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バルセロナとの2ndレグは3-2

FCB、勝利とともにCL敗退

バイエルンが拍手喝采に包まれて散った。FCバイエルン・ミュンヘンは5月12日(火)、バルセロナとチャンピオンズリーグ準決勝2ndを戦い、3-2(1-2)で勝利した。だが、敵地での1stレグを0-3で落としているため、決勝進出は叶わなかった。従って、ドイツ王者のCLは、昨シーズン同様に準決勝で終焉を迎えた。一方、勝ち進んだバルセロナは、6月6日にベルリンのオリンピアシュターディオンで、レアル・マドリードかユヴェントスの勝者と決勝戦を行う。

初夏の暖かい気温の中、7万人の観客がアリアンツ・アレーナに駆けつけ90分間を通してチームをサポートし続けてくれた。それに応えるかのごとく、7分にメディ・ベナティアが先制点を挙げてバイエルンが1点リードする。しかし15分と29分、ネイマールに2ゴールを決められ逆転を許す。それでも一歩も引かないバイエルンは、ロベルト・レヴァンドフスキ(59分)とトーマス・ミュラー(74分)のゴールで再び試合をひっくり返した。そして、今季のホームでのCL6戦目で6勝目をマークすると同時に、チャンピオンズリーグから姿を消した。

スターティングメンバー

両監督ともに、一週間前の初戦と全く同じメンバーをピッチに送り込んだ。つまり、休養のために最終調整を欠席したマヌエル・ノイアーとチアゴも最初からプレーした。だが、ブンデスリーガのアウグスブルク戦からはローテーションが見られ、ペペ・レイナ、ダンテ、マリオ・ゲッツェ、ミチェル・ヴァイザーに代わり、ノイアー、シャビ・アロンソ、メディ・ベナティア、ラフィーニャの4選手がスタメンに名を連ねた。

今回は最初から4バックでプレーしたバイエルン。またこの日、グアルディオラがサプライズ采配を見せ、フィリップ・ラームを右ウイングとして起用し、非常に攻撃的なプレーをさせた。

一方のバルサは、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマール、アンドレアス・イニエスタ、ハヴィエル・マスチェラーノ、ジェラード・ピケなど、トップスター全員が先発出場し、ベストメンバーで臨んできた。システムはお馴染みの4-3-3。

試合経過

カール=ハインツ・ルンメニゲが試合前にコメントした、「すべてが我々に有利に働くような試合でなければならない」という言葉通りの試合展開がバイエルンの選手たちを待ち受けていた。ベナティアが7分にヘディングでネットを揺らし、いきなり先制点を奪ったのだ。アリアンツ・アレーナは当然熱狂の渦に包まれた。だが、バルセロナが容赦のないレスポンスを見せる。最前線のスタートリオが魅せたのだ。メッシからスアレス、スアレスからネイマールと繋がれ、あっという間にゴールを奪われた(15分)。

同点に追いつかれた後は、バルセロナにゲームの主導権を握られるが、それでもバイエルンが徐々に押し返し、チャンスを作り出していく。しかし、19、28、29分に良いチャンスを演出しながらも、GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの好セーブに阻まれる。すると、また攻撃トリオが目を覚ました。メッシからスアレス、スアレスからネイマールと繋がれ、再びネットを揺らされた(29分)。

ビハインドに立たされながらも、しっかり闘志を見せるバイエルン。いずれもテア・シュテーゲンに防がれたが、それでも時間が経つごとにバルサゴールに近づいていった(38、40、45分)。前半の統計データ:シュート本数11:4、センタリング9:1、ボール支配率50%

バイエルンは、後半に入ってからもバルサゴールに向かって仕掛け、59分についにレヴァンドフスキのゴールで2-2の同点に追いつく。するとその約15分後、ミュラーが追加点を奪い、逆転にさえ成功する(74分)。その後も、試合終了のホイッスルが鳴るまで希望を捨てずに選手たちは攻撃の手を緩めなかったが、1点が遠く、2試合合計のスコアをひっくり返すことができなかった。

前半ハイライト:

5分:アウヴェスの裏へのスルーパスにラキティッチが反応。ダイレクトで狙うが、ノイアーが右手一本で弾きピンチを逃れる。
6分:バイエルンのカウンター。左サイドを駆け上がったミュラーがマイナスのクロスを入れる。そこにチアゴが飛び込むがピケにブロックされる。
7分:ゴーーール! 右コーナーにファーサイドで待つベナティアがフリーでヘッド。ゴール左隅に流し込んで1-0
14分:シュヴァインシュタイガーが遠目から強烈なシュートを放つが、バーのわずか上。
15分:1-1。メッシがスイッチとなるスルーパスを入れると、それと同時一気にスピードアップしたスアレスがラインの裏を取り、ノイアーが飛び出したところで左に横パス。最後はネイマールが冷静に押し込んだ。
19分:ラームのクロスにミュラーが頭で合わせる。シュートは完全に左上隅を捉えていたが、GKテア・シュテーゲンに間一髪弾き出しされ追加点ならず。
27分:バイタルエリアで細かくパスを繋げ、最後はレヴァンドフスキがシュートを試みるも、体勢が悪くしっかり打てない。
28分:ネイマールからパスを受けたメッシがゴール前でトーキック。しかしノイアーががっちりキャッチ。
29分:チアゴが個人技で崩すとミュラーへ絶妙なラストパスを送る。これをミュラーがダイレクトで試みるがキーパー正面。
29分:カウンターからバルサが追加点。高いディフェンスラインの裏を突いたスアレスが逆サイドに走り込むネイマールへパス。それをネイマールが落ち着いてニアポストに流し込み1-2
38分:ベルナトの鋭いクロスにシュヴァインシュタイガーがヘッド。しかしGKテア・シュテーゲンの好守に阻まれる。
40分:レヴァンドフスキが至近距離からボレーシュート。しかしテア・シュテーゲンが素晴らしい反応で手に当てる。ボールはそれでもゆっくりゴールに転がっていったが、テア・シュテーゲンが追いつき外に弾き出した。
45分:アロンソのFK。シュートではなくパスを選択し、ベナティアが頭で合わせるが、枠を捉えられない。

後半ハイライト:

59分:2-2! ショートカウンターを仕掛けるバイエルン。エリア外中央でレヴァンドフスキが相手ディフェンダーをかわし、ゴール右隅に突き刺して同点。
63分:ゴール前の混戦から、ミュラーが振り向きざまのシュートを放つも、ポストのわずか右。
74分:3-2! ボックスのすぐ外から、シュヴァインシュタタイガーの落としをミュラーがゴール右隅に突き刺し逆転!
85分:中央でレヴァンドフスキが胸トラップからボレーシュート。しかし枠外。