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次の相手はレアル・マドリード

ミラン戦は3-0!FCB、アウディカップ決勝戦に進出

もっと長く観ていたくなるような試合だった。FCバイエルンは8月4日(火)の夜、完売のアリアンツ・アレーナで納得いくパフォーマンスを出し、3-0(1-0)でACミランを下した。この試合内容に相応しい勝利により、FCBのアウディカップ決勝戦進出が決定した。前半に先制点を決めたフアン・ベルナト(23分)に、後半のマリオ・ゲッツェ(74分)とロベルト・レヴァンドフスキ(85分)の夢のようなゴールが続き、バイエルンの勝利を決定づけた。バイエルンはその他にも多くのチャンスを作り出したものの、ピエール=エミール・ホイビュルクはポストに、そしてアルトゥーロ・ビダルはクロスバーに嫌われ、更なる得点とはならなかった。

水曜日の夜(現地時間20時45分)に行われる決勝戦で、FCBはレアル・マドリードと対戦する。レアル・マドリードは準決勝でイングランドのトッテナム・ホットスパーに全くチャンスを与えず、2-0の勝利を挙げている。

監督のコメント

ペップ・グアルディオラ「決勝戦でレアル・マドリードと対戦できることに、大変満足している。今日は良くやった」。

スターティングメンバー

グアルディオラは先週土曜日のスーパーカップから8人の選手を入れ替えることでフレッシュな状態の選手を多く起用し、ミラン戦に臨んだ。スーパーカップと変わらず先発したのはフィリップ・ラーム、ダグラス・コスタ、そしてジェローム・ボアテングのみ。そしてこの試合では、スヴェン・ウルライヒ、ヨスア・キミッヒ、ビダル、コスタの4選手がFCバイエルンの選手としてアリアンツ・アレーナデビューを果たした。また、試合が進む中で多くの交代が行われることになる。

メンバーから外れたのは負傷中のフランク・リベリー、ハヴィ・マルティネス、ホルガー・バドシュトゥーバー、そしてヤン・キルヒホフ。アリエン・ロッベンとチアゴは消耗を強いられたスーパーカップ戦のために休養を与えられ、同様にメンバーに入らなかった。また、先発出場を果たしたキミッヒは軽い打撲(大腿部)のため、試合開始20分で敢え無く交代となった。

試合経過

アリアンツ・アレーナでは試合開始前、数日前に逝去したシュテファン・ベッケンバウアーのために黙祷が捧げられた。その後試合が始まると、バイエルンは早いテンポでミラン守備陣をかき回し、試合を優位に進める。この試合で改めて存在感を放ったのはダグラス・コスタだった。だがブラジル出身の同選手をはじめとするバイエルンの選手にはゴール前での運が足りず、なかなか先制点を奪えない。

しかしバイエルンは前半に1度、GKディエゴ・ロペスの守るミランゴールを奪うことに成功する:ベルナトの左足でのシュート(23分)が相手DFにより軌道を変えられ、GKに止められることなくニアサイドに決まったのだ。その後、ホイビュルク(28分)とビダル(36分)もチャンスを作り出すものの、それぞれゴールポストとクロスバーに嫌われてしまい、なかなか2点目を挙げることができない。

後半に入り、グアルディオラはトーマス・ミュラー、ロベルト・レヴァンドフスキ、メディ・ベナティアの3人をピッチに送りだす。しかしACミランがテンポを上げてラインを上げてきたこともあり、FCBは前半の勢いを失ってしまう。それだけでなく、バッカ(48分)、デ・ヨング(56分)により、同点に追いつかれそうな危険な場面もあった。

しかしバイエルンは、幸運にも再び試合のコントロールを奪い取る。数多くの決定機を活かしきれずにいたバイエルンだが、ついに74分、ゲッツェが追加点を挙げる。そして最後にはレヴァンドフスキが華麗なボレーシュートを決め、試合は3-0とバイエルンの勝利で幕を閉じた。

前半ハイライト

9分:ゴール手前18m地点でキミッヒがファールを得る。キッカーはコスタが務めたが、ボールはゴールよりも1mほど上に外れた。
23分:1-0!左サイド、フリーでボールを受けたベルナトがエリア内に侵入し、左足でシュート。するとサパタにより軌道が変えられ、GKに止められることなくニアサイドに決まった。
28分:コスタの鋭いクロスをゴール3m手前にいたホイビュルクが胸で押し込もうとしたが、ボールはポストの外側を叩いた。
32分:途中出場のアラバが25mの距離からゴールを狙ったが、惜しくも枠外。
33分:コスタがピッチ中盤でボールを奪い、即座にゴールを狙う。このグラウンダーのシュートは一度ロペスにセーブされるも、跳ね返ったボールを再びコスタがシュート。しかし今度は惜しくもクロスバーを1m越えてしまった。
36分:ビダルがヘディングシュートを放つも、クロスバーに嫌われる。
43分:再びビダルがヘディングシュート。180cmの同選手はコーナーキックに頭で合わせたが、ボールは約1m枠外に飛び、初ゴールとはならなかった。

後半ハイライト

48分:ミランに最初のチャンス。バッカがアウトフロントキックでバイエルンのゴールを狙うが、1mほどファーポストの脇にそれた。
56分:デ・ヨングが20mの距離からボレーシュートを放つが、枠外。しかしそれほど大きく外れたわけでもなく、バイエルンにとっては危ないシーンだった。
62分:右サイドのラフィーニャがエリア内に侵入を果たし、中央へとパスを送るが、サパタにカットされる。ボールはそのままわずか10cmほど右ポストの脇へと転がり、追加点には至らなかった。
67分:ゲッツェのパスを受けたレヴァンドフスキだったが、ゴール目の前にいるにもかかわらず、シュートでなくパスを選択。最終的にはミランにクリアされてしまった。
74分:ゲッツェが右サイドからエリア内にパスを出すも、レヴァンドフスキは上手く合わせられない。しかし走り込んだゲッツェ自身がゴール10m手前から精確にシュートを決め、試合を決定づける追加点を挙げた。
85分:ミュラーからふわりと浮かせたパスを受けたレヴァンドフスキが、華麗なボレーシュートをクロスバー直下に叩き込んだ。