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ベルリンで2−2

FCバイエルンとヘルタは勝ち点を分け合う

 FCバイエルンはブンデスリーガ上位チーム同士の対戦で、再び貴重な勝点2を取りこぼすこととなった。2点のリードを奪ったにも関わらず、ヘルタ・ベルリンとのアウェイ戦で2−2(1−0)の引き分けという結果に甘んじたのだ。だが勝点を分け合ったにもかかわらず、国際Aマッチ期間を前に勝点14ポイントを獲得し、バイエルンはブンデスリーガ2位へと順位を上げている。

 74,649人の観客が集まった完売のベルリンのオリンピア・シュターディオンでは、マッツ・フンメルス(10分)が早々に暫定監督ウィリー・サニョル率いるFCBへ先制点をもたらした。続いてロベルト・レヴァンドフスキ(49分)がハーフタイム直後に追加点を挙げ、0−2とリードを広げた。だがその後オンドレイ・ドゥダ(51分)とサロモン・カルー(56分)が、たった5分の間に2得点を決め試合をドローへと持ち込んだ。

スターティングメンバー

 パリでの3-0の敗戦からサニョルはスターティングイレブンに4点の変更を加えた。フンメルス、ジェローム・ボアテング、アリエン・ロッベン、フランク・リベリーがニクラス・ズーレ、アルトゥーロ・ビダル、チアゴ、またハメスに代わり先発メンバー入りを果たした。またサニョルは戦術上の変更も敢行し、ハビ・マルティネスをセンターバックの位置から1列上げ、コレンティン・トリッソの隣、ディフェンシブハーフへと配した陣形で臨んだ。

試合経過

 先の公式戦2試合での敗戦を挽回するかのごとく、FCバイエルンは開始から試合の指導権を握る戦いを見せた。リベリー(2分)とフンメルス(4分)はキックオフ直後の絶好機を逃すものの、その後ボアテングからのクロスをフンメルスが頭で合わせ、FCバイエルンが早々に先制点を挙げた(10分)。

 その後もバイエルンは試合を支配したが、ヘルタBSCベルリンの集中したディフェンスワークを前に、相手ゴール前へ攻めあぐねる。一方ヘルタ・ベルリンは前線へ攻め込むことでバイエルンを自陣から引き剥がした。とりわけヴラディミール・ダリダは絶妙なポジションから2度に渡ってシュートを放ち(16分、33分)、危険なFWとして頭角を示した。

 しかし前半終了間際、バイエルンは更に前線へと圧力を加え、その結果マルティネス(31分)、レヴァンドフスキ(35分、44分)、アラバ(37分)がゴールチャンスを掴むも、誰一人として追加点を挙げるまでには至らず、ドイツ王者はこのまま1−0のスコアで前半を終えた。

 ハーフタイム明け早々にレヴァンドフスキ(49分)が見事な追加点を決め、試合を2−0とリードする。しかしヘルタ・ベルリンは反撃に打って出ると、たった5分の間にドゥダ(51分)とカルー(56分)が立て続けの得点を決め試合をドローに持ち込んだ。その直後、バイエルンにとって状況はさらに悪化する。相手選手の関与なくリベリーが左膝を捻り負傷、ピッチを後にしなければならなくなったのだ。同選手に代わりキングスレイ・コマンが交代出場した。

 FCバイエルンは立て続けの不運を消化するのに多少の時間を要したが、後半中盤から再び強力なプレッシャーを掛けベルリンのチームを自陣へと押し込んだ。しかし決定的なチャンスを掴むまでには至らず、ミドルシュートでの試みもゴールネットを揺らすことは叶わなかった。結局前回のベルリンでの試合同様、勝点を分け合う結果に終わっている。

