presented by
Menu
ザグレブ戦でレヴィーが2得点

バイエルン、CL予選でクラブレコードを更新

 FCバイエルン・ミュンヘンは12月9日(水)、チャンピオンズリーグ・グループ予選最終節でディナモ・ザグレブと対戦し、2-0で勝利を収めた。試合を決めた2ゴール(61分と64分)を挙げたのはFWロベルト・レヴァンドフスキ。この2得点のおかげでバイエルンは、グループステージでの勝点を15、得失点数を19:3という過去最高の数字でもって通過した。

 約19,600人の観客が集まったスタディオン・マクシミールで、ちょうどCLでのアウェイ戦100試合目を迎えたバイエルン。しかし、立ち上がりから苦戦を強いられる展開が待ち受けていた。試合も60分が経過したところで、ようやくレヴァンドフスキが均衡を破る先制点を奪った。とは言え、バイエルンは5節を終えた時点ですでに首位通過を決めていた。そして、同時に行われていたもう一方の試合では、アーセナル(勝点9)が3-0でオリンピアコス(9)に快勝し、グループF2位通過を決めている。また、ザグレブが勝点3でグループ最下位となった。

スターティングメンバー

 ペップ・グアルディオラは、消化試合となるこの最終節ではローテーションを行うと宣言していたが、その言葉通りメンバーを大きく入れ替えてこのザグレブ戦に臨んだ。まず、GKにはスヴェン・ウルライヒが先発出場し、同時にCLデビューを飾った。また、左ウイングにはフランク・リベリーが9ヶ月ぶりとなる先発・CL復帰を果たす。そして、若手のジュリアン・グリーンも今季初めての出場でスターティングメンバーに名を連ねた。

 その他、ヨスア・キミッヒとセバスティアン・ローデも先発入り。つまり、ブンデスリーガ前節のボルシアMG戦から5人のメンバーが入れ替わったことになる。そして、トーマス・ミュラー、アルトゥーロ・ビダル、キングスレイ・コマン、ジェローム・ボアテング、マヌエル・ノイアーが体力温存で先発から外れた。

試合経過

 キックオフの笛と同時に主導権を握るバイエルンだったが、最初のビッグチャンスはザグレブサイドに訪れた。7分のピバリッチのシュートは、ノイアーに代わり先発を果たしたウルライヒがコーナーに逃れる。それからも、ボールを支配し攻め込むバイエルンだが、ラストパスの精度が欠け、決定的なチャンスを作り出せない。従って、前半のボール支配率は73%と大きくリードしながらも、枠内シュートの数は3:4と、FCBが1本多いだけに留まった。

 後半も静かな立ち上がりを見せる。相変わらずボールを持っているのはバイエルンだが、お互いにフィニッシュまで持ち込むことができない。48分と57分にチャンスを演出するが、シュートが枠外に外れるか、相手守護神エドゥアルドが立ちはだかりネットを揺らせない。

 すると61分、ついに先制点が生まれた。ミュラーのセンタリングにレヴァンドフスキが頭で押し込み、均衡を破った。するとその3分後、ローデのラストパスを受けたレヴァンドフスキがループシュートを決め、一気に2点差をつけた。そこからは何度か決定機を演出するバイエルン。88分には追加点のビッグチャンスとなるPKを獲得するが、キッカーのミュラーが外してしまい、2-0のまま試合終了のホイッスルを迎えた。

前半ハイライト:

4分:左コーナーにベナティアが頭で合わせるが、ポストのわずか右。
7分:ザグレブにチャンス。味方のヒールパスを受けたピバリッチが至近距離からシュート。GKウルライヒが弾いてコーナーに逃れた。そして、そのコーナーのこぼれ球をアントリッチがシュート。しかしキーパー正面。
9分:リベリーが中央へ切り込み、自ら放つ。しかしGKエドゥアルドがセーブ。
10分:キミッヒが中央を突破。裏へ走るレヴァンドフスキにパスが渡るが、ジャストミートできずにディフェンダーにクリアされる。
26分:スダニにシュートチャンス。しかし、GKウルライヒがセーブ。
28分:25mの位置からラフィーニャがシュート。枠外。
32分:28mの位置からのFK。シャビ・アロンソが直接狙うが、枠外。
34分:ローデが中央のエリア際でコースを狙ったシュートを放つ。しかし、GKエドゥアルドがキャッチ。
35分:ラームのセンタリングにレヴァンドフスキがヘッド。エドゥアルドがキャッチ。
44分:FKからのクロスにウルライヒが飛び出すが、触る前にスダニがヘディングシュートを放つ。しかし、ボールは枠外へ飛んだ。

後半ハイライト:

48分:左コーナーからの鋭いボールを、ニアに飛び込んだミュラーが触ってそらす。その先にキミッヒが飛び込むが、わずかに届かない。
54分:ミュラーがエリア外右から左足を振り抜く。しかしGKエドゥアルドががっちりキャッチ。
57分:17mの位置からラフィーニャが低い弾道のシュートを放つ。しかし、GKエドゥアルドがセービング。
61分:ゴール! ミュラーの右サイドからのピンポイントクロスにレヴァンドフスキが頭で押し込み先制!
63分:スピードに乗ったミュラーが飛び出したキーパーの頭上を越えるループを狙うが、バーの上。
64分:2点目! ローデのスルーパスに抜け出したレヴァンドフスキがループシュートでネットを揺らした。
68分:ミュラーのボレー!しかしエリア内でブロックされる。
70分:ピバリッチの16mからのシュートがポスト直撃。
73分:ラームに1対1のチャンス! しかし、GKエドゥアルドが立ちはだかる。
76分:エリア内でのローデの横パスにレヴァンドフスキが飛び込むが、ポストのわずか左に外れる。
88分:ビダルがPKを獲得。しかし、キッカー・ミュラーのシュートは右ポストに嫌われる。