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ドラマチックな試合

延長の末、4-2!バイエルンがCL準々決勝進出

 全く信じられない!ラウンド16・2ndレグのユヴェントスFC戦は、歴史に残るドラマチックな一戦となった。水曜日晩に行われたこの試合で、FCバイエルンは一時あわやチャンピオンズリーグ敗退かと思われたが、試合終盤に同点に追いついて延長戦を戦い、最終的に4-2(2-2、0-2)の勝利を手に入れた。これによりFCBは、通算15回目のCL準々決勝進出を成し遂げた。これほど多く準々決勝進出を果たしたクラブは、FCBの他にはない。

 アリアンツ・アレーナに駆けつけた7万人の観客の前で繰り広げられたハイレベルの試合は、ポール・ポグバ(6分)とフアン・クアドラード(28分)の得点により、ユヴェントスの勝利で終わるかと長い間思われていた。しかしバイエルンは試合終盤、ロベルト・レヴァンドフスキ(73分)とトーマス・ミュラー(90分)がゴールを挙げ、3週間前の1stレグ同様2-2の同点に追いつく。延長戦では更にチアゴ(108分)とキングスレイ・コマン(110分)が得点し、ドラマチックな逆転勝利を果たしたバイエルンはアレーナのファンを狂喜させた。

スターティングメンバー

 5-0で勝利した4日前のブレーメン戦から、FCバイエルンのスターティングメンバーに3点の変更が加えられた。前回の試合で休養を得たロベルト・レヴァンドフスキ、ダグラス・コスタ、アルトゥーロ・ビダルが先発イレブンに復帰した一方で、チアゴ、マリオ・ゲッツェ、キングスレイ・コマンはローテーションでベンチスタートとなった。アリエン・ロッベンは内転筋に問題を抱えており、18人のメンバーに選ばれなかった。バイエルンのシステムは4-1-4-1。

 対戦相手のユヴェントスもまた、直近のリーグ戦で何人かの主力選手に休養を与えていた。その他にはパウロ・ディバラ、クラウディオ・マルキジオが負傷のために欠場し、復帰したばかりのマリオ・マンジュキッチはベンチメンバーに入った。ユヴェントスは最終的に先週末の試合から5人を変更し、アルヴァロ・モラタ、ポグバ、エルナネス、シュテファン・リヒトシュタイナー、パトリス・エブラが先発メンバー入りを果たした。イタリアの同チームは5-4-1を採用し、バイエルンとの対戦に臨んだ。

試合経過

 1stレグとは異なり、ユヴェントスは高い位置からバイエルンの邪魔をしてきた。そのためFCBはビルドアップが上手くいかず、いつもと違い守備陣に不安定さが見られる。そのミスの1つをポグバに突かれ、早すぎる時間帯にユヴェントスに先制点を許してしまう(6分)。その後ユヴェントスは自陣に引き、バイエルンが試合のコントロールを握るようになる。時間が経過するにつれ勢いを増すFCBだが、相手のバイタルエリア付近で精確さに欠け、ジャンルイジ・ブッフォンの守るユヴェントスゴールを脅かすことが全くできない。

ユヴェントスはそのブッフォンを除く10人全員で固い守備をし、更なるカウンターチャンスを狙う。そして28分、バイエルンはクアドラードに追加点を許し、2-0と点差を広げられてしまった。前半の残りの時間帯も、情熱的な守りを見せるユーヴェ守備陣を突破することができないバイエルン。ミュラーにやっと訪れた好機もブッフォンに阻まれる(42分)。一方でマヌエル・ノイアーもその世界レベルにある力を証明し、クアドラードが更なる追加点を挙げるのを阻止する(44分)。

 後半に入っても、ユヴェントス相手の戦いにくさは変わらない。再び早い段階でプレスをかけられ、いつも通りに自分たちのゲームを組み立てることができないばかりか、モラタに立て続けにチャンスを与えてしまう(56分、57分、58分)。試合開始から60分が経つと、グアルディオラはアロンソに代えてコマンを投入し、FCBの攻撃の活性化を狙った。

 この時間帯になるとユヴェントスはほとんど自陣から出てこなくなり、同時にバイエルンにも全くチャンスを与えない。だがついに73分、コスタがまるで計ったかのように精確なクロスを上げると、レヴァンドフスキが頭で合わせ、待ち焦がれたゴールを決めた。この勢いで繰り返しユヴェントスのバイタルエリアに攻め入り、クロスを上げ続けるバイエルンだが、常にユーヴェの選手に身体を張ってブロックされ、なかなかフィニッシュに持ち込めない。しかし90分、コマンのクロスがミュラーに届き、同選手が頭で押し込んだ。これで2-2となり、試合は延長戦に突入した。