前半ハイライト

2分:ロッベンがチップキックでヘルタPA内へボールを入れるが、リベリーは一歩間に合わずヤーシュタインがこれをキャッチ。
5分:キミッヒが右CKから上げたクロスをフンメルスがヘディングでフィニッシュへ持ち込むが、ボールはジャストミートせず枠外。
10分:ゴール!FK後のヘルタゴール前での混戦からセカンドボールを拾ったボアテングのクロスに、ペナルティスポット上で待っていたフンメルスが頭で合わせバイエルンが先制!0-1!
16分:ヘルタに今試合最初の好機。右サイドを突破したヴェイザーがマイナスのパスを出し、エリア内中央右に走り込んだダリダがフリーでシュートに持ち込むも、ゴール右へ大きく外れる。
16分:ダリダがバイエルンPA内でマルティネスに倒され主審がヘルタにPKを与えるが、VARの介入により同選手のプレーはボールに向かっていたことが確認され判定は覆った。
31分:リベリーのCKにマルティネスがゴール前に飛び込むが、同選手のヘディングシュートは僅かにクロスバーを越える。
33分:右サイドからPA内へカルーが持ち込んだボールをアラバがカット。セカンドボールを拾ったダリダが至近距離からフリーで打ち抜くがウルライヒが好セーブ!
35分:カルーの不用意なバックパスを拾ったレヴァンドフスキが相手ディフェンスの裏へ抜け出し、ヤーシュタインの頭上を越えるループシュート。だがシュタルクがゴールラインを割る寸前にこれをクリア。
44分:ボアテングのロングボールをレヴァンドフスキが頭で落とし、後方から走りこんで来たリベリーがワンタッチで前方へ戻したところをレヴァンドフスキがシュート。だがボールは僅かにポスト右脇を外れる。

後半ハイライト

49分:FCバイエルンに追加点!トリッソがエリア手前中央から放り込んだロビングのパスを、レヴァンドフスキがシュタルクとヘッドで競り合い、こぼれたボールを自ら拾いフリーでフィニッシュ!0-2!
51分:左サイドから中へ切り込んだ原口がバイエルンDFを引きつけ横パス。ファーポストで待っていたフリーのドゥダがこれをきっちりと決め1-2。

56分:PA手前左からプラッテンハルトの放ったFKを受けたレキクが背後のカルーへと流し、同選手が8メートルの距離からゴール。2-2の同点。
59分:再びカルーのチャンス。今度は18メートルのミドルシュートを放つが、これはウルライヒが危なげなくキャッチ。
65分:左サイドを上がったコマンがエリア内のアラバへ横パス。だがこれはエリア内でシュタルクがカット。
78分:コマンがエンドライン際まで上がり、中央へ折り返したロビングボールをヘルタDFがヘッドでクリア。セカンドボールをレヴァンドフスキが中央左から22メートルのミドルシュートへ持ち込むも、ゴールポスト右脇に外れる。

ヘルタBSCベルリン vs.FCバイエルン 2-2(0-1)

  • ヘルタBSCベルリン

    ヤーシュタイン – ヴァイザー、シュタルク、レリク、プラッテンハルト – シェルブレッド、ダリダ(80分ルステンベルガー) – レッキー、ドュダ(75分ラザロ)、原口(87分エスヴァイン) – カルー


    Substitutions

    クラフト、シュトッカー、トルナリガ、ペカーリク


  • FCバイエルン

    ウルライヒ - キミッヒ、ボアテング(79分ズーレ)、フンメルス、アラバ – マルティネス、トリッソ – ロッベン(59分チアゴ)、ミュラー、リベリー(62分コマン) – レヴァンドフスキ


    Substitutions

    シュタルケ、ラフィーニャ、ルディ、ハメス


  • Referee

    ハルム・オスマース(ハノーファー)


  • Attendance

    74,649人(完売)


  • Goals

    0-1 フンメルス(10分)、0-2 レヴァンドフスキ(49分)、1-2ドゥダ(51分)、2-2 カルー(56分)


  • Yellow cards

    - / トリッソ、キミッヒ

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