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ネッティンゲン戦は3-1

冷静なバイエルン、ポカール初戦を突破

闘志溢れる対戦相手に、焼きつくような太陽。しかしFCバイエルンは日曜日午後のDFBポカール第1ラウンドで、5部リーグのFCネッティンゲン相手に3-1(3-1)と危なげなく勝利した。第2ラウンドの組み合わせ抽選は次の金曜日の夜、ブンデスリーガ開幕戦の後に行われる。

29,486人の観客で満杯となったカールスルーエのヴィルドパルクシュターディオンで行われたこの試合は、真夏日といえる気候の中、バイエルンがキープするボールをネッティンゲンが追いかける展開となった。試合開始から5分、FCBはアルトゥーロ・ビダルがペナルティーキックを決めて先制する。バイエルンは16分、驚いたことに二クラス・ヘヒト=ツィルペルのゴールによりネッティンゲンに1度は同点を許すものの、マリオ・ゲッツェ(17分)がすぐさま1点返してリードを奪い返した。ロベルト・レヴァンドフスキが3点目を決めた後は特に危険なシーンもなく、試合は3-1でバイエルンが勝利した。

スターティングメンバー

スターティングメンバー発表の際、グアルディオラはいくつかの小さなサプライズを用意していた。それというのも、GKにはスヴェン・ウルライヒを、そしてビダルの隣にはダブルボランチの一翼としてヨスア・キミッヒを起用したのだ。こうして両選手はこの日、バイエルンとしての公式戦デビューを果たした。4日前にレアル・マドリードと対戦したアウディ・カップ決勝戦のスターティングメンバーから変わらず先発起用となったのはラフィーニャ、ジェローム・ボアテング、フィリップ・ラーム、フアン・ベルナト、レヴァンドフスキの5人のみで、4-2-3-1システムが採用された。

それに対して、ミヒャエル・ヴィットヴェル監督率いるネッティンゲンは4-4-1-1の布陣でDFBポカール第1ラウンドに臨んできた。4バックとその前の中盤にも4人を配置して数多のポカール優勝を誇るバイエルンの攻撃にブレーキをかけ、前線のヘヒト=ツィルペルとミヒャエル・シュルグがカウンターを狙う。この日の先発メンバーのうち7人は、2年前のシャルケ04戦(0-2)でDFBポカール第1ラウンドを経験している。

試合経過

「炎のように」というのが、バーデン地方のポカール優勝者であるネッティンゲンがバイエルン戦を前に歌った歌のタイトルだ。同クラブと対峙するバイエルンが試合開始直後から、さながら消防士のようにプレッシャーをかけると、その効果は早い段階で現れる。ビダルが5分、相手方のハンドプレーによって得たペナルティーキックをきっちり決めて、1-0で先制を奪ったのだ。

バイエルン側から見れば完璧なスタートと言えるだろう。バイエルンはさらに12分、早くも2-0のチャンスに恵まれたが、これは枠外となる。すると、素早い反撃を試みるネッティンゲンが16分、ヘヒト=ツィルペルの得点により同点に追いつく。これによりおおいに沸いたヴィルドパルクシュターディオンだったが、バイエルンは冷静だった。わずか1分後、ゲッツェのゴール(17分)によってバイエルンが再びリードを奪うと、その少し後にはレヴァンドフスキもネットを揺らし、試合は3-1となる(26分)。

試合はその後、特筆すべき展開もなく進んでいく。グアルディオラ指揮下のバイエルンが対戦相手にボールを追いかけさせる一方で、ネッティンゲンはとてもコンパクトに自陣の守備を固める。こうして3-1のままハーフタイムとなるが、シュート本数11:4、センタリング13:3、ボール支配率(FCB)77%という数字が証明するとおり、バイエルンの圧倒的優位で前半終了を迎えた。

バイエルンは後半、ビダルに代わってピエール=エミール・ホイビュルクをメンバーに加え、さらに55分には、ラームに代わってアリエン・ロッベンが途中出場を果たす。引き続き試合を支配するのはバイエルンで、今後ほとんどの時間がフィールドの半分、ネッティンゲンの陣地で費やされることになる。しかしバイエルンは、士気が高く良い守備を見せるネッティンゲンを前になかなか決定機を得られない。ようやく64分、65分とたて続きにチャンスを作り出したバイエルンだったが、FCNの守護神ロビン・クラスキに阻まれる。さらに76分、レヴァンドフスキが無人のゴールを前にしたものの、一足遅くボールに届かず、絶好のチャンスを活かせなかった。こうして試合は3-1のまま終了し、バイエルンのDFBポカール第2ラウンド進出が決定した。

前半ハイライト

5分:フェリックス・ツァハマンのエリア内ハンドにより得たペナルティーキックを、ビダルが確実に決めてバイエルンが先制。
12分:キミッヒの上げたクロスを、ゲッツェがやや右からフリーでシュート。2-0かと思われたが、ポストのわずか左に外れる。
16分:ネッティンゲンのカウンター。シュルグのパスを受けて、へヒト=ツィルペルがエリア内やや右から素早くフィニッシュに持ち込む。一度は防いだウルライヒだが、こぼれ球に反応したヘヒト=ツィルペルが間髪入れずにグラウンダーのシュートを放ち、同点に。
17分:ゲッツェがゴールの16m手前から、考え抜いたシュートをゴール左隅に決め、バイエルンが再びリードを奪う。アシストはビダル。
19分:ボアテングが25m離れた距離から思い切りよくグラウンダーのシュートを放つも、ボールは1mほど枠の外へ。
22分:ネッティンゲンのカウンター。ビルガーが22mの距離からゴールを狙うが、枠外。
26分:ボアテングの力強いシュートがエリア内でブロックされると、ボールの跳ね返った先にいたレヴァンドフスキが近距離から押し込む。ボールはFCNのGKクラスキの股を通って二アサイドに決まった。3-1。
37分:コスタのクロスにレヴァンドフスキが足を伸ばしてシュートを試みるも、ニアサイドの外側のネットを揺らすにとどまった。

後半ハイライト

52分:ビルガーがカウンターを仕掛け、18mの距離からシュートを放つ。一度はボールを取りこぼしたウルライヒだったが、相手に拾われる前にしっかりと捕らえた。
64分:コーナーキック後、ロッベンが横にいたゲッツェにパスを送る。やや右の位置からフィニッシュに持ち込んだゲッツェだったが、クラスキにセーブされる。
65分:ロッベンがネッティンゲンゴールに向かって前進、ゴールの17m手前からシュートするも、GKに正面でなんなくキャッチされる。
76分:対戦相手の裏を取ったコスタがレヴァンドフスキに横方向のパスを送る。しかしレヴァンドフスキはボールに一歩遅れ、無人のゴールを前に4-1のチャンスを逃した。
79分:ネッティンゲンのフリーキック後、シュルグがこぼれ球を拾ってボレーシュートを放つが、ウルライヒがナイスセーブ。
90+2分:シェンカーのロングシュートを防いだウルライヒだったが、ボールをキャッチすることは出来ず、シュルグに絶好のチャンスを与えてしまう。しかし同選手のシュートはボアテングがカットした。