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アラバがポスト直撃

FCBがレアル・マドリードに惜敗

 FCバイエルンはアウディ・サマーツアーUSA 2016の最後に惜敗を喫した。カルロ・アンチェロッティ率いるFCBはフットボール・サミットでチャンピオンズリーグ優勝者のレアル・マドリードと対戦し、0-1(0-0)と敗北した。軽症のフランク・リベリーを欠いたバイエルンだが、82,012人のファンの前で行われた試合で長い間力強いパフォーマンスを示す。しかし試合終了15分前にダニーロ(79分)に決定的な失点を許してしまった。

 アンチェロッティは「良い試合を見ることができた。選手たちは最後、少し疲れてしまっていた」と述べ、シャビ・アロンソは「もちろん勝ちたかった。だが僕たちは、これは準備期間中のテストマッチに過ぎないと分かっている」とコメントした。

 FCバイエルンは特に前半、明らかに優位に試合を進める。最初の2つのチャンスはセットプレーから生まれたものだ。ダヴィド・アラバによるこの試合最初のフリーキック(10分)はわずかに右に外れ、同選手の放った2本目はポストに直撃する(26分)。次に好機を得たのはジュリアン・グリーン(28分)だが、ゴールの数m前でボールがバウンドしてしまう。更にチアゴ(34分)もドリブルからシュートに繋げたが、GKカシージャにセーブされた。対するレアル・マドリードのチャンスは、ハメス・ロドリゲス(40分)による1度に止まった。

 レアル監督のジネディーヌ・ジダンはハーフタイム中にルカ・モドリッチ、ハメス、ヴァラーヌの3人を途中交代させたが、これがCL勝者のゲームに悪影響をもたらすことはなかった。後半に入り明らかに勢いを増したスペインの同チームは、レアル・マドリードに復帰を果たしたアルバロ・モラタ(59分)によってこれまでで一番のビックチャンスを作り出すと、更にイスコ(62分)もポスト直撃のシュートを放つ。しかしバイエルンもこの2つのシーン以外では自陣ゴールを危険に晒すことはない。だが68分には再びアラバが好機を演出するも、なかなかゴールが決められない。

 ほとんどの観客が「引き分け後にPK戦」というシナリオを頭に描いていた頃、ついに決勝弾が挙がった。ダニーロ(79分)の放ったシュートの軌道は不安定に揺れ、この日誕生日だったスヴェン・ウルライヒを越えてゴールネットを揺らしたのだ。その直後にはチアゴがフリーキックから返す刀で同点弾を決めるかと思えたが、残念ながらバイエルン攻撃陣の働きがゴールで報われることはなかった。試合終了直前には、レアルのカウンターをウルライヒが阻止し、追加点を防ぐ。試合はこのまま0-1でバイエルンの敗北となった。