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ダービー戦は0-1

数的不利のFCBがアウグスブルクに敗れる

FCバイエルンは、火曜日の晩に控えるCL準決勝2ndレグのFCバルセロナ戦に向けたテストとなるアウグスブルク戦に、0-1で敗れた。ただし、開始直後にGKぺぺ・レイナが一発レッドカードを受けて退場していたため、バイエルンは77分間を数的不利の状態で戦っていた。

完売のアリアンツ・アレーナで75,000人の観客が目にしたものは、特に前半にチャンスが量産された白熱した一戦だった。バイエルンも、10人でプレーしているにも関わらず、再三チャンスを作り出していたが、両チームともにそのチャンスを活かせない時間が続いた。だが、70分にカウンターからボバディージャが決勝ゴールを決め、0-1でアウグスブルクに軍配が挙がった。

スターティングメンバー

0-3で敗れた3日前のバルセロナ戦からは、4人の先発メンバーが変更された。まずはマヌエル・ノイアーがベンチスタートとなり、代わりぺぺ・レイナがGKとして先発。また、ダンテ、ミチェル・ヴァイザー、マリオ・ゲッツェがローテーションでスターティングメンバーに名を連ね、メディ・べナティア、ラフィーニャ、そしてシャビ・アロンソがベンチスタートとなった。だが、開始13分で選手交代を強いられたペップ・グアルディオラ。レイナが退場処分を受けたため、ラームに代わってノイアーがピッチに入り、ラームがプレーしていたアンカーはシュヴァインシュタイガーが務めた。

一方アウグスブルクサイドは、FCBから期限付き移籍中のピエール=エミール・ホイビュルクが筋肉系の怪我でベンチスタートとなり、背中を痛めていたトビアス・ヴェルナーもスタメンから外れた。だが、ヴェルナーはアレクサンダー・エスヴァインに代わり31分に途中出場し、ホイビュルクもハリル・アルトゥントップに代わり後半から出場した。

試合経過

立ち上がりからゲームの主導権を握ったのはやはりバイエルン。最初のチャンスこそアウグスブルクに訪れるが、ボバディージャの直接FKをレイナがしっかりセーブし、ピンチを脱出(2分)。その後はゲッツェ(9分)、ミュラー(11分)にそれぞれチャンスが訪れるが、2人ともこれを決めきれない。すると15分、悲劇がバイエルンを襲った。

相手のカウンターからピンチを迎えたバイエルンは、FWボバディージャとの1対1を阻止しようとレイナがエリア内でファール。しかし、このプレーに審判が一発退場の判定を下し1人少ない状況に。さらにPKまでも献上した。だが、バイエルンの命運は尽きていなかった。キッカーを務めたフェルハーフのシュートが右ポストに弾かれたのだ。幸いにも0-0のまま続行となったが、数的不利に立たされたため、試合は徐々に均衡していく。

お互いに決定的チャンスを作り出せない時間が続いたが、前半も終盤に差し掛かると、再びバイエルンが勢いを取り戻す。ボアテングが起点となりミュラー(41分)、ヴァイザー(43分)、レヴァンドフスキ(45分)が絶好機を手にする。しかし、どれも決めきることができずに0-0のまま試合を折り返した。

後半に入っても10人だとは思わせないプレー振りで、68%以上のボール保持率をキープするバイエルン。そして前半同様、両チームともに得点機に恵まれる展開が続く。だが、最初にそのチャンスを活かしたのはアウグスブルクだった。見事なパスワークから最後はボバディージャに技ありのヒールキックで押し込まれ0-1と先制された(70分)。

74分には、レヴァンドフスキとミュラーの温存かつ攻撃の活性化を図り、グアルディオラがピサーロとラフィーニャを投入する。しかし、集中した守備を見せるアウグスブルク相手に決定機を作り出せない。お互いに何度かシュートシーンを演出するも、チャンスを活かせずに0-1のまま試合終了のホイッスルが鳴った。

前半ハイライト:

2分:アウグスブルクのFK。ボバディージャがゴール右隅を直接狙うが、レイナが外に弾き出す。
5分:左サイドで裏に抜け出したゲッツェが一人で仕掛ける。エリア内にドリブルで侵入しシュートまで持ち込むが、GKヒッツ正面。
9分:エリア内右からゲッツェがシュート。しかし惜しくも左ポストに嫌われ先制ならず。
11分:ボックスのわずか外、ミュラーが難しい体勢からシュートを放つもポストの右。
13分:相手のカウンターからボバディージャが1対1に。それを阻止しようとボバディージャを倒したレイナが一発レッドカードを受けて退場。
15分:主将フェルハーフのシュートは右ポスト直撃! スコアは0-0のまま。
16分:右のヴァイザーが中央のミュラーに預け、ミュラーがそれを左に展開。そこに走り込んだベルナトがシュートするも、ポスト右。
19分:左サイドのバイタルエリアで受けたエスヴァインがそのままシュート。しかしバーの上。
24分:ベルナトがボックスの外から中へ切り込みフィニッシュへ。しかし枠を捉えられない。
28分:バイエルンが右サイドでFKを獲得。チアゴが放り込んだボールにボアテングが頭で合わせるも枠外。
33分:アウグスブルクにビッグチャンス。ボバディージャがゴール前に落とし、ゴールまで7mの位置でアルトゥントップがフリーで待ち受けるが、ジャストミートできずに枠外へ。
37分:ボバディージャが鋭角からシュート。しかしGKノイアー正面。
41分:ボアテングのパスにミュラーが反応。エリア内でフリーで受けるも、胸とラップがやや大きくなり、しっかりシュートを打てずに枠を捉えきれない。
43分:ボアテングの絶妙な縦パスにゲッツェが反応。それをワンタッチで中央に走りこむヴァイザーへ落とす。それをヴァイザーが10mの位置から放つも、ディフェンダーにブロックされる。
45分:裏からの鋭いスルーパスにレヴァンドフスキが抜け出す。しかし同FWのループシュートはバーに嫌われる。

後半ハイライト:

51分:ゲッツェのスルーパスにレヴァンドフスキが抜け出す。しかしGKヒッツの飛び出しが早くブロックされる。
56分:ホイビュルクが右から左へサイドチェンジ。それを受けたヴェルナーがシュートを放つも、GKノイアーががっちりキャッチ。
59分:バイエルンが左コーナーからネットを揺らされるも、ヴェルナーがファールを取られ、ノーゴールの判定。
60分:ゲッツェ、レヴァンドフスキと繋ぎ、最後はヴァイザーが低めの強烈なシュートを放つも、GKヒッツがパンチング。
63分:左サイドの深い位置からヴェルナーが低めのクロスを入れるも、ダンテが間一髪のところでクリア。
70分:0-1。ヴェルナーが左サイドの裏にパスを出すと、ホイビュルクが抜け出しゴールラインぎりぎりまで持ち上がる。そこからグランダーのクロスを入れ、中央のボバディージャがヒールシュートで流し込んだ。
81分:ゲッツェが25mの位置からロングシュート。しかしGKヒッツががっちりキャッチ。
85分:アウグスブルクのカウンター。裏に抜け出したメルダースがシュートを放つも、枠外。
86分:ヴァイザーのクロスをシュヴァインシュタイガーが頭で落とし、ピサーロがボレーシュート。しかしバーを大きく越えた。
88分:ボアテングがエリア外右から狙うが、ポストの左にそれる。