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カウンターを受けて撃沈

グラードバッハがミュンヘンで勝ち点奪取

今季のホーム公式戦18試合目にして、ペップ・グアルディオラ率いるFCバイエルンがついに初黒星を喫した。日曜日の晩に行われたブンデスリーガ第26節では、ボルシア・メンヒェングラードバッハが0-2(0-1)で上位対決を制した。しかし、マインツ相手に同じく勝利を逃した(1-1)2位のヴォルフスブルクとの勝ち点差は未だに10あり、FCBが断トツの首位であることは変わらない。

完売のアリアンツ・アレーナで75000人の観客が目にした90分間は、完全に一方的な展開の試合だった。ボールを保持していたのはバイエルン。しかし、賢く守るグラードバッハの守備を崩すことができずにいた。逆にボルシアMGは、ラファエウが数少ないカウンターチャンスを冷静に活かし、2ゴール(30、77分)を挙げた。それに加え、24分には不運にもアリエン・ロッベンが負傷退場を余儀なくされている。

スターティングメンバー

4-0で勝利したアウェイのブレーメン戦から8日後、ペップ・グアルディオラは4-3-3システムを採用し、その際4人のメンバー交代を行った。まず、前節は休養のため欠場していたマヌエル・ノイアーが先発に戻り、累積警告により出場停止となっていたシャビ・アロンソもスタメン復帰を果たす。また、軽く負傷中だったアリエン・ロッベンとホルガー・バドシュトゥーバーもローテーションで先発入り。ロッベンは今回の出場でブンデスリーガ100戦目を迎えた。そして、この4人に代わり先発落ちしたのは、ペペ・レイナ、セバスティアン・ローデ、トーマス・ミュラー、そして累積により出場停止処分中のメディ・ベナティア。

そしてこの日は、ベンチから朗報が入ってきていた。昨年の5月ぶりにチアゴ・アルカンタラがベンチ入りしたのだ。スペイン代表MFは膝に怪我を抱えていため長期離脱を強いられていた。

一方、グラードバッハサイドは点取り屋のマックス・クルーゼがベンチスタートというサプライズがあった。クルーゼに代わり先発出場したのはアンドレ・ハーン。また、トルガン・アザールに代わりファビアン・ジョンソンも先発イレブンに名を連ねた。対戦相手のシステムは4-4-2。

試合経過

立ち上がりから一気にゲームを支配するバイエルン。グラードバッハもディフェンスラインを低く構え、前からはプレッシャーを掛けてこない。4分と6分にはベルナトとロッベンがそれぞれフィニッシュまで持ち込み、相手ゴールを脅かす。しかし、バイタルエリアに厚い守備の牙城を築くボルシアMGを前に、決定的なチャンスを作れないまま、試合時間が経過していった。

すると25分、バイエルンにとって嫌な事態が発生する。相手のファールを受けたロッベンが、足を痛めてプレーを続行できなくなったのだ。怪我をしたロッベンに代わり、トーマス・ミュラーが投入された。しかし、予期せぬ出来事が立て続けにバイエルンに襲い掛かる。30分、ラファエウのゴール正面へのシュートをノイアーがハンブルし、先制点を許したのだ。0-1にされた後も、試合展開は変わらない。バイエルンがボールをキープスルなか何度かロングシュートを試みたが、グラードバッハに阻まれ、スコアが動かないままハーフタイムに突入した。前半までの統計データ:シュート本数8:1、センタリング10:0、ボール支配率71%

両チームともに選手交代なしで後半戦突入。だが、グアルディオラはシステムを変更してきた。アラバが左サイドバックに移動し、ベルナトが左サイドハーフへ。そしてアロンソとシュヴァインシュタイガーが4-2-3-1システムのダブルボランチを務めた。後半に入っても、前半と同じく終始バイエルンがボールを保持するが、危険なプレーを演出するには至らない。

そして約60分が経過すると、グアルディオラが再びシステム変更を行う。セバスティアン・ローデがアロンソに代わり投入され、シュヴァインシュタイガーがワンボランチを務めた。さらに70分、ゲッツェに代わりラームが途中出場。完全に一方的な試合展開でありながらも、バイエルンはディフェンスの穴を見つけられない。グラードバッハの数少ないカウンターの方がむしろ危険だったくらいだ。そして70分、カウンターからハーンがポスト直撃のシュートを放つと、77分にはラファエウがこの日2点目を決めてリードを広げた。

終盤に差し掛かると、もう一度ギアを上げて相手ゴールに襲い掛かるバイエルンだが、ボルシアGKゾマーの幾度とない好守に阻まれ、ゴールを奪えずに試合終了を迎えた。

前半ハイライト:

4分:バイエルンに最初のチャンス。エリア内中央の混戦からこぼれたボールをベルナトがシュート。しかしキーパー正面。
6分:左からのベルナトのクロスにロッベンが反応。頭で合わせるもGKゾマーがキャッチ。
30分:まさかの失点。ボルシアMGがこの日最初のチャンスを活かしてゴールを奪った。カウンターからバイエルンのエリア内にボルシアMGが侵入すると、ヘアマンの鋭いクロスにラファエウがダイレクトでシュート。しキーパー正面に飛んだそのシュートをノイアーがキャッチミスしてしまい、ボールはそのままゴールラインを割った。0-1
33分:シュヴァインシュタイガーが遠目から狙うが、GKゾマーががっちりキャッチ。
42分:ボアテングのセンタリングにミュラーとレヴァンドフスキがヘッド。しかし、強さが足りずにゴールならず。
45分:アラバの素晴らしいプレー! ディフェンスをかわして25mの位置からフィニッシュへ。しかし、ディフェンダーに当たり枠外へ。

後半ハイライト:

63分:後半最初のチャンス。ラフィーニャのクロスにミュラーがヘッド。しかしGKゾマー正面。
70分:ボルシアのカウンター。裏へ抜け出したハーンがシュートするが、ノイアーが弾いてポストに当たり、間一髪でピンチを凌ぐ。
75分:右からファーサイドへ大きなクロスが入ると、ベルナトがダイレクトでボレーを放つ。シュートはディフェンダーの足に当たって枠内へ飛ぶが、GKゾマーがファインセーブでコーナーに逃れた。
77分:2失点目。素早いカウンターでクラマーが中央から仕掛ける。すると左に走りこむラファエウに展開。そのラファエルウがダイレクトでゴールに叩き込み追加点を挙げた。0-2。
84分:アラバのロングシュート。GKゾマーがセーブ。
86分:右からのボアテングのクロスにレヴァンドフスキがヘッド。左隅に飛んだ良いシュートだったが、好調のゾマーがまたもやセーブ。
88分:再びグラードバッハのカウンター。後ろからのロングフィードをクルーゼがトラップし、エリア内左から強烈なシュートを放つ。GKノイアーがセービング。