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ミュラーがゴール

新記録樹立!FCB、ブレーメン戦に勝利

FCバイエルンは、代表戦の中断期間を経てもリズムを崩さなかった。イングリッシュ・ウィーク直後のヴェルダー・ブレーメン戦で、苦戦しながらも順当な勝利を飾ったバイエルン(1-0、前半1-0)。トーマス・ミュラーが前半23分にこの日唯一となるゴールを決めて勝利を引き寄せた。これによりFCバイエルンは、依然として勝点差7をつけて順位表1位に君臨している。

4万1千人を迎えた完売のヴェーザー・シュターディオンでバイエルンは、人員面で制限を抱えつつも、高い集中を保って試合を支配した。終盤にはブレーメンも調子を上げてきたが、バイエルンの勢いを止めるには至らなかった。ブンデスリーガでここまで9戦9勝。この勝利によりバイエルンは、「ブンデスリーガ史上最も素晴らしいスタートを切ったチーム」という新たな記録を打ち立てた。

スターティングメンバー

マリオ・ゲッツェ、アリエン・ロッベン、フランク・リベリー、キングスレイ・コマン、メディ・ベナティア、セバスティアン・ローデ、ホルガー・バドシュトゥーバー。バイエルンの負傷者リストは長いままで、この7選手も結局ブレーメン戦には間に合わなかった。そして、FCアーセナルとの一戦を3日後に控えるなか体力を温存できたのはダグラス・コスタのみ。軽い打撲を負っているハヴィ・マルティネス、バイエルン復帰後初めてメンバー入りしたヤン・キルヒホフもベンチスタートとなった。

ブレーメンのヴィクトル・スクリプニク監督は、チームマガジンのタイトルページで「バイエルンを手こずらせたい」と、アーロン・ヨハンソンとヤニク・ヴェステルゴーアを欠くブレーメンが勇敢に戦うことを示した。出場停止処分を終えたフィリップ・バルクフレーデは、伝統的なブレーメンのダイヤモンド型フォーメーションの一翼として先発復帰。一方、長きに渡りバイエルンに在籍していたクラウディオ・ピサーロは、切り札としてベンチスタートとなった。

試合経過

ウイングを欠いていたため、このところ実績を出していたフォーメーションの変更を余儀なくされたバイエルンは、やや中央よりとなる4-1-4-1システムを採用した。しかし、ブレーメンは5バックで守りを固めていたため中央突破は困難を極め、特に立ち上がりの20分間バイエルンは攻めあぐねていた。この20分間での最大のチャンスは、シャビ・アロンソのFKのみ(4分)。一方カウンターを狙うブレーメンは、12分にメルヴィン・ロレンツェンが最大の見せ場を演出した。

しかし試合が進むにつれ、バイエルンが流れを掴んでいく。22分、ロベルト・レヴァンドフスキのジャンピングヘッドが惜しくもサイドネットを揺らす。その数秒後には、スペースを探る粘りがついに実り、ミュラーがチアゴからの絶妙なパスを上手くコントロールしゴールに突き刺した(23分)。先制後、バイエルンが目に見えて優勢さを増したが、ハーフタイム前に追加点を奪うには至らなかった。

後半に入り、早く試合を決めたいバイエルンだったが、50分のミュラーのヘッド、52分のレヴァンドフスキのシュートなどフィニッシュでわずかに精度を欠く展開が続く。一方、わずか1点のビハインドに望みを捨てないブレーメンは、後方からのロングボールを受けたウジャーが同点に追いつくチャンスを得るものの、ノイアーがワールドクラスの反応を見せて防いだ(68分)。バイエルンが不運だったのは、バスティアン・ダンカート主審がレヴァンドフスキへのファールを取らなかったことだ。勝利を収めた今となっては論じても仕方がないことだが。

前半ハイライト

4分:ビダルがペナルティアーク手前でFKを獲得。これをシャビ・アロンソが直接狙うが、ボールは枠を大きく超える。
12分:ブレーメンに最初の得点チャンス。右サイドのウジャーからのクロスを中央で受けたロレンツェンがグラウンダーのシュート。しかし、これはノイアーがしっかりキャッチ。
22分:ミュラーの浮かせたクロスに、ファーに走り込んだレヴァンドフスキが頭で合わせる。しかし、ボールは惜しくもサイドネットを揺らす。
23分:ゴーーール!惜しい場面からわずか1分。チアゴが、フリーで抜け出したミュラーへ絶妙なクロスを送る。GKと1対1となったミュラーがこれを落ち着いてコントロールし、バイエルン先制。
44分:前半終了間際、ブレーメンが猛攻を仕掛ける。ペナルティーエリア際でラフィーニャのファールが取られ、バイエルンがFKを献上。ユヌゾヴィッチが直接狙うも、壁に弾かれる。

後半ハイライト

50分:2点目のチャンス!ベルナトのクロスにミュラーが頭で合わせるが、ゴールをわずか1メートルほど左に逸れ、追加点には至らず。
52分:バイエルンの猛攻が続く。ラームのクロスをフリーで受けたレヴァンドフスキだったが、シュートは威力不足で決めきれない。
64分:ボアテングからレヴァンドフスキへ、追加点に繋がる絶妙なパス。しかしフィニッシュの精度を欠き、得点には結びつかない。
68分:ブレーメンに決定的なチャンスが訪れる。センターライン付近からのロングクロスを受けたウジャーがGKと1対1。しかし、ノイアーが冷静に正面で弾いて同点の危機を逃れる。
71分:ボアテングからのロングボールが前線のレヴァンドフスキへ。しかしブレーメンGKヴィートヴァルトがレヴァンドフスキと衝突しながらこれを阻む。
75分:3度目の正直なるか?またしてもゴール前でウジャーがフリーになるが、グラウンダーのシュートは枠を大きく左に外れる。
84分:ボアテングのファインセーブ。ゴール前に侵入してきたウジャーをスライディングで阻止。こぼれ球をバルクフレーデが拾いシュートまで持ち込むが、ブロックされる。