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終盤のゴールでシティを下す

ボアテングの決勝点によりCL白星スタート

最後まで走りぬき、ひたむきにプレーした結果、試合終了直前に努力が報われた!90分にジェローム・ボアテングが叩き込んだこの試合唯一のゴールがそのまま決勝点となり、FCバイエルンは新シーズンのチャンピオンズリーグで白星スタートを切ることに成功。1-0(0-0)という派手さのないスコアではあるが、しっかりと勝利をものにしている。

6万8000人の観客が見守る中、完売のアリアンツ・アレーナではまずバイエルンが試合の主導権を握るものの、なかなかマンチェスター・シティのゴールに向かって攻め込むことができない。それでも、試合終了間際にはボアテングがファーポストに放ったシュートがゴールネットを揺らし、初戦を終えてバイエルンはグループEの2位に位置している。首位を走るのは、CSKAモスクワを5-1(4-0)で退けたASローマ。

スターティングメンバー

相変わらずけが人問題をかかえるバイエルン。バスティアン・シュヴァインシュタイガー、フランク・リベリー、ハヴィ・マルティネス、チアゴ、ホルガー・バドシュトゥーバーを起用できないペップ・グアルディオラ監督はしかし、足首の故障が完治したラフィーニャを先発メンバーに加えることができた。ラフィーニャは右サイドのウィングを任される。

また、左サイドにはこの試合がCLデビュー戦となるフアン・ベルナトが、さらにセンターバックとしては同じく本日CLデビュー戦を飾ることとなったメフディ・ベネティアが起用された。両選手はともにこれがバイエルンでのデビュー戦となった。ちなみに、膝の問題を訴えて検査を受けていたアリエン・ロッベンは一応ベンチ入りしている。

4日前のシュトゥットガルト戦(2-0)からグアルディオラ監督はポジションを2つ変更。シティ戦ではダンテとバドシュトゥーバーに代わり、ラフィーニャとベネティアがスターティングメンバーに顔を連ねた。この日のシステムは初め3-5-2だったが、前半途中で4-1-4-1に変更された。

一方のマンチェスター・シティは、先日のアーセナル戦(プレミアリーグ)からメンバーを4人入れ替えてきた。パブロ・サバレタ(イエローカード累積のため出場停止)、フランク・ランパード、ジェームズ・ミルナー、セルヒオ・アグエロの代わりにバカリ・サーニャ、ヤヤ・トゥレ、サミル・ナスリ、エディン・ジェコが先発を務めた。また、マヌエル・ペジェグリーニ監督もピッチ入りが禁止されていたため、観客席からの観戦となった。

試合経過

キックオフのホイッスルが鳴ってからわずか40秒で、バイエルンに決定的なチャンスが訪れるものの、先制点は生まれず。思わず立ち上がった観客は歓声を飲み込み、また腰を下ろす羽目に。そして、前半は何度もそんな光景が続くこととなる。バイエルンは試合をコントロールし、頻繁に両サイドから攻め上がってはシティの守備陣にプレッシャーをかけ、数多くのチャンスを作り出す。ミュラー(1、19分)、ゲッツェ(21分)、アラバ(31、32分)、レヴァンドフスキ(36分)らがGKハートの守るゴールに襲い掛かるが、それでも先制点につなげることはできない。

もちろん、シティも時折鋭いカウンター攻撃でバイエルンに反撃。だが、マヌエル・ノイアーだけでなく、ボアテングも気を緩めることなくしっかり対応し(13、40分)、試合は0-0のまま両者譲らずハーフタイムに突入となる。前半のデータはボール支配率54%、タックル勝率36%、シュート数7本(シティ5本)だった。

後半に入ってからもバイエルンの優勢は変わらないものの、シティの堅いディフェンスを崩すことができず、あまり決定的なチャンスは作り出せなくなってくる。そんな中、グアルディオラ監督はロッベン(76分)とピサーロ(84分)を投入し、経験豊富な両選手のプレーで試合の流れを変えようとする。そんな采配と選手たちの頑張りが功を奏し、試合終了間際の90分にボアテングが決勝点を決め、バイエルンが土壇場の勝利でCL白星スタートを飾った。

前半ハイライト

1分:ミュラーが単独ドリブル突破でシティのペナルティエリアに走りこみ、GKハートを振り切ってシュートを放つも、ボールはサイドネット外側に。
13分:シルヴァからパスを受けたジェコが鋭い角度からシュートを放つが、ノイアーがしっかり対応。
19分:再びミュラー!ベルナトのクロスに頭で合わせるも、ハートがナイスセーブを見せる。
21分:またもバイエルンにチャンス!ミュラーのスローインを受けたゲッツェがゴール前6メートルの至近距離からシュートを打つが、ここでもハートは見事にセーブ。
22分:ジェコが豪快なシュートを放つも、ボールはゴールの少し横にそれる。
31分:アラバがゴール前25メートルの距離からロングシュートを打つが、こちらもあと少しのところでゴール枠を捉えることができない。
32分:再びアラバ!今度はミドルシュートを放つが、これにはハートがしっかり対応。
36分:またしてもサイドネット外側に。アラバからパスを受けたレヴァンドフスキが鋭い角度から放ったシュートは、惜しくもゴールネット外側に。
40分:サーニャがコーナーキックに頭で合わせるも、ノイアーがニアポストでしっかりボールをキャッチ。

後半ハイライト

52分:ラームのフラットなミドルシュートがゴールを外れる。
55分:ゲッツェがペナルティエリア内でシュートまで行くも、相手選手に当たって角度が変わったシュートは難なくハートがキャッチ。
88分:ボアテングが豪快なロングシュートを放つが、これにもハートがしっかり対応。
90分:1-0!!!シティ守備陣の乱れからボアテングの元にボールが回ってき、そのまま振りぬいたシュートが見事にファーポストに突き刺さって勝負あり!
90+3分:ピサーロのシュートがわずかにゴールを外れる。
90+4分:アグエロが攻め上がってシュートを打つも、ボールはゴール枠を捉えることができず。