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ミュラーが2得点

5-1!バイエルンがアーセナルを圧倒

 FCバイエルンが見事なまでのパフォーマンスでチャンピオンズリーグ予選3勝目を挙げた。プレミアリーグの強豪アーセナルを下したバイエルンのスコアはなんと5-1(3-0)。FCBサイドは、レヴァンドフスキ(10分)、トーマス・ミュラー(29、89分)、ダヴィド・アラバ(44分)、アリエン・ロッベン(55分)がゴールを決め、アーセナルはオリヴィエ・ジルーが69分にネットを揺らした。

 ホームのアリアンツ・アレーナで7万人の観客が目にしたのは、完全なるワンサイドゲームだった。レヴァンドフスキが試合開始早々に先制点を決めると、そのままバイエルンの流れが続き、勝利を脅かされる時間帯が一度も来ないまま勝点3を獲得した。CLではまだ一度も1試合5失点を味わったことがないアーセナルに快勝したことで、バイエルンの予選通過が大きく近づいた。

スターティングメンバー

 ペップ・グアルディオラは0-0で引き分けたフランクフルトとのアウェイ戦からメンバーを3人入れ替えてきた。トーマス・ミュラーとチアゴが先発復帰を果たし、ラフィーニャ、アルトゥーロ・ビダル、アリエン・ロッベンがベンチスタートとなった。つまり、先発イレブンは3-1で勝利したヴォルフスブルクとのアウェイ戦に出場したメンバーと全く同じ顔ぶれ。また、ホルガー・バドシュトゥーバーが2015年4月21日以来となるベンチ入りを果たし、2ヶ月以上の離脱から復帰したメディ・ベナティアが途中出場し、約20分プレーした。

 一方、前節でバイエルンに勝利し、リーグ戦でも5連勝中で勢いのあるアーセナルは、いくつかメンバーチェンジを強いられていた。まず、ヘクター・ベレリン、アーロン・ラムジー、セオ・ウォルコットが負傷により離脱中で、さらにローラン・コシールニーもベンチスタートする。したがって、マテュー・ドゥビュシー、ガブリエウ、ジョエル・キャンベル、オリヴィエ・ジルーが代わりに先発した。

試合経過

 2週間前の前節と同じく、バイエルンが立ち上がりから素早く主導権を握る。開始22秒にオリヴィエ・ジルーの挨拶代わりのシュートに一瞬息を呑むシーンがあったが、それがアーセナルにとって前半最後のシュートチャンスとなる。そして10分にはチアゴのクロスをレヴァンドフスキが技ありヘッドで流し込み、一気にバイエルンペースに持ち込むことに成功する。

 その後12分、アーセナルが一度ネットを揺らすが、ハンドの判定でノーゴールになる。勢いづいたバイエルンは、その後も怒濤の攻撃を仕掛け、15、16、25分に得点チャンスを演出。そして29分、ミュラーが追加点を挙げる。だが、攻撃の手を緩めないバイエルンは44分、アラバが3点目を叩き込み一気に勝利を手繰り寄せる。アーセナルには12分に一度ネットを揺らすシーンがあったが、ハンドの判定でノーゴールとなっている。

 前半のデータを見ると、シュート本数15:1、センタリング18:4、ボール保持率68%と、バイエルンが全ての数値でアーセナルを大きく上回っていた。そして、後半に入ってからもその構図は変わらない。再び超攻撃的サッカーを展開すると、今度は途中出場のロッベンがファーストタッチでボールをゴールに押し込んだのだ(55分)。

 スコアを4-0とすると少しペースを落とすバイエルン。するとそこで失点を喫してしまう。69分、ジルーがクロスを胸トラップからジャンビングボレーに持ち込み、豪快にネットを揺らした。だが、この得点が試合の行方に影響を与えることはなく、終盤にミュラーが5点目を決めてバイエルンが5-1でアーセナルに圧勝した。

前半ハイライト:

1分:ジルーが挨拶代わりのシュートを放つが、マヌエル・ノイアーが問題なくセーブ。
7分:アラバが遠目から狙うも、GKチェフがキャッチ。
10分:チアゴがふわりとした絶妙クロスを入れる。そこへレヴァンドフスキが反応し、ヘッドで流し込んで先制!1-0!
12分:アーセナルが素早い連係からバイエルンの守備を崩しネットを揺らす。しかしエージルのシュートが肘を使って押し込まれたためノーゴールとなった。
15分:コマンがエリア内左から巻いたシュートを狙うが、GKチェフががっちりキャッチ。
16分:レヴァンドフスキがエリア内からフィニッシュへ持ち込む。しかしチェフがパンチングでコーナーに逃れた。
25分:FKからシャビ・アロンソがファーポストを狙った鋭いクロスを入れる。しかし、レヴァンドフスキに渡る前にコクランにクリアされる。
29分:ラームのセンタリングにコマンがダイレクトボレーを放つ。それがゴール前のミュラーに当たり、ミュラーがもう一度シュート。ディフェンダーに当たって方向が変わったままゴールに吸い込まれた。2-0!
31分:コスタのシュート性のクロスが左ポストをかすめる。
41分:ラームのエリア内へのスルーパスにミュラーがダイレクトで合わせるが、チェフがキャッチ。
42分:レヴァンドフスキのクロスをミュラーがトラップからシュートへ持ち込む。枠は捉えたものの、チェフがファインセーブで弾き出す。
44分:アラバが中央でボールをキープし、個の力でシュートまで持っていく。それが完璧にゴール右上隅を捉え、スコアを3-0とした!

後半ハイライト:

55分:アラバが深い位置からマイナスのパスを入れると、そこへロッベンが左足できっちり合わせ、豪快にネットを揺らした。4-0!
57分:至近距離からのカソルラのシュートをGKノイアーがファインセーブ。
69分:サンチェスがピンポイントクロスを入れると、ジルーが胸トラップからボレーを叩き込み4-1。
71分:シャビ・アロンソがダイレクトシュートを試みるが、バーを大きく越えてしまう。
73分:チアゴのスルーパスにロッベンが抜け出す。そのまま右足でシュートを放つがキーパー正面。
83分:チアゴからまたしても絶妙なパスが送球される。それに反応したのはロッベン。キーパーと1対1になるが、抜き去った後にディフェンダーに足を出されクリアされる。
89分:5-0!バイエルンのカウンター一閃、コスタのスルーパスをミュラーがニアポストに流し込んだ!