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PK戦

敵地でレヴァークーゼンを下したFCBが準決勝進出

6シーズン連続でFCバイエルンがDFBポカール準決勝進出を決めた。両チームともに一歩も引かない白熱した展開を迎えたカップ戦の準々決勝は、レヴァークーゼンとのPK戦を5-3で制したペップ・グアルディオラ率いるバイエルンに軍配が挙がり、トーナメントの駒を一つ進めた。

30,210人の観客が見守るチケット完売のバイ・アレーナでは、両チームともに非常に激しく、しかし決定機が少ないカップ戦を披露した。お互いにフィニッシュの部分で決めきれない状態が続く中、スコアレスのまま120分が経過し、試合はPK戦にもつれ込む。そして、5本全てを決めてメンタルの強さを見せたバイエルンが、ベスト4進出を決めた。

スターティングメンバー

1-0で勝利した4日前のボルシア・ドルトムント戦と同じシステムを採用してきたグアルディオラ。メンバーもほぼ同じ顔ぶれだったが、唯一マリオ・ゲッツェが負傷中のバスティアン・シュヴァインシュタイガーに代わり先発した。また、ホルガー・バドシュトゥーバーが筋肉系の問題を克服してベンチ入り。しかし、メディ・ベナティアが34分に負傷交代を強いられている。セバスティアン・ローデが代わりに出場した。

試合経過

試合開始早々チャンスを掴んだのはレヴァークーゼンだった。素早いカウンターから最後はボックス内でブラントにパスが渡るも、トラップミスでノイアーが難なく抑えた。そこからはバイエルンがボールを保持するものの、コンパクトかつ組織的な守備を敷くレヴァークーゼンを前に、なかなかアタッキングサードまで侵入することができない。すると、徐々にレヴァークーゼンもボールをキープし始め、試合が均衡していく。

30分が経過しても、依然として一切チャンスを作れないバイエルン。すると、不運にもベナティアが負傷交代を余儀なくされる。グアルディオラはベナティアの代わりにローデを投入。それと同時にシステムを4-1-4-1に変更し、ラフィーニャとベルナトが両サイドバックの位置に下がり、アロンソが1ボランチ、ラームとローデが2列目の位置に入った。だが、システムが変わっても試合展開が変わることはなく、40分のミュラーのチャンスと、45分のベララビのチャンスを除いては、ほとんどお互いにシュートまで持ち込めないまま試合を折り返した。

後半になると、球際勝負が激しさを増し、さらに白熱した試合展開を迎える。それでも、47分にはブラントに、52分にはゲッツェがシュートチャンスを得るが、お互いネットを揺らすには至らない。すると60分、ついにバイエルンがレヴァークーゼンのゴールマウスをこじ開けるが、レヴァンドフスキがシュート前にファールをしたと見なされ、ノーゴールの判定に。

その後も火花を散らす攻防が繰り広げられ、64分にはベララビがフリーで1対1になるが、守護神ノイアーがスーパーセーブを見せてピンチを脱出。そして65分にはフリーのレヴァンドフスキのシュートをGKレノが素晴らしい反応で防いでゴールを死守した。両チームともに一歩も譲らないまま、試合終盤に差し掛かると、もう一度ゴール前が騒がしくなる。しかし両キーパーが好守を連発し、ゴールラインが割られることなく試合は延長戦にもつれ込んだ。

延長戦では、98分にゲッツェが絶好機を手にすると、114分にもベルナトにビッグチャンスが訪れるが、どちらも決めきることができない。すると試合はPK戦に突入。そこではメンタルの強さを見せつけたバイエルンが5-3でレヴァークーゼンを下し、準決勝進出を決めた。

前半ハイライト

16分:ヒルベルトの鋭いクロスにキースリングがヘッド。枠の上。
22分:再びレヴァークーゼンのカウンター。ベララビがハーフウェーラインから反転して最終ラインを抜けると、そのままドリブルで駆け上がる。エリアのわずか外から狙うが、枠外。
40分:バイエルンにビッグチャンス! 左サイドからベルナトが鋭いクロスを放り込む。まずはレヴァンドフスキが競って潰れ、流れたボールがファーで待ち構えていたフリーのミュラーに渡る。しかし、ミュラーのシュートは無情にもGKレノに阻まれゴールならず。
45分:左サイドからのブラントのクロスにファーで待つベララビがダイレクトボレーを放つが、枠を大きく越えた。

後半ハイライト

46分:コンビネーションプレーからブラントが中央突破。ミドルシュートを放たれるが、これは枠外。
52分:右コーナーからゲッツェがフリーでヘッド。しかしポストのわずか右へそれる。
60分:左コーナーからレヴァンドフスキがネットを揺らすが、審判がファールの判定。ノーゴールに。
65分:素早いコンビネーションプレーで中央突破を許すと、最後はベララビにフリーでシュートを打たれる。しかし、GKノイアーが卓越したセービングを見せ、1対1を制した。
65分:今度はバイエルンにビッグチャンス。同じくスピーディーな連係からレヴァンドフスキがフリーでフィニッシュへ。しかし、GKレノに防がれ先制ならず。
78分:バイエルンが自陣でボールロストすると、それをベララビがフィニッシュに持ち込む。しかしノイアーががっちりキャッチ。
90+1分:ベララビが右サイドを抜け出すと、グラウンダーのクロスを入れる。その先にはブラントがフリーで待ち受けていたが、ラフィーニャが爪先で触り角度を変え、シュートを打たせなかった。
90+4分:右からのフリーキックにブラントがヘッド。ノイアーがしっかりキャッチ。
90+6分:再びベララビがエリアぎりぎりのところでシュートを狙うが、ノイアーがコーナーに逃れる。

延長戦ハイライト

98分:ラフィーニャのファーへの鋭いクロスにゲッツェが飛び込むが、惜しくもサイドネット。
114分:ゲッツェが中央から左に展開。ベルナトがそこに走りこみ強烈なシュートを放つが、キーパー正面。
118分:レヴァークーゼンのカウンター。ドリミッチが起点となり、右サイドからフリーのブラントがシュートへ。しかし枠外。