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ドリームチームに6-1で勝利

ゴール、楽しみ、多くの勝者が生まれたパウラナーカップ2015

 ブンデスリーガ、チャンピオンズリーグ、ドイツカップで絶好調のバイエルンが、パウラナーカップ2015でも好パフォーマンスで観客を魅了した。そうこうしているうちに5度目を迎えたこのテストマッチでも、いつも通りの決定力を示し、パウラナー・ドリームチームを6-1(4-0)で下した。だが、結果はさておき、今年のパウラナーカップもまた、関わった全ての人にとって忘れられない思い出となった。

 12,200人の観客が集まったレーゲンスブルガー・コンティネンタル・アレーナでは、16分に主将フィリップ・ラームが先制ゴールを挙げた。続いて28分と37分にパトリック・ヴァイラウホが2ゴールを奪取。そしてその2分後には途中出場のカール=ハインツ・ラッペが追加点を入れ、前半のうちに4点差をつけた。後半に入ると、56分のマルセル・ライマンのオウンゴールでスコアが5-0となり、78分にルーカス・ショルが6点目を決めた。一方、パウラナーサイドは75分にペーター・マイアーがハンドからのPKを決め、1点を返している。

 4-0で勝利したブンデスリーガのVfBシュトゥットガルト戦から2日後に行われたパウラナーカップでは、何人かの代表選手がすでに不在にしていた。だが、9ヶ国の異なる国籍を持つ選手が集ったアマチュア選抜相手に、バイエルンはかなり豪華なメンバーで試合に臨んでいた。まずはW杯覇者のラーム、マヌエル・ノイアー、トーマス・ミュラー。さらにラフィーニャ、シャビ・アロンソ、ヨスア・キミッヒ、ホルガー・バドシュトゥーバーといった主力が先発メンバーに名を連ねていた。

キルヒホフが復帰

 また、長期離脱を余儀なくされていたヤン・キルヒホフも復帰。上記のメンバーの他には、2軍からヴァインラウホ、ジャンルカ・ガウディーノ、ファビアン・ベンコが先発。そして序盤には、ドイツ代表に招集されているノイアーとミュラーがピッチに退き、トム・シュタルケとラッペが交代で出場した。

 41,000人以上の応募者の中から選ばれたメンバーで構成されるパウラナー・ドリームチーム相手に、バイエルンは予想通り立ち上がりから主導権を握り、前半だけで数多くの決定的チャンスを演出する。3分にラフィーニャ、9分にヴァインラウホ、12分にラームがチャンスを得るが、決めることができない。しかし16分、ラームが先制点を決めると、21分にはアロンソがバー直撃のシュートを放ち、24分にはもう一度ラームがビッグチャンスを手にした。すると28分と37分、ヴァインラウホが2ゴールを挙げ、リードを広げる。そして、39分にはラッペが4点目を決め、大差で試合を折り返した。

 後半は、キミッヒ、ガウディーノ、ラフィーニャがベンチに下がり、ハヴィ・マルティネス、ニクラス・ドルシュ、ルーカス・ショルが投入される。だが、選手が変わっても主導権が入れ替わることはない。56分、アロンソのFKがライマンのオウンゴールを誘発し、バイエルンは思わぬ形で5点目を得る。62分、途中出場のルーカス・ショルがFKを蹴るが、惜しくも外れる。すると75分、パウラナーのマイアーがハンドから獲得したPKを確実に決め、1点取り戻した。

 試合も終盤に差し掛かると、ショルが至近距離から6点目を決めた(78分)。フィリップ・ラームは試合終了後、「楽しかった。このような試合ではそれが一番大事。それに、相手も楽しめたことが大切」とパウラナーカップを振り返った。確かに、例え大敗を喫しようとも、アマチュア選抜のパウラナー・ドリームチームは勝者のような清々しい顔でピッチを後にしていた。