presented by
Menu
1-3

FCB、ポルトとの準々決勝初戦を落とす

FCバイエルンは4月15日(水)、チャンピオンズリーグ準々決勝の第1戦でFCポルトと対戦し、1-3(1-2)で敗れた。これにより、来週火曜日に控えるアリアンツ・アレーナでの第2戦で、少なくとも2点差以上での勝利がベスト4入りとなる準決勝進出への絶対条件となった。

エスタディオ・ド・ドラゴンを訪れた50,092人の観客が見たものは、リカルド・クアレスマの2ゴール(3分/PK、10分)により電光石火のスタートを切ったFCポルトだった。その後はバイエルンも徐々にいつもの調子を取り戻し始め、28分にはチアゴの得点で1点差に詰め寄る。しかし、後半に入るとジャクソン・マルティネスがポルトに3点目(65分)をもたらして、敵地ポルトガルでのFCバイエルンの黒星が決定的となった。

スターティングメンバー

3-0で勝利した先週末のフランクフルト戦から、この日はメンバーが2人だけ入れ替わった。ペペ・レイナに代わりマヌエル・ノイアーがGKを務め、ジェローム・ボアテングもCBとして先発復帰。これによりラフィーニャが右サイドバックに移動し、ミチェル・ヴァイザーがベンチスタートとなった。

一方ポルトは、3-1で勝利したリオ・アヴェFC戦から同じく2名の選手を入れ替えてきた。累積警告により出場停止処分中のマルカノとヴァンサン・アブバカルに代わり、ブルーノ・マルティンス・インディと、負傷から回復したばかりでややサプライズとなったジャクソン・マルティネスが先発メンバーに名を連ねた。

試合経過

試合の前日、ポルトの積極的なプレッシングに警笛を鳴らしていたばかりのグアルディオラだが、開始2分でバイエルンがそのプレッシングの餌食となってしまった。シャビ・アロンソが自陣のエリア付近でマルティネスにボールを奪われると、そのままドリブルを仕掛けられ、ノイアーのファールを誘発。ノイアーがイエローカードをもらい、おまけにPKを献上した。そしてクアレスマがこれを落ち着いて決め、ポルトが先制した。このショックから立ち直るのに数分を要したバイエルンだが、徐々にボールを支配し始め、9分にはレヴァンドフスキが同点のチャンスを得る。

だが、さらなる悲劇がバイエルンを襲った。今回はクアレスマ自身がダンテからボールを奪い、そのまま冷静にノイアーとの1対1を制してスコアを2-0とする。まずは1点を返さなければならないバイエルンだが、ポルトがボールホルダーに対し激しいチェックで対応し、集中した守備でパスコースを遮断。特にボックス付近では一切の連係プレーをさせてくれず、苦戦を強いられていた。それでも28分には、ボアテングのクロスに反応したチアゴが大事なゴールを奪い、1点ビハインドに詰め寄る。

その後もバイエルンがやや優勢には立っていたが、最後の部分の精度が欠けていて追加点を奪えない。逆に、前半により良いチャンスを手にしたのはポルトだった。34分にはディフェンダーの足に当たって角度の変わったアレックス・サンドロのクロスがバーを叩くと、44分にはカゼミロがヘディングシュートを放つなど、FCBゴールを脅かしていた。

後半も前半と同じように均衡した試合が続く。すると56分、マリオ・ゲッツェが負傷交代を余儀なくされ、代わりにセバスティアン・ローデがピッチに送り込まれた。その1分後にはノイアーが素晴らしいセービングでポルトの追加点を阻止するが、その7分後の64分、マルティネスにネットを揺らされ3-1とされた。

その後もポルトはさらに点差を広げようと攻勢に出るが、決定的チャンスを作るには至らない。一方、守備においては集中を切らすことなく、2点のリードを守られたままポルトガルでの敗戦が決まった。

前半ハイライト:

2分:最終ラインでジャクソン・マルティネスがアロンソからボールを奪取。そして、1対1の状態で抜きに掛かろうとしたマルティネスをノイアーが倒しPKを献上。
3分:キッカーはクアレスマ。時間をかけてノイアーの逆を突き、冷静にネットを揺らした。1-0
9分:左サイドからのフリーキック。ファーサイドのミュラーが頭で折り返し、中央のレヴァンドフスキがヘディングシュート。しかし枠の上。
10分:まさかの0-2。ダンテが最終ラインでクアレスマにボールを奪われると、そのまま冷静にノイアーとの1対1を制され、追加点を許した。
28分:ボアテングが右サイドをオーバーラップし鋭いクロスを入れると、ファーで待ち構えたチアゴがダイレクトで押し込み1-2
34分:サンドロが左サイドの裏を取り、クロスを入れる。そのボールがディフェンダーの足に当たり直接ゴールへ。ノイアーが指先で弾いた後バーに当たり、間一髪失点を逃れた。
44分:右サイドのフリーキックにカゼミロがヘッド。枠の上。

後半ハイライト:

57分:ダニーロが右からグラウンダーのクロスを入れると、エレーラがニアに走りこみダイレクトで合わせる。だが、ノイアーが素晴らしい反応を見せてコーナーに逃れた。
65分:ロングパスがボアテングの頭を越えマルティネスに渡る。すると飛び出したノイアーがかわされ、そのまま無人のゴールに押し込まれた。1-3。
67分:流れの中からローデがミドルシュートを狙うも、GKファビアーノががっちりキャッチ。