 延長前半、バイエルンは引き続きユーヴェ・ゴールに襲い掛かる。しかし最も大きなチャンスを得たのはマンジュキッチだ。だが同選手のシュートはノイアーがしっかりとセーブする(92分)。バイエルンは延長後半、チアゴ(108分)とコマン(110分)によって追加点を挙げる。その後もユヴェントスは試合終了まで諦めることなく全力を尽くすが、ノイアーが全て危なげなく守りきり(116分、118分、120分)、試合は4-2のまま幕を閉じた。

前半ハイライト

2分:ラームからビダルに素晴らしいパスが通るも、ビダルはエリア内でボールをコントロールすることができず、ブッフォンがキャッチ。
6
分:ユヴェントスが先制。ゴール前で競り合うリヒトシュタイナーとアラバにノイアーが飛び出すと、リヒトシュタイナーがシュート。これはノイアーの足に当たるが、こぼれ球を拾ったポグバが16mの距離から無人のゴールに決めた。
11分:レヴァンドフスキのクロスからリベリーがボレーシュートを放つも、ボールはクロスバーを越える。
14分:リベリーが高く上げたクロスをミュラーが頭で合わせるが、ボールの芯を捉えることができず、ブッフォンに難なくキャッチされる。
14分:モラタが角度のないところからFCBゴールを狙うが、大きく上に外れる。
18分:コスタがドリブルで突破し、シュートを放つが枠外。
26分:コスタがファーサイドにクロスを上げ、リベリーがヘディングシュートを放つ。しかしブッフォンがセーブ。
28分:0-2!ユヴェントスエリア内でバイエルンがボールロスト。モラタがドリブルで駆け上がり、エリアぎりぎりの位置でフリーのクアドラードにパスを出す。同選手はキミッヒのスライディングをかわすと、至近距離からシュートを放つ。これにはノイアーも為すすべなく、ユヴェントスがリードを広げた。
42分:ユヴェントスのゴール前、相手選手に囲まれつつもミュラーがシュート!しかしブッフォンが弾き、こぼれ球を拾ったレヴァンドフスキがシュートするも、ボールは30cmほど外にずれた。
44分:ポグバのグラウンダーのクロスを受け、ファーサイドにいたクアドラードがゴール前4mという至近距離からシュートに持ち込む。しかしノイアーが世界クラスの反射神経でこれをクリア!こぼれ球はリヒトシュタイナーに渡るが、同選手のシュートは間一髪でクロスバーを越えた。
45+1分:リベリーがゴール17m手前からグラウンダーのシュートを放つも枠外。

後半ハイライト

56分:モラタがピッチ中盤でボールを奪い、スピードに乗ってFCBエリアに迫る。その勢いをアロンソが削いだことで、モラタの左足シュートはノイアーが楽々とキャッチする。
57分:再びモラタ! ゴール前7mですくい上げるようなシュートを放つが、クロスバーを越える。
58分:またもやモラタ!ユーヴェの同ストライカーはCKからボールを頭で押し込もうとしたが、ノイアーがキャッチ。
70分:ミュラーが20mの距離からシュートを放つが枠外。
73分:1-2!レヴァンドフスキ1点が返した!コスタのクロスに頭で合わせ、ファーポストに押し込んだ。
78分:ビダルが25m離れた所からゴールを狙うが、ボールはクロスバーの上へ。
89分:コスタがクロスを上げるが、ボールはそのままファーポスト横を飛び去った。
90分:2-2!! コマンのクロスから、ミュラーがヘディングシュートを決めて同点に持ち込んだ!

延長戦ハイライト

92分:マンジュキッチがエリア内に折り返しのパス、それを受けたリヒトシュタイナーがファーサイド目掛けてグラウンダーのシュートを放つが、ノイアーがセーブ!
94分:ゴール前25mからコスタがシュート。ブロックされて軌道が変わり、ボールはブッフォンの腕の中へ。
96分:リベリーがリヒトシュタイナーをかわして、鋭角のシュートを放つ。しかしブッフォンが片手でクリア。

108分:3-2!!! ミュラーとのワンツーの後、チアゴがグラウンダーのシュートを突き刺した!
110
分:4-2!!!! バイエルンのカウンター!コマンがボールを奪ってピッチの半分をドリブルで駆け上がり、浮かせたシュートをファーポストに決めた!
116分:ポグバのクロスを受けたマンジュキッチがシュートするが、ノイアーがクリア!更にこぼれ球からストゥラーロがシュートを放つが、これは大きくクロスバーを超える。
118分:マンジュキッチのグラウンダーのシュートは、ノイアーの腕の中に納まる。
120分:フリーキックからボヌッチが頭で合わせるが、ノイアーがセーブ。