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上位対決は1-0

FCB、レヴァークーゼンとの接戦を制す

FCバイエルンの快進撃は続く! 6日(土)、ドイツチャンピオンのFCBは、ブンデスリーガのナイトゲームで現在3位のレヴァークーゼンと対戦。90分間の接戦の末、バイエルンが1-0(前半0-0)で勝利し、今季14試合連続無敗をキープした。ペップ・グアルディオラ率いるチームは、同日午後に同じく勝利をおさめていた2位のVfLヴォルフスブルクを一歩も寄せ付けず、勝ち点差7を維持したまま引き続き首位に君臨する。来週末のFCアウクスブルク戦を制することができれば、早くも《ヘルプストマイスター》(前季優勝)が決まる。

アリアンツ・アレーナでの前半戦は、ゴール前のシーンの少ない互角の戦いが繰り広げられた。だがスコアレスのまま迎えた後半、バイエルンはコーナーキックからフランス人のフランク・リベリーが自身リーグ通算100ゴール目となる決勝点(51分)を叩き込み先制。その後も攻撃の手を緩めることなく攻め続け、追加点こそ奪えなかったがチャンスを量産して上位対決を1-0でしっかりとものにした。

スターティングメンバー

今週は週半ばに試合がなかったこともあり、ペップ・グアルディオラは先週末のメンバーを大きく入れ替えるには及ばなかった。1-0で制したベルリン戦に対する変更点はディフェンスの一人のみ。ダンテに代えてメーディ・ベナティアがスタメンに名を連ねた。フォーバックの前では、すっかりおなじみのシャビ・アロンソが司令塔として君臨し、その前にはいつも通り4枚のミッドフィールダーを配置した。しかし、ロベルト・レヴァンドフスキーの左サイドでの起用には誰もが驚いた。中盤の4枚は左からレヴァンドフスキー、リベリー、アリエン・ロッベン、トーマス・ミュラーの4名で構成され、その前でマリオ・ゲッツェがワントップ気味にプレーする、かなり攻撃的な布陣となった。

試合経過

レヴァークーゼンとの前半は、特に中盤での激しい攻防が繰り広げられた。レヴァークーゼンの選手達は、中盤のスペースをしっかりと潰し、アグレッシブなプレーでバイエルンに付け入る隙を与えなかったため、FCBは普段ほどペナルティーエリア付近までボールを運ぶことはできなかった。前半唯一のビッグチャンスをつかんだのもレヴァークーゼン。立ち上がり早々にカリム・ベララビが惜しいシュート(3分)を放ったが、フアン・ベルナトがライン上でなんとかクリアーした。一方のFCBは、70%ものボール支配率を記録したものの、ベルント・レノの守るゴールに向かって1本も枠内シュートを放つには至らなかった。

バイエルンは、ハーフタイムにゲッツェを下げてゼバスティアン・ローデを投入、レヴァンドフスキーをセンターフォワードのポジションに戻して後半に臨んだ。するとこの策が完璧にはまり、FCBの攻撃が火を噴いた。コーナーキックからリベリーのゴール(51分)で先制したバイエルンは、その直後、わずか3 分間で立て続けにミュラー(56分)、ロッベン(57分)、レヴァンドフスキー(59分)が追加点の決定機をつかむが、ミュラーのチャンスはポストに阻まれ、ロッベンはレノのファインセーブに止められた。またレヴァンドフスキーのシュートは、数センチだけゴールの枠から逸れていった。

これでレコルトマイスターは一気に流れを引き寄せ、その後はレヴァークーゼンを圧倒。もっとも、リードを広げることはできないまま、アリアンツ・アレーナは最後の最後まで緊迫した空気に包まれた。クヌート・キルヒャー主審の試合終了を告げるホイッスルがアレーナ内に鳴り響いたときは、スタンドも選手もホッと一息ついてから、辛勝への喜びを爆発させた。

前半のハイライト:

3分:ジェローム・ボアテングのクリアーがシャビ・アロンソに当たって跳ね返り、ベララビの足下へ。キーパーと1対1になったベララビのシュートは、ノイアーの脇の下をすり抜けていったが、ライン上でベルナトがなんとかクリアー! 危ないシーンだった。
12分:ベルナトが左サイドでイェドヴァイを抜き去りセンタリング。ファーでレヴァンドフスキーが待ち構えていたが、その前でブラジル人のヴェンデルが胸でクリアーし、コーナーキックへと逃れた。

後半のハイライト:

51分:やった! 途中出場のローデがコーナーキックを獲得。これをショートでつなぎ、ラフィーニャが後方からセンタリング。中央、アロンソの頭での折り返しにリベリーが左足のボレーで合わせてゴールネットを揺らす!
56分:FCバイエルン、惜しいシーン! 右サイド、ミュラーの鋭いクロスにレノが反応し、オウンゴールかと思わせるも、ボールはポストを直撃!
57分:またしてもビックチャンス到来! 今度はリベリーのパスからフリーになったロッベンが左足のシュートを放つが、レノのファインセーブに阻まれた。
59分:なんというチャンス! しかし、一人完璧に抜け出したレヴァンドフスキーからミュラーへの横パスは通らず。さらに再びボールが戻ってきたレヴァンドフスキーは、ゴール手前3メートルから今度は自らサイドボレーで狙っていったが、 惜しくも枠の外。