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優勝は持ち越し

ボアテング復帰のグラードバッハ戦は引き分け

 優勝に王手のかかった一戦で、ボルシア・メンヒェングラードバッハとホームで対戦したFCバイエルン。先制点を挙げたものの、試合は最終的に1-1(1-0)の引き分けで幕を閉じた。これによりバイエルンは今節で26回目のリーグ優勝を決めることはできず、優勝決定は次節以降に持ち越しとなった。一方リーグ2位のボルシア・ドルトムントはVfLヴォルフスブルク相手に5-1で快勝。シーズン終了まであと2節を残し、同チームとリーグトップのFCBの勝点差は依然として5ポイントのままだ。

 チケット完売のアリアンツ・アレーナを訪れた7万5千人の観客は、序盤のトーマス・ミュラーの先制ゴール(6分)以降、チャンスの少ない試合を見守ることになった。ボルシアMGは後半、ラース・シュティンドルが得点し(72分)、引き分けに持ち込んで勝点1を獲得した。これによりグラードバッハはリーグ4位に浮上することになった。来週土曜日にアウェイで行われるインゴルシュタット戦は、FCBにとってリーグ4連覇を確定する次のチャンスとなる。

スターティングメンバー

 チャンピオンズリーグ準決勝のアトレティコ・マドリード戦2試合の間に行われたボルシアMG戦で、バイエルンは前回の試合のスターティングメンバーから8人のメンバーを変更した。喜ばしいのは、99日間負傷離脱していたジェローム・ボアテングがカムバックを果たしたことだ。前回のアトレティコ戦と同様に今節でも先発出場を果たしたのは、マヌエル・ノイアー、フアン・ベルナト、キングスレイ・コマンの3人のみ。シャビ・アロンソ、ハヴィ・マルティネス、そしてフランク・リベリーは今節、ベンチ入りメンバーからも外れた。

 その一方、現在5位でチャンピオンズリーグ予選出場枠を目指すグラードバッハは、先週3-1で勝利した1899ホッフェンハイム戦と同じメンバーをピッチに送り出した。

試合経過

 先発メンバーを大幅に入れ替えたにも関わらず、すぐに試合のリズムを掴んだFCバイエルン。早い段階でグラードバッハに攻撃を仕掛け、プレッシャーを強めていく。それが功を奏し、FCBは試合開始からわずか6分で相手ゴールのネットを揺らす。コーナーキックから頭で合わせ、この早い時間帯に先制点を奪ったのはミュラーだ。しかしグラードバッハも動揺することなく、そのすぐ後にアンドレ・ハーン(17分)により同点チャンスを演出する。

 だがそこから後の時間帯は、拮抗した試合展開となった。両チームとも数多くのミスを犯し、簡単にボールを奪われるかと思えば、攻撃面では複雑に動くあまり、得点に繋がるような決定的なシーンをわずかにしか作り出せない。ミュラーのシュート(33分)とオスカル・ヴェントがあわやオウンゴール(41分)を決めそうになったシーン以外は特筆すべき点もなく、前半は終了した。

 ハーフタイム後、選手交代も戦術の変更もないまま試合は再開する。グラニト・ジャカのロングシュート(56分)以降、グラードバッハのプレーがより勇猛さを増すと、そのパフォーマンスに相応しく、72分にハーンが同点弾を挙げて1-1とする。その後は両チームとも特にチャンスを作り出すことなく、試合は1-1の引き分けで終了した。この結果、バイエルンがブンデスリーガ優勝を決定するのは来週以降に持ち越しとなった。

前半ハイライト

6分:バイエルンが最初のチャンスで1点獲得!CKから高く飛び上がったミュラーが頭で合わせる。その際タスキがゴール前でスライディングしてグラードバッハGKゾマーを混乱させ、ボールはそのままゴールネットを揺らした。
17分:ボルシアMGにビックチャンス。左サイドからラファエウが上げたクロスに、フリーのハーンが頭で合わせる。しかしノイアーがナイスセーブ!
33分:ゲッツェのヒールパスを受け、ミュラーがDFをかわしてゴール17m手前からシュート!しかしゾマーに阻止される。
41分:バイエルンに追加点のチャンス!左サイドのコマンが逆サイドのミュラーにクロスを上げる。しかしミュラーに渡る前にウェントがクリア。これがオウンゴールなるかと思いきや、ボールは枠外へ。

後半ハイライト

56分:ジャカが勢いに乗って独走し、ゴール20m前でシュートを放つも枠外。
69分:ヘルマンの絶妙なクロスにハーンが走りこむが、タイミングが合わずフィニッシュに持ち込めず。
72分:途中出場したシュティンドルがスルーパス、DFの裏に抜け出したハーンがノイアーと1対1となり、グラウンダーのシュートを決めた。1-1
75分:ベルナトがやや左から狙うが、ボールはクロスバーを越える。
80分:途中出場したばかりのコスタがゴール25m手前からシュートするが、ゾマーが正面でキャッチ。