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劇的な結末

FCBがDFBポカール制覇!

2014年、FCバイエルンが2つのタイトルを獲得した。76,197人が訪れたベルリン・オリンピアシュターディオンで行われたDFBポカール決勝戦、ボルシア・ドルトムントと対戦したFCバイエルンは、延長戦の末2−0(0-0)で見事に勝利。力強いパフォーマンスで勝利を手繰り寄せたFCBは、これでクラブ史上17度目の優勝を果たした。

バイエルンがやや優勢という中、90分間に渡り激しい攻防が繰り広げられたが、スコアレスのまま試合は延長戦んい突入する。すると延長後半2分、アリエン・ロッベンがついに均衡を破った。延長後半のアディショナルタイムにはさらにトーマス・ミュラーがネットを揺らし、完全に試合を決定付けている。クラブ史上10度目となる2タイトル制覇は、日曜日の午後ミュンヘン中心部のマリエンプラッツにて祝われる。

スターティングメンバー

バイエルンは数名の主力を欠かなければならなかった。チアゴ、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、ホルガー・バドシュトゥーバー、マリオ・マンジュキッチがメンバーから外れ、金曜日の最終調整ででん部に肉離れを引き起こしていたダヴィド・アラバも、急遽欠場が決定。そして、18歳のピエール=エミール・ホイビュルクが代わりに先発を果たした。

今回は少し新しい試みを戦術に取り入れたペップ・グアルディオラ。相手がボールを保持している時は5バックの陣形となり、右から順にホイビュルク、ボアテング、マルティネス、ダンテ、ラフィーニャと並べ、マルティネスは中央のロベルト・レヴァンドフスキをマンツーマンでマーク。一方、攻撃に移った際は両サイドバックが前へ押し上げ攻撃参加。ディフェンスラインの前の組み立て役としてラームとトニ・クロース、前線にはロッベン、トーマス・ミュラー、マリオ・ゲッツェが起用された。

試合経過

グアルディオラの戦術が奏功し、最初の30分間は試合を支配するバイエルン。開始早々4分にはミュラーにあと一歩で先制という決定的チャンスが訪れるが、GKヴァイデンフェラーのファインセーブにより阻まれている。だが、バイエルンは走力、激しさ、ディフェンスの安定性など素晴らしいパフォーマンスをその後も披露。守備面ではマルティネスの力強いディフェンスが際立っていた。

しかし、主将フィリップ・ラームに悲劇が襲う。31分、足首を痛めた同選手が負傷交代を強いられた。代わりに投入されたフランク・リベリーがそのままMFとしてプレーし、ゲッツェもやや低めにポジショニングを取るようになった。だが、戦術に重きを置き過ぎたのか、得点チャンスが少ないまま前半を折り返す。

後半に入っても試合展開は大きく変わらず、大きなチャンスが生まれないにも関わらずバイエルンのボール支配が続き、ドルトムントは引き気味に対応。しかし、後半15分が過ぎると試合が動き出す。BVBが息を吹き返しフィニッシュまで行くシーンが増え始め、64分にはフンメルスに決定的なチャンスを作られる。コーナーの対応に追われたノイアーがポジションに着く前に、フンメルスが無人のゴールへヘディングシュート。だが、空中でダンテが追いつきクリアに成功した。

時間が経過するにつれて緊張感が増していく。75分にはロッベンに絶好のチャンスが訪れるも、ネットを揺らすことができない。そして、どちらも一歩も譲らないまま試合は延長戦に突入。今度はドルトムントサイドにビッグチャンスが訪れ、カウンターからオーバメヤンがポストわずか右に惜しいシュートを放つ(91分)。

そしてついに107分、アリエン・ロッベンがゴールを決めて観客を湧かす。試合終了間際(120+3分)にはミュラーがカウンターをものし、駄目押しの追加点。そのままバイエルンにとって最高のフィナーレが幕を閉じた。

前半ハイライト:

4分:右サイドからミュラーが強烈なシュート。ヴァイデンフェラーが体を張ってセービング。
6分:ロッベンがロングフィードを受け、エリア内左からシュート。しかし、再びヴァイデンフェラーがセーブ。
44分:右サイドからホイビュルクがロングシュートを試みるが、枠を捉えきれない。
45分:ドルトムントの速攻。レヴァンドフスキがエリア内からシュートを放つも、枠外。

後半ハイライト:

56分:リベリーのグランダークロスに飛び込んだのはミュラー。しかし、キーパー正面でゴールならず。
61分:ロイスのフリーキックがバイエルンの壁に当たり、高く空中へ舞い上がる。ボールはそのままバーを叩いてコーナーキックへ。
64分:コーナーのこぼれ球をロイスがヘディングシュート。ノイアーがクリアのために飛び出していたが、代わりにダンテがギリギリのところでクリア。
71分:トニ・クロースがエリア外から強烈なロングシュート。枠外。
73分:エリア外中央からキルシュが強烈なシュートを放つ。しかし、GKノイアーがパンチングで弾き出す。
75分:ディフェンスラインの裏に抜け出したロッベンがダイレクトで狙うが、弾かれる。こぼれ球を誰々がもう一度狙うも、これは枠を捉えきれず。

延長戦:

91分:ドルトムントの速攻。右からのグランダークロスをオーバメヤンがダイレクトで狙うが、わずかポスト右にずれる。
107分:左サイドからリベリーが中央へパス。中でロッベンが合わせるがキーパー正面。
107分:ドルトムントのパスミスを奪ったボアテングがそのままクロスを上げ、ファーに走り込んだロッベンが押し込み10
112分:ロッベンの角度のない位置からのシュートがポストを叩く。
115分:ライン裏に飛び出しロッベンがキーパーと一対一となるが、外してしまう。
120分:左サイドからロイスが強烈なボレーシュート。DFが足を出しコーナーへ逃れる。
120+3分:バイエルンのカウンター。ピサーロの完璧なスルーパスにミュラーが反応。そのままキーパーをかわして無人のゴールへシュート。20