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ロンドンで5-1

FCバイエルンがCL準々決勝に進出

 FCバイエルンが期待通り、チャンピオンズリーグ準々決勝進出を決めた。ラウンド16でアーセナルFCと対戦したFCBは、5-1で圧勝した1stレグの後、ロンドンで行われた2ndレグも再び5-1(0-1)の勝利で飾り、計16回目のチャンピオンズリーグ・ベスト8入りを果たした。FCBが準々決勝で戦う相手は、3月17日にスイスのニヨンにて抽選で決定される。

 50,000人の観客が訪れたエミレーツ・スタジアムで行われた試合は、テオ・ウォルコットの得点(20分)によりガナーズの1点リードで試合を折り返す。しかし後半に入って間もなく、ロベルト・レヴァンドフスキがPK(55分)を決めて同点に持ち込む。また、このPKの原因となったファールによりローラン・コシールニーがレッドカードで退場し(54分)、バイエルンは後半のほとんどの時間を数的優位に進めることになった。その後アリエン・ロッベン(68分)、途中出場のダグラス・コスタ(78分)、アルトゥーロ・ビダル(80分、85分)が次々にゴールを決め、バイエルンはアウェイでもアーセナル相手に圧倒的な勝利を収めた。

スターティングメンバー

 2ndレグ前日の記者会見で「最高のチーム」を予告したアンチェロッティは、3-0で勝利したケルン戦から5人のメンバーを入れ替えた。主将フィリップ・ラーム(累積警告で出場停止)、フアン・ベルナト、トーマス・ミュラー、コスタ、キングスレイ・コマンに代わり、マッツ・フンメルス、ラフィーニャ、シャビ・アロンソ、ロッベン、そしてフランク・リベリーが先発メンバーに入った。

 アーセナル監督のアーセン・ヴェンゲルも、1stレグの先発イレブンから4人を変更。アレックス・イウォビ(メンバー外)、メスト・エジル、キーラン・ギブス、フランシス・コクラン(3人ともベンチ)に代わり、2ndレグではウォルコット、アーロン・ラムジー、ナチョ・モンレアル、オリヴィエ・ジルーが先発した。

試合経過

 バイエルンは高い集中力と強い意志で試合に入り、何の心配もないままにベスト8入りを確定させようとする。しかし試合開始から10分が経過すると、アーセナルが試合のリズムを掴み、俊敏に動くウォルコットによって最初のチャンスを作り出す。連係し、素早くバイエルンのペナルティーエリアに迫るアーセナルは20分、ウォルコットのゴールで順当といえる先制点を手にする。

 アーセナルはその後も追加点を挙げようとするが、対するFCBはその攻撃を凌ぎ、同点弾を狙う。その結果、テンポが速く拮抗した試合模様となるが、両チームともにそれほど大きなゴールチャンスを作り出すことはできない。やっと34分に再びウォルコットがアーセナルに好機を演出し、対するFCBも38分にレヴァンドフスキが同点のビックチャンスを手にするが、いずれも得点には繋がらない。そのすぐ後に今度はロッベン(42分)がシュートに持ち込むも、これはアーセナルGKのダビド・オスピナに阻まれた。前半はこのまま終了となり、ガナーズの1点リードでハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても、目まぐるしく白熱した展開が続く。試合再開直後にジルー(48分)が紙一重で追加点を逃すと、その数分後にレヴァンドフスキがコシールニーに倒され、バイエルンがPKを獲得する。これをレヴァンドフスキが自分で決めて、FCBが同点に追いつく(55分)。更にFCBは、アーセナル主将のコシールニーがこのファールでレッドカード退場となったことで、数的優位に立つ。これでアーセナルのCL準々決勝進出にかける一抹の希望はほとんど潰えたも同然となった。

 その後もバイエルンは手を緩めることなく、圧倒的なパフォーマンスで試合を支配する。そして68分、ロッベンの得点で逆転に成功する。その直前の64分にはレヴァンドフスキも好機を手にするもゴールネットを揺らすことはなく、76分にもチャンスが訪れたがポスト直撃に終わる。10人で戦うガナーズ相手に、バイエルンは試合終盤にコスタ(78分)とビダル(80分、85分)のゴールで更にリードを広げる。こうしてラウンド16の2ndレグも、1stレグと同様5-1でバイエルン勝利という結果になり、FCBが準々決勝進出を果たすこととなった。

