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ヴォルフスブルクに2-1

ミュラーとロッベンがFCBを勝利に導く

52周年目を迎えたブンデスリーガの開幕戦で昨年ダブル(2冠)の獲得に成功したバイエルンが、VfLヴォルフスブルクを2-1(1-0)で下し、2002年以来開幕戦で暫定王者が負けたことがないというジンクスを守り切った。

71,000人の観客が集まった完売のアリアンツ・アレーナで、この日FCBにゴールをもたらしたのはトーマス・ミュラー(37分)とアリエン・ロッベン(47分)。試合を支配していたバイエルンが先に2点のリードを手にした。だが52分、元バイエルンのイヴィツァ・オリッチが強烈なミドルシュートで1点を返すと、終盤にはマランダに同点へのまたとない絶好機が訪れる。同選手はしかしこれを外してしまい、最終的にバイエルンはヴォルフスブルクとのホームでの戦績を18戦17勝に引き伸ばした。

スターティングメンバー

W杯決勝戦から40日後、W杯チャンピオン(ノイアー、ラーム、ミュラー、ゲッツェ)がついにバイエルンの先発メンバーに名を連ねた。グアルディオラはさらに、同じくW杯参加メンバーでベスト4入りを果たしたアリエン・ロッベンとダンテも最初から起用。そして、629日ぶりのブンデスリーガ復帰となったホルガー・バドシュトゥーバーや、17歳でブンデスリーガデビューを飾ったジャンルカ・ガウディーノが先発出場。

逆にこの試合で起用できなかったのはバスティアン・シュヴァインシュタイガー、フランク・リベリー、チアゴ、ハヴィ・マルティネス、ラフィーニャの5選手。それに加え、昨シーズン受けたレッドカードにより出場停止となっているジェローム・ボアテングも開幕戦に欠場。代わりにFCBデビューとなった新戦力のロベルト・レヴァンドフスキとフアン・ベルナトが出場した。今日のシステムは3-4-3。主将フィリップ・ラームは3バックの右を務めた。

一方、VfLヴォルフスブルクは正GKディエゴ・ベナグリオを欠いている状態。さらに新加入選手の二クラス・ベントナーも練習参加が遅れたことが原因で欠場。代わりにコンディション調整が間に合ったルイス・グスタヴォが中盤を務め、フォワードには元バイエルンのイヴィツァ・オリッチが先発(今日でブンデスリーガ200試合出場で、バイエルン所属時代は55試合出場)を果たした。

試合経過

立ち上がりは両者なかなかペースを握れず、フィニッシュにすら持ち込めない時間が続いた。15分ほど経過すると徐々にバイエルンが主導権を握り始め、ミュラーとロッベンを中心に右サイドを制圧していく。それと同時にヴォルフスブルクはほとんど攻撃に出ることができなくなっていった。

約30分が過ぎてもネットを揺らすことができなFCB。何度か放ったシュートも相手GKに阻まれてラインを割るには至らない。すると37分、ついに均衡が破れる。右からのロッベンのグランダーのクロスにミュラーが合わせて1-0。1点リードしたまま前半を折り返したが、ハーフタイムまでのデータがボール支配率68%、対人勝率62%、シュート本数8:2、コーナーキック7:1と相変わらずの数字を叩き出していた。

後半の笛がなると同時にエンジン全開のバイエルンは47分、いきなり追加点を挙げることに成功する。全てはグアルディオラのプラン通りかと思われたが52分、今度はイヴィツァ・オリッチが見事なまでのミドルシュートを沈めて1点を返す。これで息を吹き返したヴォルフスブルクに比べFCBメンバーの足はどんどん重くなり、57分のレヴァンドフスキのチャンスを除けばこれといった決定機を作れずにいた。しかし、カウンターを狙うFCBに対してヴォルフスブルクもノイアーの守るゴールを脅かすには至らない。唯一79分、マランダに最大の決定機を与えるも、運よく失点を免れている。

試合終盤、もう一度バイエルンに試合を決める絶好のチャンス(84分)が訪れるが、審判がオフサイドの判定を下して追加点ならず。その後もシャキリ(88分)、ロッベン(90分)、ミュラー(90+1分)がチャンスを活かし切れず、試合は2-1のまま閉幕を迎えた。

前半ハイライト

12分:ミュラーが右サイドの角度のない位置からボレーシュート。しかし、キーパーがっちりキャッチ。
18分:ロッベンが右サイドから中央へ切り込みフィニッシュへ持ち込むが、こちらもキーパー正面。
22分:ヴィエイラが左サイドから中央にドリブル。エリアのわずか外からシュートを試みるも、ノイアーが落ち着いてキャッチ。
29分:ミュラーのボレーをキーパーがセーブし、こぼれたところレヴァンドフスキが詰め込むが、あと一歩のところでシュートを打てず先制点はお預け。
30分:ガウディーノのクロスにレヴァンドフスキが反応。フリーで足先に当て枠内に入れるも、キーパーに弾かれコーナーキックへ。
37分:ゴーーール!右サイドからのロッベンのグランダーのクロスにミュラーが合わせ1-0!

後半ハイライト:

47分:バイエルンの超速攻カウンター。中央をロッベン、ミュラー、レヴァンドフスキと繋ぎ、最後にロッベンがゴール左隅へ叩き込んで2-0!
52分:ヴォルフスブルクにゴール!右サイドでスローインを受けたイビツァ・オリッチが反転してそのままシュート。バーに当たりながらもゴールに吸い込まれた。1-2。
57分:完全にキーパーと1対1になったレヴァンドフスキ。しかし、狙ったループシュートは足にジャストミートせず、キーパーにキャッチされる。
79分左からのクロスにフリーで合わせたのはマランダ。同選手のシュートはノイアーに当たった後クロスバーに弾かれ、再びマランダの前にこぼれたが、これを打ち損じて決定的チャンスを逃す。
84分:ローデのロングシュートがネットを揺らすが、シュートコースにいたミュラーがオフサイドの判定でゴールならず。
88分:シャキリが左サイドをドリブルで駆け上がりそのままシュート。しかしキーパーに弾かれ追加点ならず。
90分:FCBのカウンター一閃。ロッベンがキーパーと1対1になるが、バーに嫌われゴールキックへ。
93分:左サイドを駆け上がったベルナトが強烈なシュートを放つも、キーパーに弾かれコーナーキックへ。