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ミラン相手に6-8

バドシュトゥーバーの復帰戦は、FCBがPK戦の末に敗北

 FCバイエルンは、アメリカツアー最初のテストマッチで惜しくも敗れた。アウディ・フットボールサミットの一環でACミランと対戦したドイツマイスターは、PK戦の末、イタリアの同クラブ相手に6-8で敗北を喫した(3-3、2-1)。シカゴのソルジャー・フィールドで行われたこのテストマッチで、FCBはミランのニアン(23分)に先制ゴールを奪われるも、フランク・リベリー(29分)とダヴィド・アラバ(38分)の得点で逆転に成功する。後半にはミランのアンドレア・ベルトラッチ(49分)とユライ・クツカ(61分)にゴールを許し、再びリードを奪われたが、相手ファールで得たPKをリベリー(90分)が決めて、試合間際に同点に追いつく。試合の行方はPK戦に持ち越され、最終的にミランが勝利を手に入れた。

 カルロ・アンチェロッティは試合後、「我々のパフォーマンス、我々の試合の進め方はよかった。失点後、我々は良いリアクションを見せた。結果はそれほど重要ではない。現時点で重視しているのは、身体の状態だ。そのためのトレーニングをしている。誰も怪我をしなかった、それが最も重要だ」とコメントした。

 この日一番の朗報は、既に試合前に入ってきた。171日間も怪我で離脱していたホルガー・バドシュトゥーバーが、その負傷以来初めて再びピッチに立ったのだ。同CBは以前と変わらず士気高く試合に臨み、ヘディングにより好機も得た。しかし、バイエルン生え抜きの同選手の実践での経験不足は明らかだった。同選手のミスでボールを失い、エムベイェ・ニアンに先制点を奪われてしまったのだ。試合開始から30分が経過したところで、カルロ・アンチェロッティはバドシュトゥーバーを交代させた。これについてバイエルンの同監督は、「30分だけ彼をプレーさせると、最初から決めていた。長く離脱していた彼にとって、これは良いことだ。彼は良いプレーをした」と説明した。

アラバとリベリーが絶好調

 だがドイツマイスターの左サイドコンビによる1-1の同点は、バドシュトゥーバーもピッチ上で共に喜ぶことができた。アラバの上げたクロスを、リベリー(29分)が冷静にゴールの左隅に決めたのだ。そして前半終了間際(38分)、今度はアラバ自身が25mの距離からボールを枠に収めた。こうして2-1と前半中に逆転に成功したバイエルンだったが、後半が開始してすぐにベルトラッチ(49分)が得点を挙げ、試合は振り出しに戻った。

 その後も試合の流れを握るバイエルンは、シャビ・アロンソ(57分)により再びチャンスを作り出す。しかし、次のゴールを挙げたのはミランだった。クツカのシュート(61分)が、前半バドシュトゥーバーに代わって途中出場したフェルドハーンにより軌道が変えられたのだ。これにはウルライヒも為すすべなく、再びミランにリードを許してしまう。バイエルンのファンはそこから90分まで辛抱を強いられた。だが、ベルナトに対するヴェルガラのファールでFCBがPKを獲得すると、リベリーがこれをきっちりと決め、再びファンの歓声が沸き起こった。その後、勝敗はPK戦に委ねられたが、バイエルン側はラフィーニャが失敗。その結果、このテストマッチはACミランの勝利で幕を閉じた。