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フランクフルト戦は3-0

確信に満ちたFCB、大活躍のレヴァンドフスキ

FCバイエルンは4月11日(土)午後、ホームでリーグ8位のアイントラハト・フランクフルトと対戦し、多くの選手が負傷欠場したにもかかわらず3-0(1-0)とそのパフォーマンスにふさわしい勝利を収めた。この勝利によりペップ・グアルディオラ率いるFCBは、ブンデスリーガ3連覇という大きな目標にまた1歩近づいた。バイエルンがタイトル防衛のために必要とするのは、残る6試合のうちわずか3試合での勝利となる。

満を持して先発復帰したチアゴを迎えて士気の高いバイエルンは、7万5000人の観客で満席となったアリアンツ・アレーナで、ロベルト・レヴァンドフスキ(15分)の右足シュートにより先制した。その後、多くのチャンスを活かしきれずにいたバイエルンだが、この日大活躍のレヴァンドフスキが自身シーズン16ゴール目となる得点(66分)を挙げ、ファンの苛立った神経を鎮めることに。ゲッツェやレヴァンドフスキが更なる得点チャンスに恵まれるも、これらはゴールポストに阻まれる。しかし82分、トーマス・ミュラーがダメ押しのゴールを決めて試合を決定付けた。

スターティングメンバー

バイエルンは4月に入ってから、深刻な人員問題を抱えている。そのため、ペップ・グアルディオラ監督がフランクフルト戦で起用した選手はわずか14人に止まり、ベンチの残り3席は空席のままとなった。この日、24歳の誕生日を迎えたチアゴが2014年3月29日以来初めてスターティングメンバーに加わり、ミチェル・ヴァイザーも先発出場のチャンスを得た。マヌエル・ノイアーは数日後に控えたポルト戦を見据えて温存され、代わりにペペ・レイナがゴールを守った。

負傷を抱えたアリエン・ロッベン、フランク・リベリー、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、ダヴィド・アラバ、メディ・ベナティア、ハヴィ・マルティネス、トム・シュタルケは欠場。最近際立ったプレーをしていたジェローム・ボアテングも筋肉に軽い問題があり、念のため欠場となった。

試合経過

全く新しい編成となったバイエルンのメンバーは試合序盤、リズムを掴むまでにいくらか時間を必要とした。アレーナに詰め掛けたファンは試合開始から15分後、ようやくこの試合最初のハイライトを目にすることになる。レヴァンドフスキがエリア内やや右から、右足でボレーシュートをゴール左隅に決めたのだ。『月間ベストゴール』にノミネートされるであろう見事なシュートはバイエルンに勢いをもたらし、連係が明らかにスムーズになっていった。特にチアゴが素晴らしいボールさばきを見せ、起点となって攻撃を活性化させた。

春らしい陽気の中、すべての点においてフランクフルトを凌駕するバイエルンだが、残念ながら、前半中にさらに得点を重ねることはなかった。レヴァンドフスキ(19分、24分)とゲッツェ(40分)の放ったシュートはフランクフルトの守護神GKケヴィン・トラップにファインセーブされる。41分、ようやくボールがネットを揺らしたかと思えば、審判マルクス・シュミットの誤審によりオフサイドとされ、1-0のままハーフタイムを迎えた。

後半が始まると、積極的に攻めるフランクフルトに対し、バイエルンは少し引いて守りに入る。しかし後半最初のチャンスを手にしたのはバイエルンだった。ドリブル突破したゲッツェがそのままゴールを狙うが、ボールはポストに当たって弾かれた。その後、再びバイエルンが試合の主導権を握る。レヴァンドフスキがこぼれ球を頭で押し込み、2-0(66分)に導いた。

2点のリードで安全圏に入ったバイエルン。15日(水)のポルト戦に向けて体力温存させるため、グアルディオラはチアゴ、ラーム、ラフィーニャの3選手を交代させた。しかしこの日、ファンはもう一度歓声を上げることになる。ヴァイザーのパスを受けたミュラーが、器用にも角度のないところから今シーズン13ゴール目となる得点を挙げたのだ。そして、見事なパフォーマンスを引き出したバイエルンが、3-0の順当な勝利を手にした。

前半ハイライト:

15分:レヴァンドフスキ!!! ポーランド代表FWの見事なシュートにより、FCBが先制。レヴァンドフスキはミュラーのパスを受けると、振り向きざまに右足でゴール左隅にシュートを叩き込んだ。
19分:再びレヴァンドフスキがフラットなシュートを放つも、GKトラップがファインセーブ。
22分:ミュラーが20mのロングシュートを試みるがカットされ、トラップにキャッチされた。
24分:フリーのレヴァンドフスキが左足でゴールを狙うも、再びトラップに阻まれる。
30分:ゲッツェがミュラーとワンツーパス、シュートに持ち込むも、またしてもトラップがセーブ。
37分:アロンソが20mの距離からフリーキック。直接ゴールを狙うが、ボールは惜しくもゴールバーを50cmほど超えてピッチの外へ。
40分:フランクフルトのカウンター。キッテルに対峙したレイナは冷静に対処し、ファインセーブを見せる。
41分:惜しくも追加点を逃した場面。フランクフルト守備陣のミスを突き、ミュラーが近距離からシュートを決める。バイエルンが歓喜する中、審判シュミットは副審と協議の結果、オフサイドと判断。しかしミュラーへ渡ったボールはフランクフルトのヴァルデスからであり、これは誤審といえる。

後半ハイライト:

62分:巧みなドリブルで抜け出したゲッツェが15mの距離からフラットなシュートを放つも、残念ながらゴールポストに阻まれた。
66分:ようやく2点目!バイエルンのカウンター。ミュラーを追い越し、ボールをもらったラームがゲッツェにバックパス。ゲッツェのシュートはゴールライン手前でヴァルデスに阻止されるが、ゴール1m手前にいたレヴァンドフスキがこぼれ球を頭で押し込んだ。
76分:ローデがヒールキックでアシストし、レヴァンドフスキが16mの距離からシュートを放つが、ボールは右ポストを直撃。
82分:3-0!ヴァイザーのシュートが外れ、ポスト左のタッチラインを割ろうとする瞬間、ミュラーがギリギリのところで追いつく。そして振り向きざまに角度のないところからシュートを放ち、ネットを揺らした。
86分:レヴァンドフスキがエリア内で相手マークを振り切り、ゴール7m手前からシュート。しかしこれは右に外れた。