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5-4でライプツィヒに勝利

手に汗握る試合を制したバイエルン

 なんという試合だったろう! FCバイエルンはライプツィヒでの初のアウェイ戦で勝利し、素晴らしいショーを見せた。試合開始から2分にマルセル・ザビッツァーに先制点を許してしまったFCBだったが、その15分後にロベルト・レヴァンドフスキがPKを決めて同点とする(17分)。しかしティモ・ヴェルナーのゴール(29分)で前半中に再びRBライプツィヒにリードを奪われると、更に後半開始直後にユスフ・ポウルセンに失点を許してしまう(47分)。60分にはチアゴの得点で点差を縮めたが、65分にはヴェルナーによってまたしても2点差を付けられる。だがFCBは諦めなどしない。84分にレヴァンドフスキが1点返し、更にアディショナルタイムにダヴィド・アラバが直接フリーキックを決めて同点に追いつく。そして試合終了直前にロッベン(90+5分)が独走から見事にフィニッシュに持ち込み、バイエルンが5-4で勝利を収めた。

 チケット完売のレッドブル・アレーナに集まった42,558人の観客は、数多くのチャンスとポスト直撃の惜しいシュート、9つのゴール、そして信じられないようなFCBの逆転劇を見ることになった。ライプツィヒ対バイエルン戦は、期待通りのトップゲームとなった。

スターティングメンバー

 2015年にライプツィヒからバイエルンに移籍したヨスア・キミッヒが、前節と同様に先発入りを果たした。同選手と共にダブルボランチとして先発出場したのはシャビ・アロンソだ。カルロ・アンチェロッティは1-0のホーム戦勝利を挙げたダルムシュタット戦の先発メンバーに9つの変更点を加えたが、アロンソの他に今節新たにスターティングメンバー入りしたフィリップ・ラーム、チアゴ、アリエン・ロッベンに代わり、前節に先発したレナト・サンチェス、ラフィーニャ、ダグラス・コスタ、トーマス・ミュラーがライプツィヒではベンチスタートとなった。マッツ・フンメルスは負傷中のマヌエル・ノイアーとスヴェン・ウルライヒ、そしてハヴィ・マルティネスと共にミュンヘンに残った。対するライプツィヒ監督のラルフ・ハーゼンヒュットルは、4-1で勝利した先週末のベルリン戦と同じ11人をピッチに送り出した。

試合経過

 トップゲームは、多くの人が予期したとおりの試合模様となった。両チームとも速いテンポで積極的に攻撃を仕掛け、試合開始直後にザビッツァーがライプツィヒ最初の攻撃から先制点を挙げる(2分)。これはバイエルンにとって、ブンデスリーガで2番目に早い失点となった。その後もリーグ2位のライプツィヒは危険なチャンスを作り出すが、12分のヴェルナーのシュートはポスト直撃に終わるなどFCBは幸運に恵まれる。続く時間帯ではFCBがより良い形でゲームに入り、相手選手のハンドで獲得したPKをレヴァンドフスキが決めて同点に持ち込む(17分)。同ポーランド代表はこれで今シーズン29ゴール目を記録した。

 両チームは追加点目指して激しく争い、ライプツィヒは素早く攻守を切り換えて繰り返しカウンターを狙う。特に力強いプレーを見せるエミル・フォルスベリを前に、ドイツマイスターFCBの守備陣は苦戦を強いられる。この同スウェーデン代表相手にバイエルンがファールを取られ、ライプツィヒにPKを献上すると、これをヴェルナーが決めて再びライプツィヒがリードを奪う(29分)。

 ハーフタイム後も試合は前半と同じような展開を見せ、ライプツィヒが後半最初の得点を挙げる(47分)。その際バイエルンにとっては不運なことに、アロンソがポウルセンのシュートを阻止しようとしたもののボールが当たって軌道が変わり、結局シュタルケにとって止めるのが不可能となってしまった。しかしバイエルンは動揺することなく、チアゴのヘディング(60分)で1点返し3-2とすると、再び同点に追いつこうと猛攻をかける。だがそこでヴェルナーが見事なプレーでバイエルンのDF陣をかわしてライプツィヒに4点目をもたらし、またしても点差を広げる(65分)。

 それでもバイエルンとアンチェロッティが諦めることはない。攻撃力を上げるため、FCB監督はキミッヒに代わりミュラーを投入。その直後、67分のレヴァンドフスキのシュートはポストに嫌われるが、84分には同選手が今シーズン30点目をマークし、改めて点差を縮める。そしてアディショナルタイムに入ると、全力で攻撃するバイエルンのこれまでの苦労がついに報われる。まずは90+1分、アラバが夢のように素晴らしい直接フリーキックを決めて4-4とする。そして試合終了直前の90+5分、ロッベンが右サイドを独走し、GKペーテル・グラーツィを超えるループシュートを放つ。これが見事にゴールネットを揺らし、バイエルンが最後の最後で4-5の逆転勝利を手に入れた。

