presented by
Menu
最初のテストマッチは4-3

アンチェロッティのデビュー戦は勝利

 カルロ・アンチェロッティはバイエルンでの初試合を迎えた7月16日(土)、オーバーリーガ(5部)に属するSVリップシュタット08と対戦し、数多くのユースプレーヤーを含むバイエルンが、4-3で勝利した。ただし、勝利の朗報と同時に同監督は辛酸をなめることになる。と言うのも、4ヶ月ぶりにピッチに戻ってきたアリエン・ロッベンが、筋肉系の負傷のため交代を余儀なくされたのだ(36分)。

 アンチェロッティが選ぶ最初の先発メンバーは、ほぼ予想通りの形となった。と言うのも、ユーロに参戦し合流が遅れている選手に加え、ダグラス・コスタや足首の故障からまだ回復し切っていないホルガー・バドシュゥーバーが欠場を強いられていたからだ。したがって、下部組織から12名を起用することで欠員の補充を行った。さらに、その中でもファビアン・ベンコとフェリックス・ゲッツェは先発出場を果たした。

 また、アンチェロッティは4-3-3システムを採用。スヴェン・ウルライヒがGKを務め、最終ラインはラフィーニャ、ハヴィ・マルティネス、フェリックス・ゲッツェ、フアン・ベルナトが出場。その一列前にフィリップ・ラーム、シャビ・アロンソ、ベンコが並んだ。そして最前線の両サイドにはロッベンとフランク・リベリーが入り、ジュリアン・グリーンがワントップを務めた。そして30分が経過すると、いくつかポジションを変更していた。

 クラブの発表によると3万枚ものチケットの需要があった今日の一戦だが、実際は臨時追加席を含めて8,500人の観客が集まった。また、キックオフ前にトルコとニースの犠牲者を弔う黙祷が捧げられた。試合が始まると、9分にグリーン、16分にロッベン、33分にリベリーがネットを揺らし、バイエルンが前半で3点のリードを奪う。だが、リップシュタットも黙ってはいなかった。28分、ベンジャミン・コロツィッキが左足で強烈なボレーシュートを放ち、ウルライヒがパンチングで弾いたもの、あわや失点というシーンだった。

 後半の途中、アンチェロッティは選手全員を総入れ替えし、最終的にはトム・シュタルケを除く10人がユースの選手となった。それでも、49分にグリーンのクロスが相手のオウンゴールを誘い、スコアを4-0に広げる。しかし、そこから反撃に出るリップシュタットが、途中出場のマルセル・ルップの強烈なミドルシュートで1点を返すと(51分)、その数分後、シュテファン・パレンゼン(57分)が頭で押し込み2点差まで迫る。そして87分、パオロ・マイエラがネットを揺らし、最終的に4-3で試合は幕を閉じた。