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ピレウスに4-0で勝利

FCBのグループ首位通過が決定的

 記念すべき試合でFCバイエルンが快勝し、一足早くチャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出を決めた。グループ予選第5節でバイエルンは、ギリシャ王者のオリンピアコス・ピレウスと対戦し、4-0(3-0)でCLのホーム100勝利目を飾った。まだ12月9日にディナモ・ザグレブとの最終節を残しているが、現時点でのグループF首位通過が決定的となった。

 アリアンツ・アレーナでは、ダグラス・コスタ(8分)、ロベルト・レヴァンドフスキ(16分)、トーマス・ミュラー(20分)が早い時間帯にゴールを決め、集まった7万人の観客を沸かせた。開始20分で3-0というスコアは、バイエルンのCL史では初の出来事。後半に入ってからはキングスレイ・コマン(69分)が4点目を決めている。また、ホルガー・バドシュトゥーバーが53分に一発レッドカードを受け、そこからバイエルンは10人で戦いを強いられていた。

スターティングメンバー

 グアルディオラ監督は、3-1で勝利したFCシャルケ04戦から4人の先発メンバーを入れ替えてきた。メディ・ベナティア、ハヴィ・マルティネス、シャビ・アロンソがベンチスタートとなり、代わりにラフィーニャ、ジェローム・ボアテング、バドシュトゥーバー、コマンが先発出場。シャルケ戦で足首の関節包を負傷したダヴィド・アラバも欠場した。また、バドシュトゥーバーにとっては、6-1で勝利した4月21日のポルト戦以来の先発出場となった。

 今季アウェイで絶好調のオリンピアコスは、一人ひとりが違う国籍を持つ11人をピッチに送り込んできた。0-3でバイエルンに軍配が上がった1stレグからは、先発イレブンが2名入れ替わり、アレハンドロ・ドミンゲスとレアンドロ・サリーノに代わり、ルカ・ミリボエビッチとセバが先発イレブンに名を連ねた。

試合経過

 立ち上がりからバイエルンがその高い攻撃力を証明する。いつも通りボールを支配し、相手が守りを固めてカウンターを狙う中、早くも8分に先制点が生まれた。ボアテングが強烈なミドルシュートを放つと、GKロベルトがなんとか弾き出す。そこへコスタが詰めて、右のサイドネットを揺らした。だがこれは、この後訪れるゴールラッシュの始まりに過ぎなかった。

 12分のミュラーのシュートは外れたものの、その4分後には運のいい形ではあったがレヴァンドフスキがネットを揺らす(16分)。すると20分、今度は左右の揺さぶりから最後はミュラーが追加点を決め、前半の半分も経たないうちに3-0と引き離した。その後、オリンピアコスは部分的に最前列からプレスをかけて反撃を試みるときもあったが、それでもバイエルンが上手く対応し、一方的にチャンスを作る。43分には嫌な位置でFKを与えるが、ミリボエビッチがこれを外し、3-0のままハーフタイムを迎えた。

 後半はバイエルンにとって思いがけない展開を迎える。52分に復帰したばかりのバドシュトゥーバーが相手を倒し、一発レッドカードをもらってしまうのだ。ファウル自体はエリアの外だったためPKは免れたが、数的不利での戦いを余儀なくされる。それでもボール保持率を落とさないバイエルンは、58分と59分にもチャンスを演出する。

 しかし、一人多い状況でオリンピアコスも黙ってはいない。59分には流れの中からブラウンが惜しいシュートを放つ。だがそこで、立ち直ろうとするオリンピアコスを黙らせたのがコマンだった。69分に同フランス代表FWが4点目を叩き込んだのだ。その後は少し落ち着いた展開になるが、それでも何度かビッグチャンスを掴むバイエルン。しかし、それらを決め切ることができずに4-0のまま試合は幕を閉じた。

前半ハイライト

8分:ゴーーール! ボアテングの強烈なミドルをGKロベルトがパンチング。それがゴール前のスペースにこぼれ、真っ先に反応したコスタが落ち着いてゴール右隅に突き刺した。
12分:ミュラーが左から中央へ切り込み、そのまま左足を振り抜く。しかし、ディフェンダーに当たり枠外。
16分:追加点! コマンがミドルシュートを放つと、それが最前列のレヴァンドフスキに当たる。だが、それが運よく同FWの目の前に転がり、レヴァンドフスキがそのまま冷静に流し込んだ。2-0
20分:早くも3点目! ラームのクロスにファーサイドで待つコマンがボレーで合わせる。これはポスト右にずれるが、ロッベンが反応し、ラインを割る前に頭で折り返す。そして、真ん中で待ち受けたミュラーがネットを揺らした。
24分:コスタが中央でスピードアップ。右を走るレヴァンドフスキに送球し、それを同選手がフィニッシュまで持ち込むが、惜しくもポスト左。
28分:ミュラーがエリア内右の角度のない位置からシュートを試みるも、ポスト左。
35分:エリア内でこぼれ球にコマンが反応。右足を振り抜くが、枠を捉えられず。
44分:ミリボエビッチがFKを直接狙うが、ポストのわずか右。

後半ハイライト

52分:裏を取られたバドシュトゥーバーが、相手FWを倒し一発退場の判定を受ける。
58分:コスタの弾丸FKはわずかにポストの左。
59分:インターセプトしたコスタが独走でキーパーと1対1になる。コスタはループシュートを選択するが、GKロベルトに読まれてゴールならず。
59分:オリンピアコスにチャンス。左サイドからのマイナスのクロスにブラウンが合わせるが、枠外。
69分:ラームがゴール前に浮き球を放り込み、ミュラーが落とすと、コマンが走り込んで頭で押し込んだ。4-0!
85分:コマンがスピードを活かして60mをドリブルで駆け上がる。そしてクロスを入れるが、ミュラーがジャストミートでいずにGKロベルトにキャッチされる。
86分:裏に抜け出したキミッヒにビッグチャンスが訪れる。しかしシュートはキーパー正面。
90分:裏のスペースへ抜け出したミュラーがフィニッシュまで持ち込む。しかし、シュートは無情にもポストに嫌われた。