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リーグ首位浮上

FCバイエルン、パダボーンを圧倒

FCバイエルンがリーグ首位を走るパダボーンを沈めた。9月23日、これまでリーグ1位で周囲を驚かせていた昇格組みのSCパダボーンと対戦したFCBは、ゲームを完全にコントロールし4-0で順当な勝ち点3を獲得。今シーズン序盤の第5節目にして、初めてリーグ首位に浮上することに成功した。

71,000人の観客が見守る中、完売のアリアンツ・アレーナで先制点を挙げたのはマリオ・ゲッツェ(8分)。さらにその6分後の14分にはロベルト・レヴァンドフスキが追加点を挙げ、早い時間帯で一気にリードを広げる。その後も立て続けにチャンスを演出するFCBだったが、決めるきることができない。後半に入ると再びゲッツェ(78分)がゴールを奪い、最後はトーマス・ミュラー(85分)がネットを揺らして、今季最大の勝利を手繰り寄せた。

スターティングメンバー

スコアレスドローに終わったハンブルガーSV戦から、グアルディオラはスターティングメンバーに5つの変更を投じてきた。シャビ・アロンソ、アリエン・ロッベン、マリオ・ゲッツェ、セバスティアン・ローデ、ロベルト・レヴァンドフスキが先発に復帰すると、代わりにジェルダン・シャキリ、ラフィーニャ、クラウディオ・ピサーロ、フアン・ベルナト、ピエール=エミール・ホイビュルクがベンチスタート。この日のシステムは4-2-3-1で、ローデが右サイドバック、ラームが守備的MFを務めた。

試合経過

試合が始まる前、アリアンツ・アレーナへ向かう道中にパダボーンの指揮官アンドレ・ブライテンライターは選手たちに、「皆が試合を楽しみなくては。結果は私にとって二の次」と話していた。その監督の言葉通り、勇敢かつ激しい立ち上がりを見せてきた同チーム。序盤、FCBがゲームを組み立てようというところでボールを奪うと、深い位置まで走りこんだエリアス・カチュンガが右サイドからのクロスを受けてジャンピングボレー(3分)。最初のチャンスを演出した。

相手の前線からの激しいプレスに最初の数分間は苦戦させられたバイエルンだったが、その後すぐ本領を発揮する。8分、ロッベンからミュラーへと繋がったパスをゲッツェが沈め、この試合最初のチャンスをそのまま得点に繋げた。それで勢いづいたバイエルンは分刻みに決定機を作り出す。レヴァンドフスキ(9分)、アラバ(11分)、ゲッツェ(13分)に絶好機が訪れるも最後の精度を欠き得点には至らない。しかし14分、ロベルト・レヴァンドフスキがアリアンツ・アレーナでの初となるゴールを挙げリードを2点に広げた。

その後も攻撃の手を緩めないFCBは、さらにテンポを上げる。特にロッベンがスピードに乗ったドリブルで相手の守備陣を翻弄。だが、レヴァンドフスキ(16分、18分)やゲッツェ(29分、42分)、ロッベン(32分、36分)がチャンスを量産するが、なかなか追加点を挙げることができない。一方、パダボーンはイディル・ワリのカウンターが唯一のチャンスで、それ以外はハーフウェイラインを越えることすらままならない状態。最終的にシュート本数は13:1と、バイエルンが圧倒的に有利な状態で前半を折り返した。

後半に入っても3点目を狙いに行くバイエルンだが、パダボーンが再び守備を整えて、より玉際で激しく勝負してきたため、なかなかゴールマウスをこじ開けることができない。それでも78分と85分、ゲッツェとミュラーがそれぞれネットを揺らして追加点を奪取。最終的にはバイエルンが順当の大勝を収める形となった。

前半ハイライト:

3分:カチュンガが右からのクロスにダイレクトボレー。しかし、これはバーを大きく越えた。
8分:バイエルン先制!ロッベンが中央に放り込み、ミュラーがヒールで落として最後にゲッツェがネットを揺らし1-0!
9分:レヴァンドフスキがエリアのわずか外(20m)からミドルシュート。しかし、ゴールポスト左に逸れる。
11分:右サイドの深い位置からラームがマイナスのクロスを入れる。フリーで待ち構えたアラバがトラップして放つが枠外。
13分:今度はアラバからゲッツェへラストパス。ゲッツェがダイレクトで狙うもキーパーにセーブされる。
14分:ラームのパスを受けたレヴァンドフスキが反転して右足一閃。再びネットを揺らして2-0!
18分:エリア内でディフェンスをかわしレヴァンドフスキが強烈なシュートを放つが、枠を捉えられない。
24分:イディル・ワリがハーフウェイライン周辺からドリブルで独走しGKと1対1になるも、同選手のシュートはノイアー正面。
29分:バイエルンにチャンス。コーナーのこぼれ球に反応したのはゲッツェ。しかし、シュートは惜しくもバーをの上。
32分:ロッベン、ドリブルで中央へ切れ込みそのままシュート。しかしポストのわずか左へ。
42分:ロッベンからのパスを受けたゲッツェがディフェンダーの股を抜くシュート。しかし、足に当たって方向の変わったボールは枠外へ。

後半ハイライト:

58分:シュトッペルカンプの鋭いクロスをアロンソが間一髪のところでクリア。
63分:ロッベンのコーナーにゲッツェがダイレクトで合わせるが、またしても枠外。
78分:ロッベンが右サイドの深い位置から中央へパス。ミュラーが合わせ、こぼれたところをゲッツェが押し込んで3-0。
85分:再びロッベンが右サイドから仕掛ける。中央のニアポストへ鋭いパスを入れるとシャビ・アロンソが走りこんで4-0。
90分:もう一度ロッベン。16mの位置から放たれたシュートはキーパーの攻守により得点ならず。