前半ハイライト

7分:ロッベンにこの日最初のチャンス! 右サイドからゴール中央を狙ってシュートを放つも、ブロックされる。
11分:ロングパスを受けたウォルコットがバイエルンゴールに迫る。ノイアーと1対1になるが、ウォルコットのシュートはFCB守護神がクリア。
14分:アーセナルのCK。セカンドボールをサンチェスがパス、ジルーが頭で合わせるも、ボールは右ポストに当たる。
20分:アーセナルが先制。ウォルコットが右からドリブルでエリア内に入り込み、シュートに持ち込む。ボールはノイアーの拳に当たったものの、そのままファーサイドのネットを揺らした。1-0
34分:ムスタフィが縦パスを送り、ウォルコットが再びやや右からシュートを放つが、これはニアサイドのゴールネット外側に当たった。
38分:バイエルンが見事な攻撃を仕掛ける。ロッベンのクロスを受け、レヴァンドフスキがダイレクトでシュートを放つも、ボールは惜しくも紙一重で左ゴールポストの横へ。
42分:右サイドのロッベンがPA角からゴールを狙うが、アーセナルGKオスピナにキャッチされる。

後半ハイライト

48分:アーセナルに追加点のビックチャンス! 右サイドからラムジーがクロスを上げ、フリーのジルーが頭で合わせるが、ボールはクロスバーの上へ。
53分:コシールニーがPA内でレヴァンドフスキを倒し、レッドカード! そしてバイエルンはPK獲得。
55分:ゴール! 同点! レヴァンドフスキがゴール右隅にペナルティーキックを決めた。1-1
64分:またもやレヴァンドフスキにチャンス。ビダルのクロスからシュートに持ち込むが、オスピナがクリア。
68分:バイエルンが逆転!! アーセナルエリア付近でロッベンがボールを奪い、レヴァンドフスキにパス。A.サンチェスがクリアしようとするが、セカンドボールを取ったロッベンが左足でシュートを放ち、アーセナルのゴールネットを揺らした。1-2
76分:コスタとの素晴らしい連係からレヴァンドフスキがフィニッシュ、しかしボールは右ポストに嫌われる。
78分:再びバイエルンにゴール! ラフィーニャが中盤でボールを奪い、フリーのコスタが右サイドをドリブルで前進。落ち着いて相手DFをかわし、ゴール16m手前からシュートを決めた。1-3
80分:バイエルンに4点目! オスピナと1対1となったビダルがループシュートを決め、バイエルンのリードを更に広げた。1-4
85分:ビダルが2得点目! サンチェスのスルーパスを受けたコスタが横にパスし、ビダルがシュートを決めた。1-5!!
90分:ベジェリンがゴール16m手前からシュートするが、ボールはファーポストのわずか横へ外れた。

アーセナルFC vs.FCバイエルン 1-5(1-0)

  • アーセナルFC

    オスピナ – ベジェリン、ムスタフィ、コシールニー、モンレアル – ラムジー(72分コクラン)、ジャカ – ウォルコット、オックスレイド=チェンバレン、A.サンチェス(73分ペレス) – ジルー(72分エジル)


    Substitutions

    チェフ、ガブリエウ・パウリスタ、ギブス


  • FCバイエルン

    ノイアー – ラフィーニャ、マルティネス、フンメルス、アラバ – アロンソ、ビダル – ロッベン(70分コスタ)、チアゴ(79分R.サンチェス)、リベリー(79分キミッヒ) – レヴァンドフスキ


    Substitutions

    ウルライヒ、ベルナト、コマン、ミュラー


  • Referee

    タソス・シディロプロス(ギリシャ)


  • Attendance

    50,000人


  • Goals

    1-0ウォルコット(20分)、1-1レヴァンドフスキ(55分/ PK)、1-2ロッベン(68分)、1-3コスタ(78分)、1-4ビダル(80分)、1-5ビダル(85分)


  • Yellow cards

    ウォルコット、オックスレイド=チェンバレン、ジャカ/ アラバ、マルティネス


    Red cards

    コシールニー(54分)

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