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準々決勝進出

3−1!FCBがボスポラスの熱戦を制する

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 耳をつんざく大歓声にも怯むことなく、冷静に自らの試合を展開したFCバイエルンがチャンピオンズリーグ準々決勝進出を決めた。ファーストレグで5-0の勝利を収めたドイツ絶対王者は14日(水)の夜、ベシクタシュJKのホームであるイスタンブールで行われたラウンド8のセカンドレグを3-1(1-0)で制した。

 決戦の地となるヴォーダフォン・パークでチアゴ(18分)、ギョクハン・ギョニュルのオウンゴール(46分)、サンドロ・ヴァーグナーがFCBに得点をもたらし、ヴァグナー・ラブがベシクタシュにとり唯一となったゴールを奪い取った。熱戦が繰り広げられたこの夜、唯一の懸念材料となったのは35分に負傷退場を強いられたチアゴの容体だ。

 この勝利によりFCバイエルンはCL史上最多となる17回目のベスト8進出を果たした。4月3〜4日と10〜11日にFCBと対戦するチームは16日(金)に抽選で決定する。

先発メンバー

 これまで大幅なローテーションを行ったユップ・ハインケスだが、今試合では4日前のハンブルガーSV戦から2つのポジションを変更するのみに止まった。ラフィーニャとチアゴがヨスア・キミッヒ(ベンチ)、アリエン・ロッベン(温存)に代わり先発出場を果たしている。

 ベシクタシュJKはチームの中核を成す数多くの選手達がベンチスタート(アティバ・ハッチンソン、タリスカ、ファブリシオ・アゴスト、アドリアーノ、ライアン・バベル)となり、ライン際から試合を見守ることとなった。加えてシェノール・ギュネシュ監督はドマゴイ・ヴィダ(出場停止)、ペペ(負傷)の断念を余儀なくされている。

試合経過

 FCバイエルンはスタジアムを包む熱狂的な雰囲気にも気圧される事なく、芝の上で自らのサッカーを展開、組織的な守備を敷きべシュクタシュのボールロストを狙った。アルトゥーロ・ビダル(2分)とトーマス・ミュラー(10分)が最初の決定機を逃したものの、18分にチアゴがゴール至近距離からネットを揺らしFCBに先制点をもたらした。

 CKから生まれた好機をマッツ・フンメルス(28分)とジェローム・ボアテング(39分)が逸し、惜しくもハーフタイム前の追加点には至らない。試合時間30分を過ぎてからベシクタシュはリカルド・クアレスマを中心に立て続けにシュートを放つが、スヴァン・ウルライヒの守るゴールを割る事は叶わなかった。

 後半開始直後の攻撃で、FCバイエルンは再び歓喜の雄叫びをあげる事となった。46分、ギョニュルがラフィーニャのクロスを誤って自陣ゴールへと押し込み、このCL史上試合再開から最速のオウンゴールでバイエルンが2-0とリードを広げる。だがベシクタシュはその後も攻撃の手を緩める事なく、59分にラブが1点を返す。その数分後にはムスタファ・ペクテメク同点のチャンスを掴むが、ボールはネットを揺らす事なく枠外へと外れている。

 その後FCバイエルンが再び試合を掌握しコントロールを握ったが、両チームゴール前への攻め手を欠いた。これ以上の得点は生まれないかと思われた84分、ヴァーグナーが3-1となるゴールを叩き込んだ。最終的には息を呑むような雰囲気の中、FCバイエルンが順当な準々決勝進出を決めた。

前半ハイライト

2分:アラバがファーポストへ上げたクロスにビダルがヘッドで合わせようと試みるが枠外に外れる。
10分:ゼンギンが手前に弾いたアラバのFKのセカンドボールをミュラーがシュートに持ち込むがクロスバーを越える。
18分:1-0!リベリーとビダルを起点とした組み立てから右サイドを突破したミュラーがゴール前へ入れたクロスをチアゴが5mの距離からゴールへ突き刺した。
28分:アラバのCKを空中戦に競り勝ったフンメルスがヘディングでフィニッシュ。だがポスト外に逸れる。
30分:ベシクタシュにとって今試合最初のシュートを17mの距離からクアレスマが放つが枠外。
32分:再びクアレスマがゴール前で振り向きざまに右足を振り抜くが、ボールはクロスバーを越える。
33分:ゴール18m手前からレンスが打ったシュートはウルライヒが危なげなくキャッチ。
37分:クアレスマのFKはゴールを大きく越える。
39分:ラフィーニャのCKからボアテングがヘディングシュートを放つがクロスバーの上。
44分:ギョニュルがPA内に侵入し自らシュートを放つがフンメルスがブロックでこの危機を逃れる。

後半ハイライト

46分:2-0!ラフィーニャのクロスをギョニュルが飛び出した味方GKの頭上を越える痛恨のオウンゴール。
50分:22mの位置からアラバがFKで直接ゴールを狙うが、ボールはゼンギンの腕の中へ収まる。
59分:2-1!自陣PA内でバイエルンが侵したボールロストから、ラブがウルライヒをかわし至近距離からゴールネットを揺らす。
61分:ペクテメクに同点のチャンス!だがゴール6m手前から同選手が放ったシュートは枠外へ。
70分:ヴァーグナーのFKはゼンギンがキャッチ。
81分:クアレスマが試みたミドルはウルライヒがキャッチ。
84分:3-1!ヴァーグナーがアラバのクロスを胸で押し込み、FCBにダメ押しの追加点!

ベシクタシュJK vs.FCバイエルン 1-3(1-0)

  • ベシクタシュJK

    ゼンギン - ギョニュル、メデル、ユイサル、エルキン - オジャクプ、アルスラン(60分 ハッチンソン ) - クアレスマ、レンス(60分 タリスカ ) - ラブ(75分 バベル )、ペクテメク


    Substitutions

    ファブリシオ、アドリアーノ、、ネグレド、アクソイ


  • FCバイエルン

    ウルライヒ - ラフィーニャ、ボアテング、フンメルス(46分 ズーレ、)、アラバ - マルティネス - ミュラー、ビダル、チアゴ(35分 ハメス)、リベリー - レヴァンドフスキ(68分 ヴァーグナー)


    Substitutions

    シュタルケ、ベルナト、ルディ、キミッヒ


  • Referee

    マイケル・オリバー(イングランド)


  • Attendance

    41,903人 (完売)


  • Goals

    0-1 チアゴ(18分)、0-2 ギョニュル(46分/OG)、1-2 ラブ(59分)、1-3 ヴァーグナー(84分)


  • Yellow cards

    ハッチソン、オジャクプ / フンメルス、ボアテング、ラフィーニャ

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