に切れ込んだ同選手は巻いてファーポストを狙うが枠外。
30分:ロッベンがペナルティーエリア外から巻いたシュートを放つが、デ・ヘアがパンチングで防ぐ。
33分:ウェルベックが放った強烈なシュートがディフェンスに当たり若干角度が変わったが、ノイアーが問題なくキャッチ。
37分:アラバがワンツーで左サイドを崩しグランダーのクロスを入れるが中のミュラーに届く直前でクリアされる。
39分:ウェルベックがノイアーと1対1。しかし、頭上を狙ったループをノイアーが片手でセーブ。

後半ハイライト:

47分:シュヴァインシュタイガーがエリア内でボレーシュートを放つが枠外。
53分:ルーニーがエリア中央でヘディングするが、ノイアー正面。
58分:マンチェスターUに先制点!ルーニーのコーナーキックからヴィディッチがヘディングで押し込み1-0
66分:ボアテングがロングシュート。しかし、デ・ヘアががっちりキャッチ。
67分:1-1の同点!ファーへのクロスをマンジュキッチが落とし、中央のシュヴァインシュタイガーがダイレクトボレーでネットを揺らした!
71分:再びロッベンが中央へ切り込み左足でカーブをかけて放つが、枠を大きく超えた。
78分:ロッベンが中央から右足でシュート。いい流れだったがポスト右にそれる。