presented by
Menu
HSVに3-1

FCB、圧倒的強さでDFBポカールベスト16進出

ボールを支配するお馴染みのスタイルで、FCバイエルンはDFBポカール大会で順調に駒を一つ進めた。水曜日の晩、ハンブルガーSVと対戦し3-1(2-0)で見事な勝利を収めたFCBは、今回で14大会連続となるベスト16入り決め、次は来年の3月3・4日にベスト8入りを懸けた試合を行う。

57,000人の観客が見守る中、満員のイムテック・アレーナでバイエルンサイドにゴールをもたらしたのは、ロベルト・レヴァンドフスキ(7分)、ダヴィド・アラバ(44分)、フランク・リベリー(55分)の3選手だった。ペップ・グアルディオラ率いるチームは、闘志を漲らせるハンブルガー相手に圧倒的な支配力を見せる。ほとんどいいところを見せられないハンブルガーの攻撃陣に反し、HSVゴールキーパー、ヤロスラフ・ドロブニーが攻守を披露し大量失点を防いでいた。試合終了間際に1点を返したのはピエール=ミシェル・ラソッガ(85分)。

スターティングメンバー

太腿の神経系の問題により、アリエン・ロッベンは2試合連続欠場。メディ・ベナティアもイエローカードの累積により出場停止。従ってペップ・グアルディオラは、フランク・リベリーを今季初の先発メンバーとしてピッチに送り込んだ。

同フランス代表以外にも、0-0で引き分けた3日前のグラードバッハ戦からもう一つポジション変更がり、ジェローム・ボアテングがCBとして先発復帰。そしてベナティアの他にもマリオ・ゲッツェがベンチスタートとなった。この日のバイエルンのシステムは4-3-3。

HSV監督ジョー・ツィンバウアーは、0-3で敗れたヘルタBSC戦から3つのポジションを変更。マルセル・ヤンセン、ラファエル・ファン・デル・ファールト、そして負傷中のヴァロン・ベーラミに代わり、ゾルタン・シュティエベル、ルイス・ホルトビー、ペトル・イラーチェクの3選手がスターティングメンバーに名を連ねた。システムは4-2-3-1。

試合経過

5週間前のブンデスリーガでのスコアレスドローの試合同様、素早いプレスと熱い闘志でバイエルンにプレッシャーを掛けるハンブルガーSV。非常にコンパクトな守備でバイエルンの攻撃を遮断する同チームは、特に中盤の密度を高めてFCBがチャンスを作り出せないようにしていた。一方、バイエルンも速いテンポで両ウインガーへ展開し、特にフアン・ベルナト、アラバ、リベリーのいる左サイドから効果的にゴールへ迫ろうと試みる。

すると7分、HSVディフェンダーの不注意なバックパスをレヴァンドフスキが奪取し、ゴールに沈める。その後、完全にゲームを支配するFCBは、ハンブルガーのカウンターをことごとく遮断し、追加点を匂わせるチャンスを演出する(20、42分)。そしてハーフタイムに突入する直前の44分、ダヴィド・アラバが決めてリードを2点に広げた。前半の統計データは次のようになっている:シュート本数6:2、コーナー5:0、ボール支配率69%

後半に入ると再びフレッシュさを取り戻したプレーを見せるHSVだが、55分にフランク・リベリーが3-0となるゴールを決めて相手の勢いをストップさせる。ハンブルガーの抵抗が弱まるとFCBも少しペースを落とし、今週末のドルトムント戦を見据えてペップ・グアルディオラがラーム(64分)、アロンソ(70分)、レヴァンドフスキ(75分)をベンチに下げて休ませた。

その後はボールを回して相手を走らせるプレーに徹するバイエルン。その間、何度も決定機(58、73、88、90+1分)は訪れたが、ハンブルガーGKヤロスラフ・ドロブニーの好守に阻まれ追加点を奪えない。すると85分、HSVのカウンターからラソッガに決められて1点を返され試合は閉幕を迎えた。

前半ハイライト:

5分:中盤でパスを受けたラソッガがロングシュートを放つも、ノイアーがしっかりキャッチ。
7分:バイエルン先制!右サイドでキーパーへのバックパスをカットしたミュラーがレヴァンドフスキへパス。ダイレクトで放たれたボールは一度ディフェンダーに弾かれるが、そのこぼれ球をもう一度レヴァンドフスキが押し込んで1-0!
20分:レヴァンドフスキのスルーパスをアラバがスルー。その先に走り込んでいたミュラーがキーパーをかわして無尽のゴールに沈めたが、スルーしたアラバの足にボールが当たっていたためオフサイドの判定。
35分:HSVのカウンターからラソッガがヘディングで狙うが、バーを大きく越える。
42分:アラバのクロスにニアポストへラームが飛び込むが、シュートはキーパー正面。弾かれたボールにミュラーが詰めるも先にクリアされる。
44分:中盤でパスを受けたアラバが直接ゴールを狙う。放たれた強烈な無回転シュートはキーパーの逆をつきネットに突き刺さった。3-0!

後半ハイライト:

53分:右サイドからのクロスにラソッガが頭で合わせるが、バーの上。
55分:左サイドから中央に切れ込んだリベリーがそのままフィニッシュへ。放たれたシュートがDFジュルーの足に当たり、角度が変わってそのままゴールに吸い込まれた。3-0!
58分:コンビネーションプレーから左サイドを崩し、最後はアラバが中央へグランダーのクロスを入れる。ミュラーがそれをダイレクトで合わせるが、キーパー正面で追加点ならず。
64分:裏へ抜け出したレヴァンドフスキがループシュートを狙うが、惜しくも枠の外。
68分:ラソッガが遠目から強烈なロングシュートを放つが、ノイアー正面。
73分:ローデのファーサイドへのクロスにフリーで待ち構えたリベリーがダイレクトボレー。しかし、キーパーのファインセーブに阻まれコーナーへ。
76分:エリア外からホルトビーが巻いたミドルシュート。しかし枠外。
83分:エリア外中央で受けたベルナトが反転してシュートへ持ち込むが、惜しくもポストの右に逸れた。
85分:クロスに反応しキーパーと1対1になるファン・デル・ファールト。しかしシュートを打てずにクロスへ切り替えるとそこへ飛び込んだラソッガが頭で押し込み3-1。
88分:FCBカウンター。ミュラーが中へボールを送るとピサーロがダイレクトで合わせるが、キーパーに弾かれる。
88分:再び素早いFCBの速攻。後ろからのロングフィードをピサーロが落とし最後はミュラー。しかしこれまたキーパーに弾き出されゴールならず。
90+1分:左サイドからのアラバのグランダークロスにミュラーがフリーでシュート。しかしキーパーのファインセーブに阻まれる。