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試合を支配するもノーゴール

FCB、フランクフルト戦はスコアレスドロー

 FCバイエルンの連勝記録は、フランクフルトの地で途絶えた。今シーズン開幕以来10連勝を挙げてきたFCBだったが、金曜日の夜に行われた第11節は0-0の引き分けに甘んじることになった。リーグ首位のバイエルンは、51,500人が訪れた完売のコメルツバンク・アレーナにて90分間走りとおしたが、対戦相手の守備を前に歯軋りすることになった。

スターティングメンバー

 ヴォルフスブルクでのポカール戦勝利(3-1)からわずか3日後、ペップ・グアルディオラは先発メンバーに3点の変更を加えて、この14日間で5試合目となる今節に臨んだ。トーマス・ミュラー、チアゴ、ダヴィド・アラバが休憩を与えられてベンチスタートとなり、代わりにアリエン・ロッベン アルトゥーロ・ビダル、そしてラフィーニャの3人がスターティングメンバーに加わった。システムは4-1-4-1が採用された。

 今週行われたDFBポカールに0-1で敗北したフランクフルトも同様に、3人の選手を変更してきた。マルコ・ルス、シュテファン・ライナルツ、コンスタント・ジャクパに代わりバスティアン・オツィプカ、ダヴィド・アブラアム、アレクサンダル・イグニョフスキが先発出場を果たした。監督アルミン・フェー率いるフランクフルトは4-3-3システムだが、守備の局面では堅牢な4-5-1となり、バイエルンに対抗してきた。

試合経過

 試合が始まると、バイエルンがボールを回して敵を走らせ、対するフランクフルトは9人、10人と人数をかけて自陣バイタルエリア付近を守るという見慣れた展開になる。FCBは対戦相手の守備の砦を崩すために隙を窺わなければならず、忍耐強さを問われた。そして前半は、あまりチャンスを演出することもできなかった。

 とはいえ、バイエルンの先制に足りなかったのはわずか数cmのみだ。特に惜しかったのはビダルのヘディングシュート(11分)やマルティネス(30分)の試みだろう。一方、サッカーフィールドの反対側では、マヌエル・ノイアーが静かな時間を過ごしていた。それというのもバイエルンは、フランクフルトの反撃の大半を効果的なプレッシングによって早い段階で潰していたからだ。バイエルン側から見た前半の統計データは、シュート本数4:1、センタリング本数6:1、そしてボール保持率72%。しかし未だゴールは0のままだった。

 後半が始まった直後、コスタがフランクフルトのゴール目掛けてシュートを放つ。しかしこの後、バイエルンはしばらくチャンスを作り出すことができない。それどころか、前半よりもフィニッシュに持ち込むのが難しくなる。フランクフルトは引き続き多数の選手で守備を固めると同時に、時折仕掛ける攻撃ではゴールへの意識が一段と強くなっていく。その結果アレクサンダー・マイヤー(53分)とマルク・シュテンデラにチャンスが訪れたが、両選手ともこれを活かすことはできなかった。

 ミュラー(51分)に続いてチアゴ(65分)を途中出場させた時点で、グアルディオラはバイエルンの戦術システムを4-2-3-1へと変更する。引き続き試合を支配するバイエルンだったが、フランクフルトの大人数での守備に繰り返し阻まれる。レヴァンドフスキ(81分)とアラバ(88分)が最後のチャンスを作り出したものの、得点に繋げることはできなかった。89分のレヴァンドフスキのシュートはゴールラインを割ったものの、オフサイドのため当然ゴールにはカウントされなかった。そして試合はそのまま、0-0で終了した。

前半ハイライト

11分:ビダルがゴール5m手前でヘディングシュートを放つ。しかしフランクフルトのGKフラデツキに片手で弾かれ、ボールはネットを上から揺らした。
12分:セフェロヴィッチが25mの距離から狙ったが、枠外。
24分:ロッベンがテンポを上げてボールを運び、コマンがゴール前にクロスを上げる。中央にいたレヴァンドフスキがシュートに持ち込むも、激しくブロックされてボールをしっかりコントロールできず、最終的にフラデツキにキャッチされた。
30分:ロッベンのフリーキックにゴール前のマルティネスが頭で合わせるも、ボールは右ポストのわずか右へそれた。

後半ハイライト

46分:フランクフルトエリア前、コスタがフリーでフラデツキーに迫る。しかしボールは枠外へ。
53分:フランクフルトのコーナーキック。ニアサイドのセフェロヴィッチが中央にボールを流し、マイヤーが膝で押し込もうとするが枠外。
54分:ノイアーがバックパスを処理しそこない、シュテンデラがフリーでこぼれ球を拾い、シュートに持ち込む。しかしノイアーがセーブ。
63分:シュテンデラがゴール20m手前からシュートするが枠外。
65分:アロンソのフリーキックをレヴァンドフスキが頭で合わせるも、ボールはポスト横へ。
81分:ロッベンのパスを受け、GKと1対1になったレヴァンドフスキ。しかしFCBの同ストライカーがゴール前16mから放ったシュートはポストの右へとわずかにそれた。
82分:コーナーキックにルスが頭で合わせるが、ノイアーが楽々とキャッチ。
88分:ミュラーが胸で受けたボールがアラバに渡るが、同選手はゴール12m手前からシュートを決めることができなかった。
89分:レヴァンドフスキがロングパスを受け、ゴールに押し込んだがオフサイド。