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2-0

バイエルン、ホッフェンハイム戦で危なげない勝利

FCバイエルンは、ブンデスリーガでのタイトル防衛にまた一歩近づいた。ドイツ王者バイエルンは選手層に問題を抱えており、またチャンピオンズリーグのポルト戦という大事な試合が控えているにも関わらず、4月18日(土)にTSG1899ホッフェンハイム相手に2-0(1-0)と危なげない勝利を手に入れた。これによりリーグ2位のチームとの勝ち点差は13に広がり、少なくとも24時間はこの差が維持される。そして今シーズンは、あと残り5試合を残すのみとなった。

30,150人の観客で満席となったヴィルソル・ライン=ネッカー=アレーナにおいて、本日の最優秀選手といえるのはセバスティアン・ローデだろう。同MFはFCB選手の中でも最も目立った活躍を見せ、38分には助走なしで精度の高いシュートを決めて、バイエルンに先制点をもたらした。アディショナルタイムには、ホッフェンハイムのアンドレアス・ベックのオウンゴール(93分)によって得点差は2点に広がった。ホッフェンハイムとの14回目の対戦を終えたが、FCBが同チーム相手に未だ不敗であるという事実に変わりはない。

スターティングメンバー

CL準々決勝ポルト戦の1stレグから3日後、そして2ndレグの3日前であるこの試合に、ペップ・グラルディオラは出来る限りのローテーションを組んで臨んだ。変更されたメンバーは合計4人。ホルガー・バドシュトゥーバー、ローデ、そして若手のジャンルカ・ガウディーノとミチェル・ヴァイザーがスターティングメンバーに名を連ね、シャビ・アロンソ、チアゴ、ジェローム・ボアテング(3選手ともベンチ入り)、フィリップ・ラーム(病気)が先発から外れた。

ホッフェンハイム戦に同行できなかった選手は計8人に上り、ベンチに控えるメンバーも1人分が空席のままとなった。バイエルンのシステムは4-2-3-1。

一方のTSGホッフェンハイムは、4-3-2-1システムを採用してきた。同チーム監督のマルクス・ギスドルは、2-3で敗れた先週のケルン戦のスターティングメンバーから3選手を変更。スヴェン・シップロック、ナディム・アミリ、キム・ジンスに代わり、アントニー・モデスト、ピルミン・シュヴェーグラー、そしてジェレミー・トリアンが先発出場した。

試合経過

バイエルンは試合開始直後から主導権を握り、巧みにボールを回して敵を走らせ、辛抱強くホッフェンハイムの守備陣の隙を窺う。しかしホームで戦うホッフェンハイムは4バックに加え一列前に3枚を配置し、自陣のペナルティーエリア付近の守備を固めていた。そのため、FCBのクロスは跳ね返され、シュートもブロックされてしまう。

一方、ホッフェンハイムのモデストは、少ないながらもカウンターのチャンスを狙い続ける。マヌエル・ノイアーのスーパーセーブ(30分)がなければ、先制点を挙げたのはホッフェンハイムだったかもしれない。しかしその数分後、この日大活躍を見せたローデが狭いスペースで強烈なシュートを叩き込み、1-0(38分)とバイエルンに先制点をもたらした。前半の統計データは、シュート本数6:4、センタリング16:1、ボール支配率(FCB)74%となっている。

後半に入ると、足首を負傷したフアン・ベルナトに代わりボアテングがピッチに入った。その少し後、グアルディオラはガウディーノに代わってチアゴを投入(57分)し、最終ラインを3バックに変更した。バイエルンに後半最初のチャンスが訪れたのは48分、しかしこのレヴァンドフスキのシュートはクロスバーに嫌われてしまう。その後、チアゴとミュラーもチャンスを得るが、両者ともホッフェンハイムのGKバウマンによって阻まれた。

その他の場面では、ホッフェンハイムが積極的に攻撃を仕掛けてきたために、バイエルンはより守備に重点を置くようになった。しかし、バイエルンが試合の主導権を失うことはなく、後半にマヌエル・ノイアーの守るゴールが脅かされることはなかった。一方攻撃では、バイエルンがさらにいくつかの得点チャンスを得るも、最終的にフィニッシュにまで持ち込むことはできない。しかしホッフェンハイムのベックが、アディショナルタイムに不運にもオウンゴールを献上し、試合は2-0でバイエルンに軍配が挙がった。

前半ハイライト:

18分:ヴァイザーのクロスにゴール手前10mでレヴァンドフスキが頭で合わせるも、ボールはクロスバーを越えた。
30分:ホッフェンハイムのカウンター! ポランスキのロングボールを受けたモデストが、ノイアーと1対1を迎える。しかし同選手のシュートはノイアーが足でセーブした。
38分:ゴーーール!GKバウマンがミュラーのグラウンダーのシュートを一度は防ぐが、跳ね返ったボールがレヴァンドフスキを経由してローデに渡る。そしてローデが15m手前から、強烈なシュートをゴール右上に突き刺した。
41分:FCBペナルティエリア内でポランスキが倒されるが、審判シュティーラーは試合続行を指示。
44分:フォラントがゴール11m手前でヘディングシュート。オフサイドの疑いもあったが、いずれにせよボールは枠外へ飛んだ。

後半ハイライト:

48分:ローデから絶妙なパスを受けたレヴァンドフスキがシュートを放つも、ボールはクロスバーに嫌われる。
52分:フォラントのシュートはバーの上に大きく外れた。
60分:2-0と点差を広げるチャンス!!しかしチアゴの角度のないところからのシュートは、ホッフェンハイムGKバウマンにセーブされる。その直後、同GKはすぐさまミュラーに向き直り、同選手の得点チャンスも潰した。
63分:フォラントが25mの距離からゴールを狙う。しかしボールはわずかにファーポストの脇にそれた。
65分:素晴らしい攻撃を仕掛けるバイエルン!ローデ、ミュラーと繋いだボールを受けたヴァイザーが、相手DFをかわしてシュートに持ち込むが、ブロックされてしまう。
74分:ゴール18m手前から、ボアテングが卓絶したインフロントキックでゴールを狙う。しかしこれはゴールエリア付近でディフェンダーにブロックされる。
84分:ルディーのフリーキックは、わずか左にそれた。
86分:ローデが距離のあるところからゴールを狙うが、バウマンが確実にセービング。
89分:レヴァンドフスキのシュート! 1度目はシュトローブルにブロックされる。跳ね返ったところを再びレヴァンドフスキがシュートするも、わずかにずれ、左ポスト横に外れた。
93分:ゴーーール!2-0!ミュラーがゴールライン外側からドリブルでエリア内に進入。クリアミスによりベックのオウンゴールとなり、FCBが2得点目を獲得した。