前半ハイライト

2分:ライプツィヒに先制点を奪われる。左サイドでスペースを得たフォルスベリがクロスを上げ、それを受けたザビッツァーが近距離からヘディングシュートを決めた。1-0
3分:ヴェルナーが左から中央に上げたボールをポウルセンがシュート、しかしボールは間一髪で枠外へ。
4分:バイエルン守備陣の裏に抜けたザビッツァーにイルザンカーがパスを送る。ザビッツァーが近距離からシュートするがクロスバーの上へ。
12分:ヴェルナーが左サイドから中央にドリブルで切り込みシュートに持ち込むが、ファーポストに嫌われる。
14分:ロッベンがエリア内からシュートを放つが、グラーツィにセーブされる。
16分:ラームのクロスがバーナードの手に当たり、バイエルンがPK獲得!
17分:同点! レヴァンドフスキがグラーツィとの心理戦を制し、同GKが飛んだ方向と逆のゴール右にPKを決めた。1-1
23分:ケイタのパスを受けたザビッツァーがPA内でシュートを放つが、シュタルケが見事な反応で防ぐ。
25分:ベルナトがグラーツィの足の間を狙ってシュートするが、同GKがセーブ。
27分:フォルスベリがゴール20m前からシュートするが、ボールはクロスバーの上へ。
28分:FCB選手3人を振り切ってエリア内に進入したフォルスベリに対してアロンソがファールを取られ、ライプツィヒにPK献上。
29分:ヴェルナーがシュタルケが飛んだのとは反対側のゴール左隅に突き刺し、2-1に。
31分:ヴェルナーのクロスを受けたポウルセンがバイエルンGKと1対1になるが、同選手のシュートはシュタルケがセーブ。

後半ハイライト

47分:ポウルセンがエリアラインぎりぎりからシュートを放つ。ボールはクリアしようとしたアロンソに当たるが軌道を変えてゴールへ。これにはシュタルケも反応できず、ライプツィヒに3点目。3-1
51分:ロッベンがレヴァンドフスキにスルーパスを出し、ゴール前でグラーツィと1対1になった同ポーランド代表がシュートするも枠外。
60分:バイエルンに追加点! ラームのクロスをエリア内で頭で受けたアロンソがチアゴへと繋げ、同選手がゴール5m前からヘディングシュートを決めた。3-2
65:ライプツィヒに追加点! ヴェルナーがエリア内でバイエルンDF2人をかわし、シュタルケの足の間を通してシュートを決めた。 4-2
67分:ラームがレヴァンドフスキに折り返し、同選手がフィニッシュするがポスト直撃に終わる。
75分:ゴール18m前でバイエルンにFK。アラバが直接狙うが、グラーツィが拳でクリア。
84分:バイエルンにゴール! ロッベンのシュートはクロスバーに直撃するが、跳ね返ったボールにレヴァンドフスキが頭で合わせ、4-3に!
86分:バイエルンFK。エリア外からコスタが直接ライプツィヒのゴールを狙うが、グラーツィが拳でセーブ。
90+1分:同点! ゴール20m前から、アラバが夢のようなFKをゴール右に直接決めた。4-4
90+5分:バイエルンが逆転!右サイドをロッベンが独走し、ライプツィヒ選手を何人も交わしてフィニッシュに持ち込む。同選手のループシュートは見事にライプツィヒのゴールネットを揺らした。5-4

 

RBライプツィヒ vs.FCバイエルン 4-5(2-1)

  • RBライプツィヒ

    グラーツィ - イルザンカー、ウパメカノ、コンパー、ベルナルド – ザビッツァー(69分シュミッツ)69分、ケイタ、デンメ、フォルスベリ – ヴェルナー(80分ケディラ)、ポウルセン(76分ゼルケ)


    Substitutions

    ミュラー、フランケ、バーク、カイザー


  • FCバイエルン

    シュタルケ – ラーム、ボアテング、アラバ、ベルナト – アロンソ(61分ビダル)、キミッヒ(67分ミュラー)- ロッベン、チアゴ、リベリー(44分コスタ) – レヴァンドフスキ


    Substitutions

    ヴァインカウフ、ラフィーニャ、コマン、サンチェス


  • Referee

    トビアス・シュティーラー(ハンブルク)


  • Attendance

    42,558人(完売)


  • Goals

    ゴール:1-0ザビッツァー(2分)、1-1レヴァンドフスキ(17分/ PK)、2-1ヴェルナー(29分/ PK)、3-1ポウルセン(47分)、3-2チアゴ(60分)、4-2ヴェルナー(65分)、4-3レヴァンドフスキ(84分)、4-4アラバ(90+1分)、4-5ロッベン(90+5分)


  • Yellow cards

    ケイタ / アロンソ、ビダル、コスタ、ボアテング

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