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ドルトムントで0-2

FCB、スーパーカップ決勝戦を落とす

残念! FCバイエルンは、2014/15年シーズン初の公式タイトルを取りこぼした。昨シーズン二冠(リーグとカップのダブル優勝)を達成したFCバイエルンは、スーパーカップ決勝で、昨シーズンはリーグ2位、ドイツカップも準優勝に終わったボルシア・ドルトムントを相手に0-2(前半0-1)で敗れた。

ズィグナル・イドゥナ・パルクの80,667人の大観衆の前で、ホームのドルトムントに先制点をもたらしたのはヘンリク・ムヒタリアン(23分)。さらにドルトムントは後半、ピエール=エメリック・オーバメヤンのヘディングで追加点を奪う(62分)。FCバイエルンは、前半30分頃ハヴィ・マルティネスが負傷交代を余儀なくされる不運にも見舞われた。

スターティングメンバー

試合前から「コンディションの良い選手は8~9人しかいない」と訴えていたグアルディオラは、プレシーズントレーニングの大半をこなしてきた選手を中心にチーム構成を試みた。先発メンバーに、新加入のゼバスティアン・ローデ、フアン・ベルナト、ロベルト・レヴァンドフスキーに加え、若干17歳のジャンルカ・ガウディーノの名があったのもこのためだ。ガウディーノにとっては、この試合がFCバイエルンでの公式戦デビューとなった。

FCBはさらにそれに加えワールドカップ優勝組を3名(マヌエル・ノイアー、ジェローム・ボアテング、トーマス・ミュラー)をスタメンに起用、後半にはキャプテンのフィリップ・ラーム(46分)とマリオ・ゲッツェ(59分)も途中出場した。その一方で、バスティアン・シュヴァインシュタイガー(足首の関節の問題)、フランク・リベリー(ランニングトレーニング中)、ラフィーニャ(足関節外側靭帯断裂)、ティアゴ(膝の手術後リハビリ中)、アリエン・ロッベンはメンバーから外れ、ゼーベナーシュトラーセで個人メニューに励んでいた。

対するボルシア・ドルトムントでは、新加入のチロ・イモビーレとW杯優勝メンバーのマティアス・ギンターの両名がスタメン入りし、ドルトムントでのデビューを飾った。同じくW杯優勝メンバーである、今年からキャプテンを任されることになったマッツ・フンメルスは、膝の腱の刺激性炎症のために欠場を余儀なくされた。ドルトムントはほかにも、正ゴールキーパーのロマン・ヴァイデンフェラー(大事をとり温存)、ヤクブ・ブワシュチコフスキー(筋肉の問題)、ネヴェン・スボティッチ(インフルエンザから回復途上)、ヌリ・シャヒン(膝の腱の炎症)、マルコ・ロイス、イルカイ・ギュンドガン(いずれも基礎体力作り)を欠いて、この試合に臨んだ。

試合経過

バイエルンは、ボールを保持するとディフェンスラインをスリーバックにして中盤に数的優位を作りだすことで主導権を握り、シェルダン・シャキリがこの試合のファーストチャンスをつかんだ(3分)。だがドルトムントのエンジンにもすぐに火がつき、イモビーレが惜しいシュートを放ち(10分)、さらにキルヒもシュートを狙った(17分)がノイアーに阻まれた。

先日世界最優秀ゴールキーパー賞に輝いたばかりのノイアー、早速このシーンでファインセーブを見せたものの、続く23分のムヒタリアンのシュートにはなす術無し。オーバメヤンのラストパスをゴールネットに突き刺され、先制点を奪われてしまう。FCBはその後もドルトムントのアグレッシブなハイプレスに苦しめられ、さらに30分を経過した頃には、マルティネスの負傷交代を余儀なくされるというアクシデントに見舞われた。マルティネスは、サイドボレーの際に膝を負傷した模様だ(前半29分)。

ドイツのレコルトマイスターは、後半からミュラーに変えてキャプテンのラームを投入し、またしてもファーストチャンスを生み出したが、レヴァンドフスキーのシュートに素早い飛び出しを見せたミッチェル・ランゲラックの肩に当たってゴールとはならず(46分)。この試合、決定力の面では明らかにドルトムントの方に分があった。というのもドルトムントは、後半に入り初めてつかんだチャンスらしきチャンスを、オーバメヤンが頭で決めて(62分)、やすやすと追加点を奪ったからだ。

負けられないFCBは、ドルトムントから主導権を奪え返そうと必死に動き回ったが、ドルトムントの洗練された守備陣を突破するには至らず。81分にダヴィド・アラバが素晴らしいフリーキックを放ったが、これもランゲラックに止められた。2-0と敗北したFCBは、4日後に控えるプロイセン・ミュンスターとのDFBポカール戦一回戦で、今回の雪辱を果たすつもりだ。

ハイライト(前半)

3分:シャキリが左中央を突破しシュートを放つも、ランゲラックが両手でパンチング。
10分:チロ・イモビーレが低いシュートを放ったが、惜しくも枠の外。
23分:オーバメヤンからたまたまわたったボールを、ムヒタリアンが叩き込んで先制点。ノイアーなす術無し。
29分:マルティネス、ドルトムントのペナルティーエリア内でサイドボレー。シュメルツァーと接触したスペイン人DFは、膝を負傷し交代を余儀なくされる。
41分:ゼバスティアン・ケールが左足を振り抜いたが、ノイアーがなんとかセービング。
43分:またしてもノイアーがファインセーブ。ヨナス・ホフマン、ケールと立て続けにドルトムントのチャンスを潰す。

ハイライト(後半)

46分:同点弾のビックチャンス到来! ロベルト・レヴァンドフスキーがランゲラックと1対1になるが、素早く飛び出してきたGKの肩にシュートを当ててしまう。
62分:あり得ない! オーバメヤンがドルトムントの後半最初のチャンスを活かして2-0。
81分:惜しい! アラバが良いフリーキックを見せるも、ランゲラックに阻まれた。
87分:途中出場のスヴェン・ベンダーが良いポジションでシュートチャンスを得たが、シュートはクロスバーの上へ。